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2004.04.01

新聞をヨム日

本を読むように新聞を一面から最終面まで毎日読み続けたことがある。1980年前後の朝日新聞だったと思う。学生で大学の図書館に出かけ3~4時間かけて1か月間ほど毎日読んだ。広告、TV・ラジオ番組表、株価を除く記事のほとんどすべてに目を通した。目的は、新聞を隅々まで読むことによって、世の中の事象についてより深く理解すること。結果は、いろいろな知識は確かに増えたが、目的には全く達しなかった。記事は点でありこれらを読み続けても深い洞察はできない。個々の事実を関連してつなぎ合わせられないので、事象の全体像や背景を理解できない。あくまで読む人の力量に左右されてしまう。この個人差を埋めるために、当時の新聞は特集としてシリーズ化したり、ルポルタージュを充実させて、より真相に近づけるための仕組みを用意していた。
今はどうだろう。近年紙面は増えたが、このような読者に深い洞察を促す紙面を提供しなくなった。その代わりなのだろうか、一般紙でありながらスポーツや芸能の記事を増やしている。スポーツは朝刊での紙面が増え、夕刊でも固定枠で掲載される。芸能記事では最近の”広末涼子、大学休学から退学。出来ちゃった結婚までの話題”は全て朝日新聞で知った。読ませ考えさせることよりも、ますます興味本位の見せることに力を注いでいるように思える。読者のニーズというのだろうか、社会に対する影響力を新聞自ら低下させている。私の新聞購読時間は少ないままだ。
日本新聞協会が4/6を「新聞をヨム日」として3/31からキャンペーンを開始している。若者に利用を勧めたいらしい。

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