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2004.08.29

F1第14戦ベルギーGP

ベルギー、サーキット・ド・スパ-フランコルシャン。
8/29決勝
スターティンググリッド、1列目はヤルノ=トゥルーリ(ルノー)、ミハエル=シューマッハ(フェラーリ)、2列目フェルナンド=アロンソ(ルノー)、デビッド=クルサード(マクラーレンMercedes)、3列目ジャンカルロ=フィジケラ(ザウバー)、ルーベンス=バリチェッロ(フェラーリ)。佐藤琢磨(BARホンダ)は8列目15番手。

大荒れのレースでセーフティカーが3回も入った。最初は、スタート直後に下位チーム同士の接触によって佐藤琢磨を含む3台がコース上でストップ。2回目はジェンソン=バトン(BARホンダ)の右リアタイアがバーストして1台巻き込んだ事故によって。3回目は残り10数周でクルサードが追い抜きのタイミングをミスって前の車に追突してフロントウィングを大破させたことによる。2回目以降、キミ=ライコネン(マクラーレンMercedes)、ミハエル=シューマッハ(フェラーリ)の順位でレースが再開され、ライコネンが逃げ切った。2、3位はフェラーリのシューマッハとバリチェロ。

シューマッハはドライバーズチャンピオンを獲得した。5年連続7回目。

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2004.08.27

『キング・アーサー』

製作、ジェリー=ブラッカイマー。監督、アントワーン=フークア。2004年米。原題『King Arthur』。歴史スペクタクル映画。出演、クライヴ=オーウェン(アーサー王)、キーラ=ナイトレイ(王妃グウェイネヴィア)、ヨアン=グリフィズ(最強の騎士・ランスロット)。西洋史上最大の「アーサー王と円卓の騎士」伝説。定石通りの英雄物語ですが、非常に感動しました。魂をかけた友情と使命の生きざまに心が揺さぶられます。物語の後半から涙が止まりません。西暦415年のローマ帝国に支配されていたブリテン(現在のイギリス)で、残虐非道のサクソン人の侵略とローマ帝国からの独立を目指すゲリラ軍ウォードとの終わり無き闘いの日々が舞台。欧州の歴史を知るうえでも必見の映画です。[AMCキャナルシティ13>Big Comboお得なセット券](お薦め度★★★★)

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福岡の美味しい”うどん”

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とりあえず腹ごしらえで入ったお店でしたが、とびきり美味しいうどんでした。もちもちしていて初めての食感です。福岡で旨いうどんに出会うとは意外でした。
場所は地下鉄博多の隣・祇園駅5番出口を出た近くにある「ウエスト」という24時間営業のうどん屋です。ビルの1階にあり外観が安っぽいのと、うどん屋なのにウエストという店名が不釣り合いで、味は期待しないで入りました。1時を過ぎていたにもかかわらず満員で2人がけの席で相席となりました。向かい側に座った小父さんは注文してから、セルフのおでんを取りに行き、追加したことを告げて淡々と食べています。同席した彼は注文から品が出てくるまで時間がかかることをしっている常連さんなのでしょう。俺はおろしぶっかけ(冷うどん)を注文したのですが、結構待たされました。税込500円で大根おろしと掻き揚げがセットされてお得感があり、食べてこれはもう満足の一言です。
地元出身の同僚に聞いたところ「ウエスト」はローカルな焼肉チェーン店だそうです。うどんを経営していることは知らないようでした。うどんがあまりに美味しいので焼肉も期待できるかもしれません。次回食べてみようと思います。ところで、九州地区ではそば屋が無くてうどん屋でそばを食べるそうです。関東地区とは逆の食文化ですね。

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2004.08.22

『SSU』

イ=ジョングク監督。2003年韓国。原題『BLUE』。海洋アドベンチャー映画。出演、シン=ヒョンジュン、キム=ヨンホ、シン=ウンギョン。韓国海軍の海難救助隊SSUを舞台にした愛と友情の感動作。深海という極限状態における人間性を描いています。こんなに良い映画なのに、全くのノーマークでした。(お薦め度★★★★)

