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2004.07.31

『スパイダーマン2』

サム=ライミ監督。2004年米。原題『Spider-Man 2』。アメコミ映画シリーズ第2弾。出演、トミー=マグワイア、キルスティン=ダンスト、ジェームズ=フランコ。前作『スパイダーマン』を超える出来上がり。この作品は以前erabu HPで予告したとおり劇場で鑑賞した。スケールが大きく素晴らしい。しかも深い物語で主人公の正義の味方としての苦悩を描き切っている。彼自身が悩んだ末に決断したシーンで流れる挿入歌「雨にぬれても」(※)にグッときた。摩天楼を舞うシーンは爽快で、ドック・オクとの息詰まる格闘シーンは圧巻で痛々しくせつなかった。すでに公開前から第3弾が2007年全米公開で製作決定している。この展開ならば当然だろう。しかし、この作品がある意味での完成形でこれ以上は望めないだろう。これ以降のシリーズは静観したい。(お薦め度★★★★★) ※「雨にぬれても」『明日に向かって撃て!』(1969米)の主題歌。ジョージ=ロイ=ヒル監督。出演、ロバート=レッドフォード、ポール=ニューマン、キャサリン=ロス。ラストが忘れられない名作映画。

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2004.07.30

『永遠の片想い』

イ=ハン監督・脚本。2003年韓国。原題『Lovers concerto』。純愛映画。出演、チャ=テヒョン、イ=ウンジュ、ソン=イェジン、ムン=グニョン。『猟奇的な彼女』、『ブラザーフッド』、『ラブストーリー』、『箪笥』のそれぞれの主演俳優が集まった豪華なキャスティング。韓国で今最も旬な若手スターたちの競演で期待が高まりました。日本人にとって苦い思い出のW杯フランス大会アジア地区最終予選の日韓戦(※)が登場したり、『イル・ポスティーノ』を映画館で観るシーンがあったりで、背景描写は絶妙です。しかし、時間経過を含め全体構成に無理があり、主人公たちの行動で”こうはしないだろう”と思える場面が多く、これだけの役者を揃えていながら残念なつくりになっています。[シネ・リーブル池袋](お薦め度★★)

※:W杯フランス大会アジア地区最終予選の日韓戦(1997/9/28)
加茂周監督率いる日本代表が1-2で負けた当時本当にがっかりした試合。引き分け狙いの消極策が裏目に出たもので、韓国チームの気合に改めて驚かされました。この試合が加茂監督更迭の引き金になりました。

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2004.07.27

「素敵」についての疑問

なぜ「すてき」が「素敵」なのだろうか?だいぶ前から疑問だった。
広辞苑 第二版補訂版(手元にある昔の版)を調べると次の通り。

   す-てき【素敵】(「素敵は当て字」)
    ①ことにすぐれたさま。最もぬきんでたさま。
    ②大層多いさま。ぎょうさんなさま。

当て字とあるので、深く追求すべきものではないのかもしれない。しかし、気になる。「素」という漢字は、熟語で後に使われる場合には「元素」「酸素」「水素」などのように化学での最小単位として用いられる。熟語で前に来る場合、「素顔」「素肌」「素手」などのように後ろの漢字をよりそのままの状態を表す。すなわち、基本状態をより正確に表すことに使用される。

とするならば、「素敵」の場合、敵をより正確に表したとすると逆の意味になるだろう。ひどいさま。どうしようもない状態。しかし、そうなっていない。なぜすぐれたさまを表すことになるのだろうか?敵とはすぐれた存在ということを表現しているのか。全く意味なく当て字にしたとは思えない。「素適」であれば別に疑問に思わなかっただろう。「素的」でもそれほど違和感はない。

理由を知っている方がいれば是非教えていただきたい。

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2004.07.26

『ブラックジャックによろしく9』

佐藤秀峰(さとう=しゅうほう)作『ブラックジャックによろしく9』(講談社発行)。
がん医療編が完了して、精神科編に入りました。がん医療編が物語として中途半端な印象がありましたので、さらに難しいテーマでどのようにまとめるのか興味があります。

