韓国ドラマ『秋の童話』全18話の感想
監督、ユン=ソクホ。2000年韓国。韓国KBSテレビドラマ。出演、ソン=スンホン、ソン=ヘギョ、ウォンビン、ハン=ナナ、ムン=グニョン(少女時代)。
最初の感想から評価は変わらなかったです。残念ながら退屈な作品でした。物語の中身が乏しいのに話を引っ張り過ぎていて本来9話くらいで完結しなければならないドラマだと思います。あまりに間延びしているため、部分的に感動する場面があるものの単発に終始して連続性が無く、畳み込むような感情の高まりになりませんでした。最後の17、18話ではダイジェストのように全編を通じた回想シーンが流れ、いい加減うんざりです。キャスティングや映像のトーン、物語の舞台や設定など嫌いではなのですが、音楽の使い方が稚拙で、過剰に流れる「禁じられた遊び」、シーンと連動できずに挿入曲が尻切れトンボで終わるなど逆効果なところが多々ありました。だだし、役者の演技は納得できました。特に少女時代のヒロイン役ムン=グニョンは際立っていました。
これで四季シリーズの3作品を観たことになります。順位をつけると次のようになります。
1位『夏の香り』、................2位『秋の童話』、3位『冬のソナタ』。
1位と2位は差が大きく、同じ監督の作品としてはレベルが格段に違います。さて、シリーズ完結となる『春のワルツ』はどこに入るでしょうか。(お薦め度★★)
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