モンスターマシン「Eliica(エリーカ)」
知人のブログに掲載されたあまりに個性的な自動車の写真に興味が湧いた。8輪車なのだ。そのフロントボディに「www.eliica.com」とURLがプリントされており、興味をひかれてサイトに飛んだ。そこには驚くべき開発ドラマがあった。慶應義塾大学電気自動車研究室が複数のパートナー企業と産学協同で電気自動車を開発している。写真はそのプロトタイプのもので、最高速が時速400㎞のモンスターマシン。リチウムイオン電池(携帯電話の電池として身近なもの)を利用して1回の充電で300㎞を走行、電気代は300円の超エコノミーでクリーンそのものの環境にやさしい車。東京と名古屋が300㎞で300円で行ける計算になる。しかも騒音の問題も無い。まさに未来の自動車だ。素晴らしい挑戦が続いている。2007年には3000万円で市販される予定とのこと。次の3つのサイトからその概要を知ることが出来る。
Eliica(エリーカ)公式サイト
↑マシンスペックとスポンサー企業が確認出来る。
慶応大学 Eliica(エリーカ)プロジェクトチームにインタビュー(2005/04/08掲載)
↑過去から将来にかけて詳細がわかる。
Discovery ChannelのWeb限定コンテンツ。
片山右京によるエリーカ走行テスト
↑元F1ドライバーの心意気に脱帽。
既にテレビでは2004/10/2(再放送11/9)にNHKスペシャルでEliica特集が放映されたとあった。全く見逃しており、ノーマークだった。パートナー企業に自動車メーカーの名前が無い。自動車メーカーの手前、マスコミは静観しているのだろうか。今後の進展に注目したい。
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