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2004.07.25

F1第12戦ドイツGP

ホッケンハイム・リンク

7/25決勝
スターティンググリッド、フロントローはシューマッハ(フェラーリ)とモントーヤ(ウィリアムズBMW)。2列目はライコネン、クルサードのマクラーレンMercedes勢。3列目はアロンソ、トゥルーリのルノー勢。4列目にバリチェロ(フェラーリ)、佐藤琢磨(BARホンダ)。バトンは初日のエンジン交換で“10グリッド降格”のため予選3位ながら13番手。

スタートランプ点灯時に、オリビエ=パニス(トヨタ)のエンジンストールで再スタート。波乱が予想される。スタート直後、シューマッハが抜け出す。2番手にライコネンがつける。モントーヤは出遅れて順位を一気に下げる。バリチェロは追突してフロントウィングが脱落して、1周目でピットイン。レース序盤13周目にライコネンのリヤウィングが走行中に千切れてマシンコントロールを失いコースアウト。これでシューマッハの独走を許してしまう。この時バトンはイエローフラッグが出ると直ぐにピットインして良いタイミングでコースに戻る。レース中盤からBARホンダ勢が良い走りを見せる。佐藤琢磨は6番目のトゥルーリをパスして順位をあげた。バトンは2位を走行しているアロンソを積極的に攻める。このドッグファイトは見応えがあった。ピットインの時間を短くしてコースに戻りアロンソの前に出ようとするものの、前に出られずコース上での駆け引きとなる。終盤にバトンが競り勝ち2位となる。佐藤はスピンするなどミスが出て、8位に順位を落としてレースを終了した。結果は次の通り。

シューマッハ(フェラーリ)の優勝。2位バトン(BARホンダ)、3位アロンソ(ルノー)。

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写真集アイルトン=セナ

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監修、アイルトン・セナ財団『AYRTON SENNA The First Decade』(小学館発行)。
初めてスポーツ選手の写真集を購入しました。亡くなってから10年が経ちました。

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『CUBE2』

アンジェイ=セクラ監督。2002年カナダ。原題『HYPERCUBE:CUBE 2』。SFサスペンス映画。出演、ケリー=マチェット、ジェラント=ウィン=デービィス。前作『CUBE』(1997)は低予算ながら独創的なアイデアでヒットしました。この第2弾はヴィンチェンゾ=ナタリ監督から交代しています。前作以上にアイデアが盛り込まれていますが、その分映画が描く世界観が狭められました。(お薦め度★★)

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『ブレイド2』

ギレルモ=デル=トロ監督。2002年米。原題『BLADE Ⅱ』。SFホラーアクション映画シリーズ第2弾。出演、ウェズリー=スナイプス、クリス=クリストファーソン。1作目は観ていません。バンパイアが主人公のブレイドに退治されて、直ぐに燃え尽きて死滅するシーンが新しいアイデアです。醜いモンスターがその場できれいに灰になるのはすっきりします。登場する戦士のコスチュームが日本の武士を連想させます。ブレイドの隠れ家にあるTVにアニメのパワー・パフ・ガールズが何度も映し出されます。何か意図があるのでしょうか。(お薦め度★★)

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2004.07.24

『初恋のきた道』

チャン=イーモウ監督。2000年米・中。原題『我的父親母親』。ヒューマンドラマ映画。出演、チャン=ツィイー(母)、チョン=ハオ(父)、スン=ホンレイ(息子)、チャオ=ユエリン(老母)。第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。この作品の持つ間に思いやり溢れた情愛が共鳴します。泣かされるのではなく、泣きます。舞台となる中国の景色は日本の原風景にも重なります。自然溢れる山村が舞台で表現豊かな映像美が冴え渡ります。チャン=ツィイーの防寒用上着を着たコロコロした可愛さがたまりません。やさしい人々とのつながりにグッときます。(お薦め度★★★★)

