『箪笥』
監督・脚本、キム=ジウン。2003年韓国。サスペンス・ホラー映画。原題『薔花、紅蓮』、英題『A TALE OF TWO SISTERS』。出演、イム=スジョン(スミ)、ムン=グニョン(スヨン)、ヨム=ジョンア(継母)、キム=ガプス(父)。
前半はあまりにも退屈で、凡作ではと疑いました。一家の日常を描いているのにそれぞれの行動がどこか異様でまとまりがなく、ホラー作品として違和感を感じました。しかし、流石は韓国映画でストーリーが複雑に織り込まれていて後半が面白くなります。怖いというよりも悲しく切ない姉妹の物語でした。単に怖がらせようとするJホラーとは明らかに質感が違います。怖いもの観たさで鑑賞すると少し期待を外されてしまうでしょう。ムン=グニョンを始め俳優陣が好演しています。
(お薦め度★★★)
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コメント
こんばんは
トラックバックありがとうございました
こちらからは返信できませんでしたので
毎度のことながらコメントで失礼しますね
切ないホラーでしたね
ハリウッド版「ゲスト」ではそうでもありませんでした、底冷えした空気もありました
継母役の方のどこか引きつった演技もあって、不気味さもあり、ラストはなるほどなぁ~と思ってしまいました
投稿: maki | 2010.09.05 20:37
>makiさん、いつもお手数をお掛けして恐縮です。コメントありがとうございました。
>ハリウッド版「ゲスト」ではそうでもありませんでした
機会があれば、是非観てみたいです。
本作は、韓国ホラーとしてはなかなかの出来だったと記憶しています。
イム=スジョンとムン=グニョンは強く印象に残っています。
投稿: erabu | 2010.09.06 22:28