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2005.06.23

通勤電車で痴漢に間違われないためにしていること

通勤電車の中では、必ず座席の前に立ち、右手は吊革、左手は雑誌または書籍をもって両手を塞いでいます。何しろ痴漢が多くて有名な路線の快速電車で毎日通勤しているため、この基本型は崩せません。行きも帰りも同様にしていますが、帰りは比較的座れるのでそれほど緊張を強いられることはなく、宴会などでお酒を飲んだときは読書もまま成らなくなるので身体を休めることと合わせてグリーン席を利用します。

先日の朝も途中駅で、普通の30代サラリーマンがホーム上で駅員2人に拘束されて駅事務所に連行される場面を目の当たりにしました。駅員に突き出した男性と連れ立って、被害者の女性が泣きじゃくってその後を歩いていました。何とも痛ましい場面でした。状況から判断して明らかに痴漢のようです。1人の馬鹿野郎のために朝っぱらから、通勤電車はそうでなくても混雑して不快なのに止めを刺すように厭な気分にさせられました。
何故なくならないのでしょうか。以前ほど痴漢とされた場合、「疑わしきも罰する」というヒステリックな風潮から、裁判で無罪を勝ち取った冤罪のケースが報道され、社会的に冷静に判断されるようになってきており、迷惑行為は止めなければという共通認識が生まれつつあると感じています。車内放送でも痴漢は犯罪とアナウンスが繰り返されるようになったり、多くの路線で女性専用車両が登場してお互いに迷惑がられないような改善が進んでいる様子が報道がされています。被害者である女性も泣き寝入りを止めて勇気ある告発に行動が変わってきています。にもかかわらずこんな状景に出くわします。本当に情けない。当然社会的制裁を受けるべきで、おそらく勤め先からは懲戒処分となるでしょう。自業自得です。まあ、加害者である本人はおそらく捕まったときのリスクを考えて行動しているでしょうから、それなりの覚悟があるのかもしれません。しかし、家族が知ったら嘆くでしょうね。可哀相過ぎます。

最後に、当然ですが通勤時だけでなくいついかなるときも痴漢に疑われたくありません。絶えず注意が必要ですね。

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