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2004.05.30

F1第7戦ヨーロッパGP

コースはニュルブルクリンク。

決勝(5/30)
佐藤琢磨(BARホンダ)が日本人選手最高の予選2番手でフロントローからのスタートになった。1周目は順位を落とし4位となるが、後半には先頭を走るフェラーリの2台との勝負となった。佐藤選手が予定数の3回目となるピットストップを終えてコースに戻ったところ、わずかの差でバリチェロの前に出ることが出来ず3位のポジションだった。2位のバリチェロを第一コーナーでインから抜こうとしたところ、接触してフロントウィングを破損させて、修理のため4回目のピットインを行い5位で復帰したが、直後に前回のモナコGP同様にエンジントラブルでリタイヤした。14年ぶりとなる日本人選手の表彰台が遠ざかった。残念だ。
レースは1位シューマッハ(フェラーリ)、2位バリチェロ(フェラーリ)、3位ジェンソン=バトン(BARホンダ)。

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2004.05.29

『至福のとき』

チャン=イーモウ監督。2001年中国。ヒューマンドラマ映画。出演、チャオ=ベンシャン、ドン=ジエ、フー=ピアオ。『紅いコーリャン』モー=イェン原作を映画化。『HERO』監督の過去の作品を初めて観ました。良いですね。やはりレベルの高い作品です。前向きに生きていかなければならない人間としての原点をあらためて教えてくれます。日本における近代と過去が微妙に共存する中国の日常が生き生きと描かれています。中国でもアイスクリームはハーゲンダッツなのですね。(お薦め度★★★★)

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2004.05.28

『ボイス』

アン=ビョンギ監督。2002年韓国。PG-12指定、ホラー映画。出演、ハ=ジウォン、キム=ユミ、チェ=ウジェ。ビクッとさせられる場面が多い。Jホラーと比べて遜色ない。ただし、前半がわかりにくく、終盤説明しすぎで統一感に欠ける。また、ヒロインが度胸ありすぎて、男でも尻込みする事態に積極的に関わる姿勢は違和感を覚えた。それとも元々韓国女性は強いだろうか?とはいえ韓国女優さんはきれいな人が多い。(お薦め度★★)

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2004.05.24

m-flo『EXPO EXPO』

4日前の木曜日深夜(金曜日早朝)にm-flo(エムフロウ)が聞きたくなって、今更ながらにamazonでCDを購入した。このグループについてはほとんど知らない。曲名も全くわからないので、何を購入すべきか判断がつかなかった。そこでm-floのオフィシャルサイトを確認した。メニューの中にお気に入りの曲人気投票結果が発表されており、1番目の曲が「come again」であることを知った。この曲が最初に収録されたアルバムが『EXPO EXPO』(2001/3/28)なので、買って損をしないだろうと判断した。ビンゴ。まさに聞きたいと思っていた曲だった。3年前になるが新鮮に聞こえる。メロディラインがしっかりとしたメジャーなヒップホップはなかなか良い。
結構あてずっぽうだったが、インターネットから文字情報だけを頼りに短期間にお目当ての曲を手に入れることができた。

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2004.05.23

F1第6戦モナコGP

予選(5/22)
ヤルノ=トゥルーリ(ルノー)が自身初のポールポジション獲得。2番手がジェンソン=バトン(B.A.Rホンダ)。シューマッハは2列目4番手。佐藤琢磨は3列目7番手。過去モナコで日本人選手の予選最高位(中島悟、片山右京の記録11位を抜く)。

決勝(5/23)
ヤルノ=トゥルーリ(ルノー)がポール ツウ フィニッシュ。2位ジェンソン=バトン(B.A.Rホンダ)、3位バリチェロ(フェラーリ)。
とにかく荒れたレースになった。3つの大きなアクシデントが発生。
1)フォーメーションラップ後のスタート直前で1台のマシントラブルが発生し、再度フォーメーションラップ後にスタート。
2)佐藤琢磨(B.A.Rホンダ)が3周でエンジンから白煙を出してリタイヤ。その白煙で後続車の接触事故が発生。
3)レース終盤、2位を走行中のアロンソ(ルノー)がトンネル内でガードレールに衝突し、ペースカーが導入される。ペースカーのすぐ後ろで1位で走っていたシューマッハ(フェラーリ)が同じトンネル内で後続のモントーヤに追突されて、リタイヤ。これによって開幕6連勝は消えた。

特筆すべきは、スタートで7番手の佐藤琢磨が4位に躍り出たことだ。中央から一気にジャンプアップ。なんとシューマッハを抜いての快挙だった。本当に世界と対等に渡り合える日本人選手の出現をまのあたりにした。