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『冬のソナタ』の感想

日本に韓国ドラマブームを巻き起こした話題性とユン=ソクホ監督作四季シリーズ第2弾ということで何とか頑張って最終話まで観ました。ヨン様ことペ=ヨンジュンとチェ=ジウのキャスティング以外で評価できるところはありません。運命や宿命による必然でなく、単にある人物の偏執狂的行動に翻弄されるストーリーでは破綻しています。もともと第一話からヒロインに違和感がありました。象徴的だったのが、バスの中で寝てしまい乗り過ごしたときに、知り合ってもいないチュンサンに何故起こさなかったのかと詰め寄るシーンです。自分のミスを他者に押し付ける厚かましい”困ったちゃん”が、どうして悲恋の主人公に成り得るのでしょうか。おてんばとかおきゃんな性格を描くための演出なのでしょうが、現実で身近にこのような人がいたら絶対に恋愛感情は持ちません。ましてやそんな人の初恋物語なんて興味ありません。基礎となる人物像から失敗していました。それにしても四季シリーズ第3弾『夏の香り』の完璧なドラマからは想像できない作品です。冬ソナが私にとって韓国恋愛ドラマの最初の出会いでなくて幸運でした。(お薦め度★)

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2004.08.21

『二重スパイ』

キム=ヒョンジョン監督。原題『DOUBLE AGENT』2003年韓国。スパイ映画。出演、ハン=ソッキュ、コ=ソヨン。人気・実力ともに韓国ナンバーワンといわれる『シュリ』のハン=ソッキョとコリアン・ビューティ代表格のコ=ソヨンの二大トップスターが競演した作品で韓国では『シュリ』を超えたと言われており、ハン=ソッキョが3年間の沈黙を破って選んだ企画とのことです。しかしながら、アクションもサスペンスも抑え過ぎで”この映画なに?”と思うほどの看板倒れでした。(お薦め度★) 日経エンタテインメントMOVIE DX2004年9月号増刊によると、興業的には期待外れに終わっていたとのこと。

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2004.08.19

1万キロ突破

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1998年に購入した車が、今日1万キロを突破しました。何人かの知り合いから乗らないのは勿体無いと言われ続けています。

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2004.08.18

熊本のお土産

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ありがとうございます。
ハイチュウ<苺ヨーグルト>、とよのか苺使用で九州限定販売です。

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2004.08.15

F1第13戦ハンガリーGP

ハンガリーのブタペスト、ハンガロリンク。

8/15決勝。
スターティンググリッドの1列目はフェラーリ(シューマッハ、バリチェロ)、2列目にBARホンダ(佐藤琢磨、バトン)、3列目にルノー(アロンソ)、ウィリアムズBMW(アントニオ=ピッツォ二ア)、4列目に同(モントーヤ)、ザウバー(フィジケラ)。

スタート直後、アロンソがジャンプアップして3番目。佐藤はツキが無く順位を大きく落として1周目で8位。抜き所が無いハンガロリンクでいきなり期待が萎む。バトンはなんとか5位をキープ。
レースはフェラーリの磐石な走りでシューマッハ優勝。2位バリチェロ、3位アロンソ、4位モントーヤ、5位バトン、6位に盛り返した佐藤琢磨。

