ウィンブルドン2004女子シングルス決勝 セレナ=ウィリアムズ(米)対マリア=シャラポワ(露)
1-6、4-6でマリア=シャラポワが優勝。
セレナ=ウィリアムズの3連覇を阻止し、17歳2ヵ月で優勝を飾った。ルックスの良さで注目していたが、まさかこれほどの実力だとは思ってもみなかった。サーブとストロークは超一流だ。セレナとのラリーでも力負けしないタフな面を見せて、積極的に責め続けた。その結果がストレート勝ちだ。たいした度胸だ。
その反面、優勝が決まって感激のあまりプレートを受ける前に、観客席にいる父親のところまで行って抱擁したり、コート上に戻ってから携帯電話を投げ入れてもらって母親に喜びを伝えようとしたり(結果、かからなかった)、茶目っ気たっぷりの歳相応の少女らしいところもある。このギャップの差が面白く、解説の伊達公子さんも好意的にコメントしていた。今後アイドルとしてもブレイク間違いないだろう。
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