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2004.07.21

『クローサー』

コリー=ユン監督。2002年香港・米。原題『夕陽天使/SO CLOSE』。スタイリッシュ・スパイ・アクション映画。出演、スー=チー、ヴィッキー=チャオ、カレン=モク、ソン=スンホン、倉田保昭。香港版チャーリーズ・エンジェルとも言われているようです。キャステングは絶妙です。台湾出身のスー=チー、香港女優で歌手の才女・カレン=モク、中国アイドルのヴィッキー=チャオ、韓国スターのソン=スンホン、日本アクションスターの倉田保昭のアジアンスター勢揃いの顔ぶれはそれだけで楽します。ただし、ほとんど吹き替えです。生の声を出している人はカレン=モクだけでしょうか。若干違和感を感じました。それにしても、脚本ならびに演出が...。(お薦め度★)

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2004.07.18

『ブラザーフッド』

カン=ジェギュ監督。2004年韓国。戦争映画。出演、チャン=ドンゴン、ウォンビン、イ=ウンジュ。韓国観客動員新記録で1300万人というメガヒット作。1950年の朝鮮戦争を題材にしていますが、世界市場に通じるテーマを持っており、他国の人間にも十分に伝わる物語になっています。ハリウッド映画に並んだと言えるでしょう。監督の前作『シュリ』は何となくハリウッド映画の二番煎じに感じていたので、観ようかどうか躊躇しました。しかし、観て本当に良かったと感じます。韓国映画の頂点に躍り出た秀作です。(お薦め度★★★★)

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『シュレック2<日本語吹替え版>』

製作総指揮、ジェフリー・カッツェンバーグ。監督、アンドリュー=アダムソン・ケリー=アズベリー・コンラッド=バーノン。
原題『Shrek2』。2004年米。ファンタジーアニメ映画。よく出来たストーリーで、軽快に物語が進みます。新しいキャラクターも違和感無く、よく練られていると感じます。(お薦め度★★★)

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2004.07.17

地球儀3-D球体パズル

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銀座・伊東屋で購入しました。やのまんの商品です。最小の240ピースを選びました。娘と夏休みに完成させようと考えてます。

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DVD『ラブストーリー』

ラブストーリー』。これほど再会を待っていた映画はありません。今年2月から5ヵ月強ですが待ち焦がれました。もう一度映画館で観ようとも思いましたが、いつも手元に置いておきたい作品なのでDVD化されるまで我慢しました。

 

初回生産限定でメロディー付(光センサーオルゴール)です。ケースを開けると本編に挿入されているパッヘルベルの「カノン ニ長調」が流れます。ちょっと過剰サービスで、開けるたびにその都度鳴らないように操作しています。

 

Disc1本編は昨晩観ました。今朝Disc2映像特典を鑑賞しました。メイキングビデオは興味が沸かないのですが、韓国映画は日本では情報不足のため観ました。驚いたことにクァク=ジェヨン監督自らがこのDVD製作にかかわっていました。監督いわく『ラブストーリー』はほぼ満足でき、「愛している」作品とのことです。よっぽど気に入った作品なんだと思います。役者さんのインタビューもこのパッケージのために新たに収録されていました。ただし、少々気合が入り過ぎています。必要だと思えない未公開シーンやNG集が収録されており、観ないほうが幸せでした。くれぐれもメイキングビデオには注意しましょう>俺。

 

ところで、昨年(2003年10月)にプロモーションでソン=イェジンが来日した映像がありました。インタビューで目標とする女優は?という質問に対して、「目標とする人はいない。自分との闘いだ」と回答しています。22歳の若さにもかかわらず堂々としていて大人です。しかも役柄と違って本人は相当強い女性です(泣)。

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2004.07.15

erabu2004年上半期映画ベスト5

1位 『ブレイブハート』1995米
2位 『トランスポーター』2002仏・米
3位 『ラブストーリー』2003韓国
4位 『仄暗い水の底から』2002邦画
5位 『ウェルカム!ヘヴン』2001西(スペイン)・仏・伊

【2004年1月1日~6月末に観た映画の順位】

・製作国別には、米2、仏2、西1、伊1、韓国1、日本1。欧州→米国→アジア→日本。
・アジア映画の時代だと言うわりに欧州映画に惹かれていました。特にいままで面白いと感じたことがほとんど無かった仏ものが気になる存在になっています。

