F1第13戦ハンガリーGP
ハンガリー、ハンガロリンク。4.381km×70周。
決勝(7/31)
優勝は、4勝目のキミ=ライコネン(マクラーレンMercedes)、2位ミハエル=シューマッハ(フェラーリ)、3位ラルフ=シューマッハ(トヨタ)。佐藤琢磨(BARホンダ)は8位、今期初ポイント獲得。
スターティンググリッド、フロントローはなんと今季初ポールのミハエル=シューマッハ、ファン=パブロ=モントーヤ(マクラーレンMercedes)。2列目ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)、ライコネン。3列目ラルフ、フェルナンド=アロンソ(ルノー)。琢磨は5列目10番手。
スタートでジャック=ビルヌーブ(ザウバー)、クリスチャン=クリエン(レッドブル)が接触、ビルヌーブの右フロントタイヤにクリエンの右リアタイヤが乗り上げクリエンが1回転してします。幸い大事には至らなかった。さらに混乱が続きアロンソがフロントウイングを落とし、これに接触したデビッド=クルサード(レッドブル)がクラッシュしてコースアウト。レッドブル2台がいきなりリタイア。ルーベンス=バリチェッロ(フェラーリ)も追突してフロントウィングを破損してアロンソとともに緊急ピットイン。
先頭はシューマッハ、ライコネン、モントーヤ、トゥルーリ、ラルフ、バトン、ジェンソン=バトン(BARホンダ)、琢磨の順。ライコネンは激しくシューマッハを追い上げ、2回目のピットインを終えてコースに戻ったときにはシューマッハの前に出た。1位を走行していたモントーヤは30周目でマシントラブルのためスローダウン、なんとかピットに戻ったもののそのままリタイヤとなる。ライコネンが順調に周回して優勝。ミハエルはラルフに追い上げられたが抑えた。ここにきてやっとフェラーリがマシンとタイヤの性能を上げてきたようだ。ラルフはトヨタ移籍後、初の表彰台。アロンソは11位でノーポイント。
佐藤琢磨は今までの悪い流れを断ち切って、手堅く8位をキープしてポイントに結びつけた。レース後は、これまでと違って安堵した表情でインタビューを受けていた。
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