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2004.09.12

F1第15戦イタリアGP

イタリア、アウトドローモ=ナツィオナーレ=ディ=モンツァ。

9/13決勝
スターティンググリッドは、1列目ルーベンス=バリチェロ(フェラーリ)、ファン=パブロ=モントーヤ(ウィリアムズBMW)。2列目ミハエル=シューマッハ(フェラーリ)、フェルナンド=アロンソ(ルノー)。3列目佐藤琢磨(BARホンダ)、ジェンソン=バトン(BARホンダ)。

予選後に雨が降って路面が濡れている状態でスタート。シューマッハがスピンして順位を大幅に落とす。1周目で14位。上位陣はほとんどがドライタイヤでスタートしたが、バリチェロはレインを選択して数周は優位に立つ。徐々にアロンソに追い上げられすぐにピットインして順位を下げた。今回はフェラーリが序盤から後方にあり、久々にストップ ザ フェラーリのレースになると思われた。レース中盤からはバトンが首位を走り、佐藤琢磨も表彰台が見えてきた。しかし、フェラーリの2台が猛追してバリチェロが1位になり、最後のピット作業を5.5秒の早業でコースに復帰して首位をキープする。佐藤琢磨は最後のピット作業を終え4位でコースに戻ったかに見えたが、シューマッハにかわされた。さらに驚異的な速さでバトンをも抜いて、フェラーリがバリチェロ、シューマッハの順でワンツーフィニッシュ。3位バトン、4位に佐藤琢磨。

今のF1レースはミスをすると、巻き返しはほとんど困難で順位を落とすのが常識になっている。しかし、フェラーリの2人ともこれを覆した。凄いとしか言いようがない。

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