フェラーリはこの勝利で、早くも今シーズンのコンストラクターズチャンピオン獲得。

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2004.08.14

『始皇帝暗殺』

チェン=カイコー監督。1998年日本・中国・仏・米。原題『荊軻刺秦王/THE FIRST EMPEROR』。歴史スペクタクル映画。出演、リー=シュエチェン、コン=リー、チャン=フォンイー。『HERO』と同じ始皇帝と暗殺者の戦いを描いた物語です。しかし、設定はかなり違っていて、全くの別物と考えたほうがいいでしょう。始皇帝の人物像が凡庸です。暴君とも有能な君主とも言われており評価が分かれるのでしょうが、中国の陜西省西安市郊外で発見された「兵馬俑(へいばよう)」の規模からしてこの映画での描き方は納得できません。これに対して暗殺者・荊軻(けいか)がストイックでかっこよく魅力的です。コン=リー演じるところの趙姫との交流は共感できます。どうしてもテーマ性が強い傑作の『HERO』に影響された感想になってしまいますが、歴史大作として十分楽しめました。(お薦め度★★★)

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2004.08.13

サッポロビールチョコレート

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恵比寿ガーデンプレイスの恵比寿麦酒記念館で購入しました。製造者は(株)メルシーです。
原材料名に、ビール(サッポロ生ビール黒ラベル)とあります。甘さをおさえたミルクチョコレートです。モンドセレクションのチョコレート部門で金賞を受賞しています。

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2004.08.11

『韓国ドラマ公式ガイド・夏の香り』

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書店で見掛け思わず購入しました。運命を感じました(ナンチャッテ)。竹書房さん、是非ソン=イェジンの写真集を出してください。

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2004.08.10

特集「アジア映画のビジネス最前線」(Invitation9月号)

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ぴあ発行の月刊誌Invitation(インビテーション)9月号で”中国は韓国を追い越せるか?アジア映画のビジネス最前線”の特集を組んでいる。チャン=イーモウ監督作品『LOVERS』とウォン=カーウァイ監督作品『2046』の公開を控えて、中国映画ビジネスのうねりについて解説している。チャン=イーモウ監督の前作『HERO』の成功によって、中国政府が規制を緩和し始めており、中国マーケットが拡大している様子が理解できる。なんといっても人口の多い中国の巨大市場はやがて米国を席巻する可能性を秘めている。ただし、違法コピーや海賊版などの問題があり、劇場よりもDVDでより多くの人が鑑賞するようで、環境整備が必要とのことだ。『LOVERS』に出演している金城武のインタビューやチャン=ツィイーの詳しい紹介など楽しめる。
さらに、中国だけでなく香港と台湾も含めた中国語圏の映画界をレポートしている点が優れている。秀作『藍色夏恋』で主演した台湾出身の若手俳優・チェン=ボーリンが1頁枠で紹介されており、レイアウトを含めて納得できる構成になっている。

なお、別の特集で『華氏911』の紹介と監督・マイケル=ムーアの特別インタビューが掲載されている。米国上映における経緯が詳しく報告されており、ブッシュ大統領追い落しへの執念がわかりやすく理解できる。『ボウリング・フォー・コロンバイン』が快作だったので、この記事でより『華氏911』にひきつけられた。

他にも映画ネタで楽しい企画があり、映画に興味のある方にとってInvitation9月号は見逃せない。

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2004.08.07

AFCアジアカップ2004決勝 中国対日本(8/7)

北京 工人スタジアム。
主審、アル=ファボリ(クウェート)

中国・アリー=ハーン監督(オランダ出身)。
日本・ジーコ監督(ブラジル出身)。

1-3、日本アジアカップ優勝。2大会連続3度目。

前半21分、左サイドからのFKを中村俊輔がゴール奥に入れ、ヘッドで折り返されたボールを福西がヘッドで決めて先制点をあげる。31分には中国LI MINGが同点とする。

後半11分、中国はHAO HIDONGをLI YIに交代。21分にコーナーキックを中田浩二が体で押し込んで2点目。22分に再び中国はYAN SONGをSUN JIHAI、30分にLI JINYUをXU YUNLONGに交代。ロスタイムに玉田が独りで持ち込んで3点目をあげ勝利を確定させた。