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2004.07.14

『人格障害の時代』

人格障害の時代
岡田 尊司
平凡社 (2004.6)
通常2~3日以内に発送します。

精神科医・岡田尊司(おかだ=たかし)著。『人格障害の時代』(平凡社新書)。
どうして不可解な犯罪や人間性を無くした事件がおきるのか疑問だらけの毎日だ。これらの背景には人格障害があるらしい。この病んでいる社会現象を人格障害の視点から見事に解き明かしてくれる。人格障害の患者が増える背景と、それを増長させる資本主義とそれを支える現代の精神構造、日本社会の全ての問題点を洗い出す。さらに、今後どうすればいいかも示してくれている。社会に対して不安を感じている人にとって必読の書だ。

人格障害の定義は米国精神医学会編『DSM-Ⅳ 精神疾患の分類と診断の手引き』によると、”人格障害は日常生活や社会生活に支障をきたすほどに、「著しく偏った、内的体験および行動」を持続的に示す状態とされる”。人格障害は次の通り3グループ、10タイプに分類される。

◎人格障害のタイプ
【A群人格障害】
1)妄想性人格障害
2)統合失調質人格障害
3)統合失調症型人格障害

【B群人格障害】
4)境界性人格障害
5)反社会性人格障害
6)自己愛性人格障害
7)演技性人格障害

【C群人格障害】
8)回避性人格障害
9)強迫性人格障害
10)依存性人格障害

このように多くの種類がある。困った人や変な人が増えているのは間違いない事実なのだ。ただし、決して他人事ではない。何かしらのタイプを誰もが抱えているのだ。自らの問題として解決する努力が必要だと理解させてくれる。特に未来のある子供たちのために、取り返しがつかなくなるまえに出来るところから行動しなければならないと強く思った。

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2004.07.13

”韓流”奔る~韓国映画ビジネスの奇跡~(日経スペシャル ガイアの夜明け7/13)

≪番組の主な内容≫

韓国映画を支えている中心の世代は「386(さん はち ろく)世代」と呼ばれている。現在30代で80年代に学生を送った1960年代生まれ。軍事政権時代に学生運動を経験し、卒業時は就職難だった人々。

それまでの韓国映画界は、財閥系映画会社に牛耳られており、財閥系メーカーのビデオデッキを売るためにレンタル用の粗悪な映画の乱造により、映画離れを引き起こしていた。1997年にアジア通貨危機が起こり、IMF(国際通貨基金)が緊急融資をする代わりに財閥企業に対して不採算事業の切り離しを要求し、財閥が映画から撤退。それに代わって386世代の独立系映画会社が台頭する。1999年に米国が貿易自由化をたてにスクリーンクォータ制度(※)の撤廃を要求。これに映画人が立ち上がり、ソウルでは200人の抗議デモが起こった。この動きに押されて韓国政府は米国の要求をはね返した。
韓国政府は映画の保護・育成で年間100億円を映画産業支援に行っており、製作される4割が国の支援を受けている。また、人材育成のための教育機関「韓国映画アカデミー」を立ち上げており、年間1億3000万円を負担。講師は一線で働く386世代。このアカデミーから『殺人の追憶』のポン=ジュノ監督、『4人の食卓』のイ=スヨン監督、『スキャンダル』のイ=ジェヨン監督を輩出している。映画は国を支える産業として韓国政府は支援を行っており効果をあげている。

