『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』
ロバート=ロドリゲス監督。2003年米。原題『Spy Kids3-D:Game Over』。シリーズ第3弾。SFアドベンチャー映画。出演、ダリル=サバラ、アレクサ=ヴェガ、リカルド=モンタルバン、シルベスター=スタローン。『スパイキッズ』『スパイキッズ2 失われた夢の島』に続くシリーズ最終作は、コンピューターゲームの中に入って各レベルをクリアしていくSF仕立て。ドタバタした作風は第1作に戻った感じです。これを観てディズニー映画の『トロン』(1982)を思い出しました。コンピュータプログラムの中という同じ設定で、実写とCGで描かれたバーチャル空間で物語が展開します。『トロン』では色数が少なく単純で幾何学的な光の線で空間を表していましたが、『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』ではコンピューターゲームが描くシャープで実体感のある超リアル空間が出現しています。21年間のCGによる映像処理の進歩は目を見張るものがあります。(お薦め度★★)
| 固定リンク
コメント