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2005.06.18

『ジョゼと虎と魚たち』

監督、犬童一心。2003年日本。ラブストーリー映画。PG-12指定。出演、妻夫木聡(恒夫)、池脇千鶴(ジョゼ)、菅野莉央(少女時代のジョゼ)、上野樹里(香苗)、新井浩文(幸治、ジョゼの幼なじみ)、江口徳子(恒夫のガールフレンド)、新屋英子(ジョゼの祖母)。公式サイト

身障者との恋愛ドラマは、どうしてもきれいごとによる悲恋で観ている者の同情心を煽るものが多いのですが、この物語はそれらの要素がほとんどありません。良い意味で裏切られます。田辺聖子の同名小説を映画化しているので原作がしっかりしているからでしょう。ともかくジョゼと祖母が見るからに普通ではありません。幼なじみの幸治も異様です。これら奇妙な人々と主人公の恒夫がつながって行く流れは不自然ではありません。『黄泉がえり』で脚本を担当した監督の技量だと思います。ジョゼ役の池脇千鶴と香苗役の上野樹里の競演が見どころでした。上野樹里は若手女優として伸び盛りの演技力の高い役者ですが、池脇千鶴の体当たりの演技に圧倒されています。全体として役者の演技のバラつきが気になりました。
(お薦め度★★)

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» 【DVD】ジョゼと虎と魚たち [新!やさぐれ日記]
▼状況 弟のライブラリより拝借(特別版) ▼動機 高崎映画祭賞受賞と渡辺あや ▼感想 あっ、この映画だったか! ▼満足度 ★★★★★★☆ いいかも ▼あらすじ 大学生の恒夫(妻夫木聡)は、ある朝、近所で噂になっている老婆(新屋英子)が押す乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女(池脇千鶴)がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に... [続きを読む]

受信: 2009.04.14 19:54

» 「ジョゼと虎と魚たち」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
                          「ジョゼと虎と魚たち」 素敵ですね(^^♪!!胸を締め付けられるような、切ないラブ・ストーリーです。 主演の妻夫木聡さんや池脇千鶴さんのキャスティングがまず良かったですね。特に池脇さん演ずる“ジョゼ”は素敵でした!!素晴らしい女優さんですな。 新屋英子さん演ずる“おばあ”もとても魅力的でした!この映画に欠かせないキャラクターです。 これらの俳優さんの持ち味を上手く活かしたのが、犬童一心監督の演出ですな! 特にジョゼの独特の話し方やタイム感... [続きを読む]

受信: 2009.09.01 10:20

» 「ジョゼと虎と魚たち」 [元・副会長のCinema Days]
 2003年作品。平凡な大学生(妻夫木聡)と両足の不自由な少女(池脇千鶴)との出会いと別れを描いた犬童一心監督作。田辺聖子の原作を渡辺あやが脚色している。  健常者と障害者との恋愛といえば「ふたりだけの微笑」や「愛は静けさの中に」あたりを思い出すが、本作の秀逸な点は(冒頭のモノローグが示すように)すでに終わった恋を主人公が振り返るという設定になっていること。つまり二人が出会うプロセスよりも別れに至った顛末を回想の中でクールに捉えることにより、彼らの切ない胸の内を具体的に描出することに成功している... [続きを読む]

受信: 2010.07.28 06:54

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