『4400 未知からの生還者【日本語吹替版】』(全6話)
企画・製作総指揮、ルネ=エチェヴァリア。SFミニシリーズ。2004年7、8月全米放映。原題『The 4400』。出演、ジョエル=グレッチ、ジャクリーン=マッケンジー、ピーター=コヨーテ。
GWの5/3から2話ずつ三夜連続でWOWOWプレミアと銘打たれたSFドラマが日本初放映されました。「2004年に全米のSFテレビドラマ界を席巻した秀作」とのことで、スタッフはSFドラマシリーズ『新スタートレック』『スタートレック ディープ・スペース・ナイン』の脚本・シリーズ構成に参加していたルネ=エチェヴァリアとありました。彼の名は知りませんが、『新スタートレック』のコレクターズボックスを購入した者としては見逃すわけにはいきません。全6話(4時間半)を観ました。あらすじをWOWOWのHPから引用します。
宇宙から飛来する謎の物体が、地球に接近。このままでは地球に衝突すると判断した各国の軍隊は核ミサイルで攻撃するが、地上に届く寸前で物体は消え、代わりに舞い降りたのは無害の光だった。 国土安全保障省の科学者ダイアナが現場に駆けつけると、そこには性別も年代もさまざまな4400人がたたずんでいた……。ある人は数ヶ月、またある人は60年以上に渡って姿を消していたが、誰も彼も全く年をとらず、当時のまま戻ってきたのだった。 その後、さまざまな実験にかけられる「4400」(フォーティフォーハンドレッド)のメンバーたち。 次第に忘れ去られていた記憶も明らかになってゆく。しかし、それは我々の認識をはるかに超えるものであった。やっと家族のもとへ戻り、平和な日々が訪れるかと思われた矢先、「4400」の身に不可解な現象が起こりはじめた。彼らの裏に隠された真実を突き止めるため、国土安全保障省のシアトル支局長ライランドのもと、本土防衛官の2人、トムとダイアナが立ちあがる。「4400」がもたらすものは地球の滅亡か、それとも救済か……。
なかなか面白いドラマでした。スタートレックを期待しましたが、『Xファイル』のようなサスペンスもので、話が進むに従って謎が謎を呼んで物語に引き込まれて行きました。ミニシリーズであるため、様々な出来事が複合的に絡んでいながら、多くを解決しないままに終了してしまいますが、後味すっきりなラストでした。
(お薦め度★★★)
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コメント
erabu さん、TBありがとうございます。
知名度の低い『4400』をせっかく面白いと思っている人が居るのに、このまま廃れてしまうのは惜しいと思って作ったブログです。
生還者たちのこと思い出したら、また除きに来て下さいませ。
投稿: キント | 2005.08.13 23:00
キントさん、TB&コメントありがとうございます。詳しく調べられていますね。これからも頑張ってください。また、遊びに行かせていただきます。
投稿: erabu | 2005.08.13 23:27