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2004.06.21

F1第9戦アメリカGP

インディアナポリス・モータースピードウェイ。

決勝(6/20)
予選の結果、フロントローはバリチェロ、シューマッハのフェラーリ、2列目は佐藤琢磨、ジェンソン=バトンのBARホンダ。
フォーメーションラップがまさに始まろうとした時に、モントーヤがいきなりマシンを乗り捨て、ピットにあるスペヤーカーに走った。前代未聞、そしてこんなにカッコ悪いことはない。レースが荒れる予感。案の定、スタート直後に波乱の幕開けとなった。2位スタートのシューマッハがいきなり佐藤琢磨にマシンを寄せてスペースを閉じた。行き場を失った一瞬に9位スタートのアロンソ(ルノー)が佐藤の前に入って第一コーナーへ。その後にコーナーで4台が接触し、黄旗となりいきなりセーフティーカーが入る。レース再開後、3位走行のアロンソがタイヤバーストで自滅。その後ラルフ=シューマッハが単独で壁に激突して再びセーフティカーが入った。ラルフが搬送されるまでにかなり時間がかかった。
序盤の荒れに荒れたレースはフェラーリのワンツーフィニッシュとなり、待望の佐藤琢磨が3位表彰台に入った。3連続リタイヤを払拭する結果を残した。名実ともに世界に並ぶ歴史的瞬間が訪れた。鈴木亜久里の1990年鈴鹿表彰台から14年目の快挙となった。おめでとう佐藤琢磨選手。そして日本人によるHONDA復活、待ってました。


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