『世界の中心で、愛をさけぶ』
監督、行定勲。2004年日本。純愛映画。出演、大沢たかお(松本朔太郎)、柴咲コウ(藤村律子)、長澤まさみ(広瀬亜紀)、森山未來(高校時代の朔太郎)、山崎努、宮藤官九郎、菅野莉央(少女時代の律子)、杉本哲太(亜紀の父)、天海祐希、木内みどり(朔太郎の母)、森田芳光、田中美里(律子の母)。
予告編に涙したり、平井堅のCDを購入したりで期待しすぎましたね>俺。ヒロイン・亜紀役の長澤まさみが本当に綺麗でした。最近は韓国の女優さんにしか興味がなかったのですが、日本へ少し引き戻されました。手足の長い正統派の美少女です。白血病という役柄のため頭を丸めて役に徹する姿勢も二重丸です。今や映画やドラマに引っ張りだこの人気子役・菅野莉央も存在感を示していました。ということで見所は若手女優以外にありません。物語としてはあまりに突っ込み所があり過ぎです。ネタバレにならない程度で書きますが、主に3つの点が大いに気になりました。①これほどの悲恋を経験していながら主人公・朔太郎が婚約している設定でしかもこの結婚相手はありえないのではないでしょうか。②高校生にもかかわらず家族や友人の存在が希薄過ぎます。③ 有名な「助けてください!」の前後の朔太郎の行動が理解できません。何をやってるんでしょう。こんなシーンでは感動も何もありません。
(お薦め度★★)
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