« 『宮廷女官 チャングムの誓い』 | トップページ | F1第17戦日本GP »

2004.10.09

『火山高』

キム=テギョン監督。2001年韓国。学園アクション映画。出演、チャン=ヒョク、シン=ミナ、キム=スロ、クォン=サンウ、ホ=ジュノ。
ワイヤーアクションとデジタル画像処理を用いた3Dで展開されるバトルアクションはかなり見応えがあります。『アウトライブ』と同様で韓国アクションは香港のものとは若干動きが違います。お馴染みの香港の場合、カンフーアクションに代表される通り、肉体の動きを延長して誇張する見せ方です。これに対し韓国は劇画的な形にして誇張します。例えば早く走るときに前方に前のめりになって疾走するように、アニメ的にデフォルメされて肉体を動かします。回転するときは駒の様に回ります。肉体的な回転ではなく、幾何学的に回転するので優雅で洗練された動きに観えます。また、”気”を武器としてCGで処理して、アクションに効果を加えています。手のひらに”気”をためて、連続攻撃するシーンは圧巻です。アジアにおいて、韓国アクションは香港や中国に匹敵するものを作り出せる実力になっています。アクション好きの方は観ておく必要があると思います。
さて、物語ですが、全編ハチャメチャに展開することを期待したのですが、後半のアクションの山場に向けて中盤まで”ため”をつくるためか、話の膨らみがなく平板なため、いまいち作品の世界に入り込むことができませんでした。(お薦め度★★)

|

« 『宮廷女官 チャングムの誓い』 | トップページ | F1第17戦日本GP »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1637/1635815

この記事へのトラックバック一覧です: 『火山高』:

» 火山高 [なにも起こらなかった一日の終わりに。ver2.0]
 今日は久しぶりにひかりTVで「火山高」を観ましたよ!  「火山高」は2002年に公開された韓国アクション映画。  「少林サッカー」公開の翌年ということもあり、ワイヤーアクションバリバリ、マンガ的演出ありの作品で当時は「格闘アクション版少林サッカー」と思ってみていたんですが、久しぶりに今日見てみると香港映画ノリの「クローズ」みたいな作品だなって思いました。  話は”気”と”カンフー”とかそういうのが当たり前の世界、不良が集まる男塾的な高校で学校に伝わる秘法「師備忘録」を巡って番長たちや刺客の... [続きを読む]

受信: 2010.03.25 19:10

« 『宮廷女官 チャングムの誓い』 | トップページ | F1第17戦日本GP »