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ブルーウェーブ対ロッテ

2年ぶりの野球観戦。千葉マリンスタジアムのロッテホーム試合としては3年ぶりで、バレンタイン監督が率いたチームは初めて。ジョニーこと背番号54、黒木知宏が先発。生で見たところ球に勢いがあり復調している印象を受けた。あとは勝ち星だけだ。1塁側外野席スタンドはほぼ満員で黒木投手に勝って欲しいという温かい応援を続けている。ロッテファンは誰もが待ち望んでいる白星だ。4回裏ロッテの攻撃、1、3塁で浜名がタイムリーを放ち1点先取。5回表も黒木は好投を見せた。勝ち投手の権利を取ったのを見定めて球場を後にした。台風2号が前々日に通過したにもかからず、週末は雨模様で肌寒く野球観戦に向かないため早目に切り上げた。1塁側から応援していたのでベンチの中を見ることができず、バレンタイン監督を見られなかった。自宅に戻って千葉ロッテマリーンズのホームページで結果を確認。1対3でロッテの勝利。しかし、惜しい。黒木投手は6回途中で降板し、その後追いつかれたため勝利投手になれなかった。次に期待したい。頑張れ、ジョニー。

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2004.05.19

『ロスト・イン・トランスレーション』

監督・脚本、ソフィア=コッポラ。2003年米。恋愛映画。出演、ビル=マーレイ、スカーレット=ヨハンソン。第76回アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したことと、東京が舞台ということで関心があった。また、書籍『東京のホテル』でパークハイアット東京での映画撮影が紹介されていたのでさらに興味が沸いた。予告や紹介記事で想像していたものとは、良い意味で大きく違っていた。異国での同郷同士の淡くはかないふれあいが描かれている秀作だ。ラストは涙腺が緩んだ。人はそれぞれに様々なしがらみの中で生きていかざるをえない。それを背景にする人間関係は更に複雑だ。猥雑で混沌とした複雑な東京の街で二人がつながっていく描写が繊細で抒情的であることに感心させられた。実にこの監督は、日本の文化に敬意をはらっていろいろな場所を異邦人からの視点で興味深く映し出している。物語が良い。脚本賞受賞は納得できる。実力のある映画監督だと思う。[錦糸町シネマ8楽天地](お薦め度★★★)

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2004.05.18

こだわりの日用品

身体を洗うものには、こだわっている。きっかけは『買ってはいけない』(1999年、週刊金曜日発行)を読んだことによる。世の中に氾濫している化学物質の数々、とくに洗剤において合成界面活性剤が入った合成洗剤が環境破壊を招いており、直接的にも身体に悪影響があるらしいので、5年前から全て切り替えた。

日常で使っている商品は次の通り。
1)石鹸   :化粧石けん シャボン玉浴用 100g
2)ヘヤケア :ナチュロンシャンプーナチュロンリンス
3)歯磨き粉 :パックス石けんハミガキ

1)のシャボン玉石けんは、純石けん分99%の無添加石けんで誤って子供たちの口に入っても安心。
2)の石けんシャンプーは、夏場子供たちのオデコに前髪がかかってなかなか汗疹が治らない経験があり、合成洗剤のシャンプーでいくら清潔にしても効果があらわれなかったが、この石けんシャンプーにした途端に改善してしまった。
3)歯磨き粉は、従来の歯磨き粉では歯磨きをした後に味覚が麻痺して一定時間を過ぎないと回復しない。どのような原因かわからないがなんとなく納得してきた。しかし、石けん歯磨き粉では味覚の麻痺は起こらない(不思議だ)。

以上のように実体験を通じて得た安心感に勝るものはなく、また、環境にも良いらしいことも実感できるので、地球に対して環境破壊という大迷惑を少しでも抑えているようで嬉しい。
唯一難点をあげるとすると、売り場が少なく購入しにくいところだ。

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2004.05.16

『JSA』

パク=チャヌク監督。2000年韓国。ヒューマンサスペンス映画。出演、イ=ヨンエ、イ=ビョンホン、ソン=ガンホ。原題『共同警備区域JSA』。北緯38度線上の板門店共同警備区域(Joint Security Area)内で北朝鮮兵士の殺人事件が発生する。その事件を調査することによって予想外の真相が...。歴史的な重みと痛みを感じさせる。(お薦め度★★★)

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『アウトライブ』

キム=ヨンジュン監督。2000年韓国。出演、シン=ヒョンジュン、キム=ヒソン、チョン=ジニョン。キム=ヘリン原作人気マンガ『飛天舞』を映画化。PG-12指定。14世紀中国の元朝末期の時代劇、カンフー映画に近いチャンバラアクション&純愛ドラマで描かれている。話の展開が早過ぎて、敵味方について後半にならないと把握できない。物語としては説得力はあるがあまりに説明不足で、ラストがこうなるとは意外だ。(お薦め度★★)

