F1第16戦ベルギーGP
スパ フランコルシャン サーキット。6.976km×44周。
決勝(9/11)
今シーズン初のウェット。
優勝は、今季6勝目でキミ=ライコネン(マクラーレンMercedes)。2位フェルナンド=アロンソ(ルノー)、3位ジェンソン=バトン(BARホンダ)。タイトル争いは持ち越し。佐藤琢磨リタイア。
スターティンググリッド、フロントローはファン=パブロ=モントーヤ(マクラーレンMercedes)、ライコネンでマクラーレン独占。2列目、ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)、アロンソ。3列目、ラルフ=シューマッハ(トヨタ)、ミハエル=シューマッハ(フェラーリ)。バトン8番手。佐藤10番手。
スタートは上位陣は順位通り。オープングラップでバトンをかわして佐藤は6位につける。10周目、ジャンカルロ=フィジケラ(ルノー)が8位を走行中、オールジュで飛び出し大クラッシュしてマシンを大破させた。すぐにセーフティカー導入。各マシンはピットストップに向かう。BARホンダはタイヤ選択を間違えて佐藤とバトンの両選手を戻して2回目のピットストップ。ドライをウェットに戻す。
13周目に再スタート。1コーナーでミハエル=シューマッハに佐藤が追突して2台ともリタイア。マシンを降りたミハエルは佐藤に抗議しヘルメットを小突いた。明らかに佐藤のミス。モントーヤ、ラルフ、ライコネンの順で18周目あたりからモントーヤをラルフがプッシュする。24周目にラフルが2回目のピットストップ。このときドライを選択するが、まだ路面が濡れておりスピンによるコースアウトがあったためすぐに3回目のピットストップを行いウェットタイヤに戻す。モントーヤ、ライコネンのワンツーとなる。32周目でアロンソが2回目のピットストップ。タイヤはウエットを選択。33周目にモントーヤが2回目のピットストップ。35周目にライコネンが2回目のピットストップしトップでコースに戻る。トゥルーリがクラッシュしてリタイヤ。38周目にルーベンス=バリチェロを抜いてバトンは4位にアップ。40周目に2位走行のモントーヤにアントニオ=ピッツォニア(ウィリアムズBMW)が接触されリタイヤ。今年のマクラーレンは全くついていない。
ワンツーフィニッシュを逃したもののライコネンが2位以下を引き離して優勝した。2位にはチャンピオン争いで優位に立っているアロンソが入り、3位には序盤のタイヤ選択ミスで順位を一時16番手まで下げたバトンが盛り返して表彰台に上った。
佐藤の追突は、非があるとして次の17戦ブラジルGPの決勝で10番グリッドを下げられる裁定がレース後決まった。
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コメント
モントーヤは不運でした。
せっかくの1,2フィニッシュを邪魔されましたね。
ピッツォニアも罰金ではなく、チームに10番降格させれば良いのに。
琢磨については触れる気にもなりません。
って言いながら自分は書きましたが・・・。呆れています。
スパではタイヤの選択が明暗を分けましたね。
久しぶりの慌ただしいタイヤ交換でピットマンも疲れたでしょう。
投稿: ひとり | 2005.09.12 17:24
ウェットのレースでチームの実力が再び出てしまいましたね。前回といい今回といい、BARチームは何とかならないでしょうか。バトンは何とか立て直しますが、佐藤においては踏んだり蹴ったりの結果になってしまいます。せめてチームが足を引っ張るのを止めて欲しいです。
投稿: erabu | 2005.09.12 20:39