※)映画館は年間上映日数の3/5以上韓国映画を上映しなければならない。

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2004.07.11

F1第11戦イギリスGP

イギリス、シルバーストーン・サーキット。

決勝(7/11)
スターティンググリッド順位、ライコネン(マクラーレン・メルセデス)、バリチェロ(フェラーリ)、バトン(BARホンダ)、シューマッハ(フェラーリ)。佐藤琢磨は8番手4列目。
ポールポジションのライコネン(マクラーレン・メルセデス)がスタートダッシュに成功するが、ライコネン1回目のピットストップの間にシューマッハ(フェラーリ)がファステストを連発して差を広げ、シューマッハが1回目ピットストップして戻ったときには順位が逆転していた。彼のマシンは燃料を多めにつんで、ピットストップ2回作戦のため、3回のライコネンの前に出ることができれば勝てることになり、いつも通りの常勝パターンを実践した。40周目でトゥルーリ(ルノー)がコントロールを失って壁に激突して大破する事故により、セーフティカーが入った。シューマッハ、ライコネン、バリチェロの順になり、レース再開後もこのままでフィニッシュした。シューマッハは11戦して10勝目。相変わらず強すぎる。面白くない。
さて、佐藤琢磨はファーストラップこそ7位と健闘したものの、徐々に順位を下げ中盤での元気の無い走りとなった。結果は11位。同じチームのバトンが4位と上位であり差がある。前回から後半戦に突入しているが、苦しい展開。

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『the EYE【アイ】』

監督、オキサイド=パン、ダニー=パン(双子の兄弟)。原題『THE EYE(見鬼)』。2002年香港。サスペンスホラー映画。出演、アンジェリカ=リー、ローレンス=チョウ。涙した邦画『仄暗い水の底から』以上に感動深い。泣けた。そして全編を通じて恐い。何度も背筋がゾクゾクした。本格的なホラー映画だ。タイで実際に起きた事件をヒントに描かれたものだとのこと。本当に説得力がある深い物語だ。本作のリメイク権をトム=クルーズが取得しているそうだ。なお、移植と記憶をテーマとした韓国純愛ドラマ『夏の香り』と共通する。(お薦め度★★★★)

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2004.07.10

『ターミネーター3』

ジョナサン=モストウ監督。原題『TERMINATOR3:RISE OF THE MACHINES』。2003年米。SF映画。出演、アーノルド=シュワルツェネッガー、ニック=スタール、クレア=デインズ、クリスタナ=ローケン(T-X)。『ターミネーター』(1984年)、『ターミネーター2』(1991年)のジェームズ=キャメロン監督から交代したが、前2作と比べて違和感はない。女性型ターミネーターT-Xの暴れっぷりは前作の延長線で目新しさはないか。物語におけるタイムパラドックスもここまでくるとご都合主義となってしまう。と書いたがそれなりに楽しめた。(お薦め度★★★)

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2004.07.09

江ノ電マウス

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発売元、江ノ島電鉄(株)事業部観光課です。

ありがとうございます。大切にします。

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2004.07.08

IP電話導入

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AirStation for @niftyを導入して3ヵ月目でようやくIP電話が開通しました。固定電話とIP電話はそれぞれ別々に設置しました。固定電話は新たにPanasonicのVE-CV03-Hを購入。今まで使っていたものをIP電話専用にして、2台電話が使えるようにしました。ちょっと贅沢な気分です。

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2004.07.07

月島もんじゃ焼のスナック菓子

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「月島もんじゃ振興会協同組合監修 月島もんじゃ焼 明太もちチーズ味コーンスナック ブルドックソース使用」というスナック菓子です。製造元はジャパン フリトレー株式会社。食べてみましたがもんじゃ焼を連想できませんでした。
なぜ、購入したかですが、”ブルドックソース使用”という文字とブルドックのマークに興味が引かれました。物心ついた頃からソースはブルドック。今でも食卓には必ず「ウスターソース」「中濃ソース」「とんかつソース」の3種類揃えます。マヨラーならぬソーラーです。ところで、ソースはノンオイルって知ってました?