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2004.05.15

『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』

原恵一監督。1997年日本。人気アニメ劇場版第5弾。スパイアクション&古代ロマンで展開される。監督が今回から代わって作品としてはTVアニメを複合的に組合せた味付けになってテーマ性が弱い。脚本が整理されていない印象を受けた。この回から野原家にひまわりが登場し、原作者の臼井儀人(うすい=よしと)も出演する。(お薦め度★)

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2004.05.13

『ブランドビジネス』

ブランドビジネス
三田村 蕗子
平凡社 (2004.4)
通常2~3日以内に発送します。

三田村蕗子(みたむら=ふきこ)著。『ブランドビジネス』(平凡社新書)。
ルイ・ヴィトンを中心に、一般的に連想されるブランドについてわかりやすく述べられている。日本人が手っ取り早く他者にアピールして、帰属意識を高めることにより自己実現できるものがバックや時計に代表されるブランドであるらしい。ただし、他者が知らない宝飾品の購買欲は激減する現象があり、日本社会において商品価値を見る眼が養われているとは決して言えない。いまだモノを理解することについては幼年期にあるのかもしれない。
この本は、ブランド品をほとんど持っていない私にとっても興味深い現代文化論として楽しく読めた。

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2004.05.09

F1第5戦スペインGP

スペイン(バルセロナ)、カタロニアサーキット。

予選(5/8)
歴史的快挙です。佐藤琢磨選手、予選3番手。おしくもフロントローを逃しました。予選途中で暫定1位、その後シューマッハとモントーヤにぬかれましたが、素晴らしいの一言です。予選後の上位3人へのインタビューでは、シューマッハの右隣で堂々たる英語での回答をしていました。続いて日本語によるコメントもあり感激しました。明日の決勝はスタートに注目します。

決勝(5/9)
残念、佐藤選手は5位。スタートで二列目4番手のヤルノ=トゥルーリ(ルノー)が一気に1位に躍り出ました。シューマッハは2位、佐藤はファン=パブロ=モントーヤ(ウィリアムズBMW)を抜いて3位。その後のピットストップの駆け引きにより、フェラーリがワン、ツー体制に持ち込み、ルノーの2台がそれに続きました。佐藤は5番手をキープしたまま上位陣の動きは無くレースが終わりました。これでシューマッハの開幕5連勝。ナイジェル=マンセルが持つ1992年の記録に並びました。

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『TAXi』

リュック=ベッソン製作。ジェラール=ピレス監督。1997年フランス。痛快カーアクション映画。出演、サミー=ナセリ、フレデリック=ディーファンタル。プジョー対ベンツ、フランス対ドイツの対決がわかりやすく、楽しめます。(お薦め度★★★)

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『あずみ』

北村龍平監督。2003年日本。小山ゆう原作マンガの実写版、時代劇映画。PG-12指定。主演、上戸彩。映像表現があまりに残酷過ぎます。このような演出をする必要があったのでしょうか。(お薦め度★)

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2004.05.08

『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』

本郷みつる監督。1996年日本。アニメ映画。劇場版第四弾はファンタジー活劇でしんちゃんの魅力が爆発です。大人が見ても十分見ごたえがあります。敵役もいいし、しんちゃんらしさが発揮されています。(お薦め度★★★)

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2004.05.05

『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』

本郷みつる監督。1995年日本。原作、臼井儀人(うすい=よしと)。アニメ映画。SF&時代劇でしんちゃんワールドへ一気に引っ張り込みますが、悪役・雲黒斎のキャラクターが弱いため、しんちゃんらしさが発揮されないようです。(お薦め度★★)

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『WATARIDORI』

監督、ジャック=クルーゾ、ミッシェル=デバ。2001年フランス。ドキュメンタリー映画。飛行する鳥たちと同じ視線で一緒に撮影するシーンは気持ちが良く、感動的です。渡り鳥たちは毎年なぜ数千キロを旅し、約束の地を目指すのでしょうか。空撮だけでなく、衛星撮(衛星からの撮影)があり、鳥瞰的なものからさらに天空の宇宙からの視点で撮影され神々しい気分を味わいました。(お薦め度★★)

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2004.05.04

演劇『飛龍伝』

作・演出、つかこうへい。「つかこうへいダブルス2003」として青山劇場で上演(2003年12月3日のステージをWOWOWが放映)。出演、広末涼子、筧利夫、春田純一。ほとばしる熱気が画面から伝わってきました。2時間半にも及ぶ長時間ですが、全力疾走で駆け抜ける炸裂するステージです。セリフの速射砲が壺に入りました。(お薦め度★★★★★)