≪感想≫
試合前の国歌斉唱で「君が代」から大ブーイングを受けた。近頃の日本に対してホスト国の中国としては当然の感情だろう。しかし、世界ランク20位である日本の実績と実力からして絶対に同51位の彼らに勝たせるわけにはいかない試合だ。当然のごとくアウェイ戦での苦しみが出た。中国代表への異常なまでの声援で主審が中国に有利な判定を繰り返した。
立ち上がりは日本代表の動きがよく安心して観ていられたが、右サイドを攻めこまれる場面が多く、3バックシステムに最後まで疑問が残った。中国のサイド攻撃に対してボロボロで、危なっかしい場面が多く、三都主はディフェンスとして機能していなかった。なんとかGK川口の好セーブに救われたというところだろう。
先月の欧州ナンバーワンを決めたEURO2004と比較してしまうのだが、試合のレベルが低い。日本代表の試合なので観戦したが、まずい攻めが多かった。誰もいないところに蹴り出す無駄な攻撃はいつもながらがっかりする。日本人だから日本を応援するというナショナリズムによる身びいきでなく、真にハイレベルな魅了してくれる試合をみせて欲しい。

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『活きる』

チャン=イーモウ監督。1994年中国。原題『活着』。大河ドラマ映画。出演、グォ=ヨウ、コン=リー。1994年カンヌ映画祭審査員特別賞と主演男優賞受賞。1940年代、50年代、60年代、その後と中国の激動の時代をある家族が辿る一大叙事詩。心を揺さぶられました。骨太の作品です。彼の作品は4本目ですが、どれも素晴らしいと感じます。中国映画界の巨匠ですね。(お薦め度★★★)

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2004.08.06

『ファイナルファンタジー』

原作・製作・監督、坂口博信。2001年米・日本。SF映画。開発費160億円で全てCG製作。全米2500館以上の公開するものの、興行に失敗し、このゲーム会社スクウェアソフトが傾きました。ゲームでの「ファイナルファンタジー」はメガヒットを記録し、現在12作目が予定(スクウェア・エニックス)されています。ゲーム自体は触ったことがなく、映画は失敗作と聞いていたためひいていましたが、どうしてどうしてなかなか面白い作品です。脚本がしっかりしています。スリリングな部分が弱いため、もしもCGでなく実写版で製作していればヒットしたのではないかと感じました。(お薦め度★★★)

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2004.08.04

『サクラ大戦 活動写真』

本郷みつる監督。原作・広井王子。2001年日本。アニメ映画。1996年から発売されたドラマチックアドベンチャーゲーム「サクラ大戦」は250万本以上の大ヒットで、劇場版アニメーションが製作されたとのことです。ゲームについては名前を聞いたことがある程度で内容は全く知りません。映画はどうかというと、絵は大変綺麗でした。(お薦め度★)

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3Dジグソーパズル完成

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昨日地球儀3-D球体パズルが完成していました。
8/1に作り始めました。初日に娘と2人で3時間費やしました。陸地は地理の知識で何とかなりますが、残りの海の部分は相当しんどいです。小学2年生の長女は地理というよりも図形認識でうまくつないでくれました。普段使っていない頭の部分を活動させたために非常に疲れました。世界地図は通常平面で接しているので広く感じますが、3Dの場合では意外と世界は狭いものだと実感しました。
なお、初日で約8割を作ったところ、残りを夏休み中の娘ひとりで完成させています。

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2004.08.01

『めぐりあう時間たち』

スティーヴン=ダルドリー監督。2002年米。原題『THE HOURS』。文芸映画。出演、ニコール=キッドマン、ジュリアン=ムーア、メリル=ストリープ、エド=ハリス、トニ=コレット。これを書くために資料集めをするまで主演がニコール=キッドマンとわかりませんでした。全然イメージが違いました。2003年アカデミー賞主演女優賞を獲っただけのことはあります。日本語吹替えで観たにもかかわらず内容は難しく、心を病んだ女性3人が登場したという印象しか残りませんでした。(お薦め度★)

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