『キリクと魔女<日本語吹替版>』
原作・脚本・監督、ミッシェル=オスロ。1998年フランス。日本語版翻訳・演出、高畑勲。原題『KIRIKOU et la sorciere』。ファンタジー・アニメ映画。声の出演、浅野温子(魔女カラバ)、神木隆之介(キリク)。フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリ、シカゴ国際児童映画祭/長編劇場・ビデオアニメーション部門成人審査員賞・児童審査員賞、モントリオール国際児童映画祭/長編部門審査員特別賞など。スタジオジブリ第1回洋画アニメーション提供作品。
アフリカを舞台にしたアニメーションは全く馴染みが無く、絵が独特で観るのをためらっていました。しかし、観始めたらすぐに物語の中に引き込まれました。なんといってもキリクがかわいい。その賢さと勇気は観る者を感動させずにはおれません。全編に溢れる赦(ゆる)しという普遍的なテーマを描いた独創性の高い素晴らしい作品です。
高畑氏が公式ページで次のコメントを述べています。
「大好きな『トイストーリー2』よりも、見事な『千と千尋の神隠し』よりも、ぼくは感動しました。」
(お薦め度★★★★★)
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