FIFA国際親善試合 イタリア対スペイン(4/28)
結果は1-1で引き分けた。ユーロカウントダウンとして組まれた代表戦。イタリアのジェノバ、ルイジ=フェラリスが会場。トラパットーニ監督が5年ぶりにロベルト=バッジョを背番号10で代表に復帰させた。37歳になった彼にとってアズーリ引退試合になるという。現在所属しているブレシアからも今期引退するらしい。
試合は親善試合ということもあり本気度は低かったが、お互いに持ち味を発揮した。イタリヤはビエリをワントップとする4-2-3-1、スペインはモリエンテス-ラウールの4-4-1-1。前半、スペインは早いパス回しからゴール前にクロスを入れてたびたびゴールを脅かした。モリエンテスにキレがあった。後半からイタリアのGKがブッフォンからバッジョと同じく5年ぶりに復帰したアンジェロ=ペルツィに交代し、キャプテンマークをつけてバッジョが登場した。後半8分にスペインはヘルアンド=トーレスが代表5試合目で初ゴールを決めた。すかさず3分後にビエリがヘディングシュートで同点とした。41分にバッジョはニッコリと交代した。観客に拍手で見送られながらトラパットーニ監督に一言挨拶してベンチに入った。なかなか良い働きをした。
セリエAを93-94シーズンから観始めて以来ずっとこのファンタジスタを注目してきた。1994年ワールドカップ米国大会の活躍と決勝戦でのPK失敗が忘れられない。
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