F1第14戦トルコGP
トルコ初開催。
イスタンブール パーク サーキット。5.338km×58周。
サーキットデザイナー、ヘルマン=ティルケ。左回りでアップダウンの多い近代サーキット。第8コーナーは4Gが6秒間続く魔の第8コーナーと呼ばれる。
決勝(8/21)
優勝は、5勝目でポールツーウィンのキミ=ライコネン(マクラーレンMercedes)、2位フェルナンド=アロンソ(ルノー)、3位ファン=パブロ=モントーヤ(マクラーレンMercedes)。佐藤琢磨(BARホンダ)は9位。
スターティンググリッド、フロントローはライコネン、ジャンカルロ=フィジケラ(ルノー)。2列目アロンソ、モントーヤ。3列目ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)、ニック=ハイドフェルド(ウィリアムズBMW)。19番グリッドに第8コーナーでコースアウトのミスをしたミハエル=シューマッハ(フェラーリ)、予選アタック中に後続マシンを妨害したペナルティで佐藤琢磨は最後尾20番グリッド。
フォーメーションラップ後に佐藤はピットに入って給油してスタートを待つ。スタートはアロンソがトップに出てアロンソを押さえる。しかし、オープニングラップをトップで戻ってきたのはライコネン。後続にアクシデントが発生。マッサが縁石に乗り上げてフロントウィングをコースに落としてしまう。ハイドフェルドがマッサの部品を拾った影響で5周目に右リアタイヤをパンクさせてピットイン。同じチームのマーク=ウェーバーも8周目で同様に右リアタイヤがパンクでピットイン。14周目にシューマッハとウェーバーが接触して両方ともに緊急ピットイン。シューマッハは両リヤタイヤを交換してコースに戻るも1周でピットガレージに入れる。
20周目、ジェンソン=バトン(BARホンダ)がアロンソを抜いて3位にアップ。22周目にウェーバーがリタイヤ。ハイデフェルドは29周目に再び右リアタイヤがパンク。先頭が33周目にシューマッハが再びコースに戻り残り7周のところでリタイヤ。
終盤マクラーレンMercedesが1、2走行、3位にアロンソ。残り3周目でモントーヤがモンテイロに追突されてマシンにダメージが生じ、残り2周目でコースオフしアロンソに抜かれて3位に落ちてしまった。
佐藤琢磨は最後尾から9位ということで大健闘した。しかし、レース前にバリチェロのBAR入りが発表されておりシートの確保は難しくなった。せめてもう1つ上の8位でポイントを獲得していれば状況が改善されるだろうに勿体無さが残る。チームメイトのバトンは13番グリッドから5位で結果を残している。
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コメント
琢磨は大健闘してくれました。
最後尾の裁定を下され、ピットスタートの作戦が功を奏したようですね。
バトンには文句も言いたいですが、残留問題ではライバルですから仕方ないかな・・・。
モントーヤは不運でしたね。残り3周だったのに。
何故か不運に見舞われるマクラーレン。今度こそはと思っていましたが駄目でしたね。
投稿: ひとり | 2005.08.22 17:36
ひとりさん、コメントありがとうございます。
琢磨はチームから結果を求められてましたので、ポイントが獲得できなかったのは致命的かもしれません。バトンはファーストドライバーなのであそこで譲るというのは、ちょっとないのではと思います。他のチームでも数周でピットインのタイミングではそのままで様子を見るのではないでしょうか。
モントーヤは最初のピットインで給油ホースが外れていないのに車を走らせたりで、せっかちな面がありマクラーレンのチームカラーに合っていないという側面もあるのではないでしょうか。残念ですが対ルノーにはあまり不確定要素が多すぎますよね。
投稿: erabu | 2005.08.23 03:11