『運命の女』
監督、エイドリアン=ライン。2002年米。官能サスペンス映画。原題『UNFATHFUL』。出演、ダイアン=レイン、リチャード=ギア、オリヴィエ=マルティネス。
『危険な情事』のエイドリアン=ライン監督にもかかわらず、サスペンスとしての結末は至極平凡でした。邦題から予想される内容の作品でもありません。『運命の男』にしたほうが合っているでしょう。ダイアン=レインといえば『ストリート・オブ・ファイアー』の名演が印象に残っていて、まさか『ナインハーフ』級のHな役を演じるとは思いもしませんでした。結構な露出です。驚きました。しかし、これほど格調高く洗練された映像であれば助平なシーンも納得させられます。オリヴィエ=マルティネスは人妻を虜にしてしまうセクシーな役どころで『S.W.A.T.』での印象と大分変わっていたため同一人物だとすぐに思い出せませんでした。
(お薦め度★★)
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