『おばあちゃんの家』
イ=ジョンヒャン監督。2002年韓国。ヒューマンドラマ映画。出演、キム=ウルブン(おばあちゃん)、ユ=スンホ(サウン)、ミン=ギョンフン(チョリ)、イム=ウンギョン(ヘヨン)、トン=ヒョフィ(母親)。良い作品だと思いますが、主人公の子どもの視点が子どもらしくありません。大人の視点で子どもが行動している印象を受けます。便利な都会生活に慣れてしまった子どもが、不自由な田舎生活をしなければならなくなったとしたら、この映画とは違う行動を取るのではないかと感じます。(お薦め度★★)
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コメント
観ました。
心温まる映画でしたね。子供の正直さと残酷さが同居してお
りましたし、おばあちゃんの孫に対する愛情が美しくも切な
く伝わってきました。
おばあちゃんが孫のためにチョコパイ買いに行ったシーン良
かったですね。またもう一人のおばあちゃんもお金受け取ら
なかったの何となく分かるような気がしました。
おばあちゃんがお腹を丸く撫でる仕草(最後に孫が同じようにしました)がこの映画のすべてを物語っているようでした。
私のお薦め度は★★★です。
投稿: 不良中年こうちゃん | 2004.11.15 15:35
大抵いつも同じような評価になるのですが、この作品では差がでましたね。ゴメンナサイ(笑)。
あまり評価できなかった理由は2つあります。
1)おばあちゃんは誰にでもやさしい。
2)7歳の少年にしては、子供らしくない。
1については、このおばあちゃんは娘にも誰に対してもやさしそうで、特に孫との交流が特別に感じられません。
2については、子供らしさを唯一表現している場面は、夜のトイレを恐がるシーンです。7歳くらいであればもっと肉親を頼るはずですし、人恋しさもおばあちゃんに向けられるべきなのですが、この監督は地元の女の子にしています。無邪気であるべき男の子像をつくり過ぎた印象です。
投稿: erabu | 2004.11.16 03:37