≪つか作品の観劇歴≫
つかこうへいの演劇は、過去4回観劇しています。1981年に新宿・紀伊国屋ホールで『熱海殺人事件』を大学の友人と観に行ったのが最初でした。出演は、風間杜夫、平田満、加藤健一、角替和枝。犯人役の加藤健一が私たちの隣座席からスポットライトを浴びて舞台に上がっていったシーンを覚えています。その次が、1990年に銀座・セゾン劇場で富田靖子、筧利夫が出演した『飛龍伝』です。妻と2人で観に行ったのですが、舞台そのものの記憶がほとんどありません。3回目は1993年に両国・シアターX(かい)で、女伝兵衛役の鈴木聖子、山崎銀之丞の『熱海殺人事件-妹よ』。私の座席の前々列に女優の范文雀をお見かけしました。4回目は1994年に同じくシアターXで阿部寛、山崎銀之丞の『熱海殺人事件-モンテカルロ・イリュージョン』です。阿部寛を役者として評価した舞台でした。
つかこうへいのキャスティングは、時代性があり話題を集め、出演する俳優の魅力を引き出します。特に彼の素晴らしいところは、大衆に近い立場で良質のエンターテインメントを提供し続けていることでしょう。常に入場料は安く設定されていたように記憶しています。偉大な人物です。

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『マイノリティ・リポート』

スティーブン=スピルバーグ監督。2002年米。SFサスペンス映画。出演、トム=クルーズ、コリン=ファレル。SFアイデアテンコ盛りの内容です。ともかく登場する製品が素晴らしく、近未来的にデザインされています。(お薦め度★★★)

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2004.05.03

『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』

本郷みつる監督。1994年日本。アニメ映画。冒険活劇で最後の最後まで展開が読めません。不思議と物語に引き込まれます。(お薦め度★★)

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『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』

本郷みつる監督。1993年日本。アニメ映画。劇場版第一弾。SFタッチのいまいち緊迫感の無いしんちゃんの奮闘が楽しめます。(お薦め度★★)

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2004.05.02

『猟奇的な彼女』

クァク=ジェヨン監督。2001年韓国。ラブコメディ映画。出演、チョン=ジヒョン、チャ=テヒョン。監督にとって『ラブストーリー』の前作になります。『ラブストーリー』とは違う次元の純愛物語で、今までにない新しいヒロイン像です。主演のチョン=ジヒョンは魅力的で若手ながらすでに大女優の風格があります。
いまや映画やTVドラマ、音楽、ファッションが韓国から数多く発信されています。韓国文化がアジア各国に輸出され、中国では”韓流(はんりゅう)”と呼ばれています。韓国で成功することがアジアでの成功を約束しているといって過言ではありません。エンターテインメントは韓国を中心に回り始めたようです。(お薦め度★★★)

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2004.05.01

韓国TVドラマ『夏の香り』

ユン=ソクホ監督。2003年韓国TVドラマ。「夏の香り」は監督にとって、「秋の童話」「冬のソナタ」に続く”四季”シリーズの3作目。出演、ソン=スンホン、ソン=イェジン。WOWOWで今日から2話ずつ毎週放映されます。『ラブストーリー』のソン=イェジンが主演するので期待していました。本当に素敵な女優さんです。観ていて飽きません。ドラマのほうは、暖かく優しい気持ちにしてくれます。(お薦め度★★★)

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『おしゃれ泥棒』

ウィリアム=ワイラー監督。1966年米。コメディ映画。出演、オードリー=ヘップバーン、ピーター=オトゥール。オードリーのシーンごとに変わるジバンシーファッションが見物です。登場する自動車(車種がわかりません)もかっこよく、華麗で贅沢な映画です。(お薦め度★★) ≪想い出≫ この映画は日本でのロードショー公開当時(おそらく1968年)、父親に連れられて弟と3人で観ています。3歳下の弟が小学1年だったと記憶しています。千葉の京成ローザでした。すでに上映が始まっており途中から席に着きました。字幕だったのでほとんど内容は理解できなかったのですが、しばらくして同じ場面が繰り返されたので不思議だと感じ、弟と相談し父を起こし帰りました。単に次の上映が始まって連続して観ていただけのことでしたが、当時の兄弟には理解できませんでした。いつもの通り父は映画が始まると寝ていました。仕事の疲れを癒ししかも家族サービスできる場所が映画館だったようです。それにしても小学生の息子たちにヘップバーンの映画とは恐れ入ります。

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