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2004.07.06

『リラックマ生活』

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コンドウ アキ著。『リラックマ生活〜だらだらまいにちのススメ〜』(主婦と生活社発行)。かわいい。癒し系ですね。

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成果主義の功罪

nikkeibp.jpアンケートによると成果主義は、うつ病やパワーハラスメントと密接な関係があるようだ。また、職場の士気も低下させているらしい。
成果主義は社員のやる気を引き出し、職場を活性化させることが目的のはずだ。それがこれほどの問題点を指摘されるようでは、導入している意味が問われる。この制度に代替できるものが必要だ。代替するものが無いのなら成果主義を止めるべきだろう。仕事は生きがいなのだ。できる限り楽しく仕事をしたい。

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2004.07.05

UEFA EURO2004 決勝 ポルトガル対ギリシャ(7/4)

リスボン ルス。主審、マルクス=メルク(ドイツ)。

監督 ポルトガル ルイス=フェリベ=スコラーリ
ギリシャ オットー=レーハーゲル

0-1、ギリシャ。

両チーム共に運動量、出足、集中力がある。ゴール前に厳しい攻撃はギリシャ。ポルトガルは堅守に阻まれ攻めるスペースをつくれない。前半43分ポルトガルのミゲルが故障しパウロ=ペレイラに交代。

後半12分ギリシャは、守りで活躍しているセイタリディスがオーバラップしてコーナーキックになる。このコーナーキックをハリステアスがヘッドで合わせ先制ゴール。15分ポルトガルは、コスティーニャを下げてルイ=コスタ投入。28分パウレタをヌーノ=ゴメスに交代させて勝負にでる。対してギリシャは31分ヤナコプーロスをヴェネティディス、35分ヴリーザスをパパドプーロスに交代。41分観客が乱入して水をさされた。ロスタイム5分あったが、ポルトガルはギリシャの守りに追い付くことができなかった。

ギリシャは徹底して守るスタイルを貫いた。ポルトガルは開幕戦と決勝戦で2連敗した。

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2004.07.04

F1第10戦フランスGP

フランス、サーキット・ド・マニ-クール

公式予選(7/3)
ルノー(アロンソ)、フェラーリ(シューマッハ)、メルセデス(クルサード)、ホンダ(バトン)の順位。メルセデスは久々の上位。佐藤琢磨は7位と振るわず。

決勝(7/4)
シューマッハが優勝、今期9勝目。2回目のピットインまではアロンソが首位だったが、コースに戻った時にシューマハが首位に出て1位を守りきった。このコースは通常3回のピットストップなのだが、アロンソの走りを見て、ピットストップを4回に変更し作戦勝ちを収めた。ピットストップが少ければ優位というわけでないらしい。さすがに王者は勝ち方を知っている。格が違う。また、チームメイトのバリチェロは3位のトゥルーリ(ルノー)をプッシュし続け、ファイナルラップの最終コーナーでまさかの追い抜きし、3位に順位をあげてフィニッシュした。
ところで、佐藤琢磨だが序盤1回目のピットストップ直後、16周目でマシンから白煙を出してリタイア。前回との落差に拍子抜け。

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2004.07.03

ウィンブルドン2004女子シングルス決勝 セレナ=ウィリアムズ(米)対マリア=シャラポワ(露)

1-6、4-6でマリア=シャラポワが優勝。

セレナ=ウィリアムズの3連覇を阻止し、17歳2ヵ月で優勝を飾った。ルックスの良さで注目していたが、まさかこれほどの実力だとは思ってもみなかった。サーブとストロークは超一流だ。セレナとのラリーでも力負けしないタフな面を見せて、積極的に責め続けた。その結果がストレート勝ちだ。たいした度胸だ。
その反面、優勝が決まって感激のあまりプレートを受ける前に、観客席にいる父親のところまで行って抱擁したり、コート上に戻ってから携帯電話を投げ入れてもらって母親に喜びを伝えようとしたり(結果、かからなかった)、茶目っ気たっぷりの歳相応の少女らしいところもある。このギャップの差が面白く、解説の伊達公子さんも好意的にコメントしていた。今後アイドルとしてもブレイク間違いないだろう。

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『ボーン・アイデンティティー』

ダグ=リーマン監督。原題『The Bourne Identity』。2002年米。ポリティカル・サスペンス映画。出演、マット=ディモン、フランカ=ポテンデ。ボーンとは骨のboneだと勘違いしていた。骨・同一性というタイトルに惹かれ非常に興味があった。ところが人名なのでしょうかね。隠れた意味があるのかもしれませんが、途中でがっかりしました。映画会社さん、もう少し日本人向けに考えたタイトルにされたほうがいいのではないでしょうか。アクションシーンはかなり観ごたえがありましたが、それ以外はピンときません。ハラハラ感やドキドキ感が弱い。このレベルの脚本で映画化していいのでしょうか。ますますハリウッド映画離れが加速します。(お薦め度★★)

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2004.07.02

『藍色夏恋』

イー=ツーイェン監督。原題『BLUE GATE CROSSING/藍色大門』。2002年台湾・フランス。初恋映画。出演、チャン=ボーリン、グイ=ルンメイ、リャン=シューホイ。瑞々しい爽やかな青春ものです。主演のふたりは新人だそうですが、演技が良いですね。台湾映画もどうしてどうして侮れません。(お薦め度★★★)

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UEFA EURO2004 準決勝 ギリシャ対チェコ(7/1)

ポルト ドラゴン。主審、ピエル=ルイジ=コッリーナ(イタリア)

監督 ギリシャ   オットー=レーハーゲル
    チェコ    カレル=ブリュックネル

1-0でギリシャ。

立ち上がりこそチェコの圧倒的な攻撃が出たものの、ギリシャの堅守で膠着状態となる。ギリシャはシュートまで持っていくシーンが多い。ただし、クロスをゴール前にあげるだけの単調な攻めでチェコにクリアされ続ける。前半39分、チェコの攻撃の要であるネドヴェドが足を痛めシュミツェルに交代。

後半26分、ギリシャはバナシスをヤナコブーロスに交代。41分には良い動きをしているカラグーニスが累積2枚目のイエローをもらい、次の試合には出られなくなる。チェコの攻勢でコレルとバロシュに決定的なチャンスが訪れるがものにできない。

シルバーゴール方式の延長前半に突入。ギリシャはヴリーザスをツァルタスに交代。得点が双方に入らずこのまま延長後半に入るかとおもわれた終了間際、コーナーキックをデラスがヘッドで合わせ決勝点をあげる。劇的な幕切れとなった。

決勝はなんと開幕戦の相手ポルトガル。ギリシャは勝っている。さあ、どうなるか。

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2004.07.01

リクルート、男性向けフリーペーパー創刊

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渋谷駅のランキンランキン前でサンプリングされていたのでもらいました。「R25(あーるにじゅうご)」という無料雑誌です。全頁カラーで質の高いライターを起用しています。”オトコを刺激する情報マガジン”とサブタイトルがついています。この雑誌が成功すると益々雑誌が売れなくなりますね。

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UEFA EURO2004 準決勝 ポルトガル対オランダ(6/30)

リスボン ジョゼ・アルバラード。主審、アンデシュ=フリスク(スウェーデン)。

監督 ポルトガル ルイス=フェリベ=スコラーリ
オランダ ディック=アドフォカート

2-1、ポルトガル。

前半26分、ポルトガルのクリスティアーノ=ロナウドがコーナーキックをヘッドで合わせ先制。

後半、オランダはオーフェルマルスをマカーイに交代出場させる。さらに10分にパウマをファンデル=ファールトに交代。13分ポルトガルはショートコーナーで、マニシェがミドルを華麗に決めて2点目。18分不運にもポルトガルのジョルジョ=アンドラーテのクリアしたボールがオウンゴール。2-1となり1点差。22分ポルトガルはクリスティアーノ=ロナウドをペティに。29分パウレタをヌーノゴメスに交代。36分オランダはロッペンをファン=ホーインドンクに交代。ロッペンの鋭い左サイドからの攻撃をポルトガルのミゲルが完封し仕事をさせなかった。41分ポルトガルは最後の3枚目のカードで、マニシェを下げフェルナンド=コウトにして守りを固める。オランダの猛攻をしのいで逃げ切った。終了間際はハラハラした。

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キャラメルコーンX

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㈱東ハトのキャラメルコーンXチーズ味です。斬新な味を期待していたのですが、以前食べたことのあるものでした。

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