『感染』
監督・脚本、落合正幸。2004年日本。ホラー映画。出演、佐藤浩市(外科医)、高嶋政伸(内科医)、 南果歩(婦長)、木村多江(看護士)、 真木よう子(看護士)、星野真里(新人看護士)、羽田美智子(精神科医)、草村礼子(老女)、モロ師岡(外科医)、山崎樹範(新人外科医)、佐野史郎(医師)。中田秀夫、黒沢清、清水崇、落合正幸、鶴田法男、高橋洋の6監督によるホラーレーベル「Jホラーシアター」の第一弾2作品のうちの1つ。
演技力があり個性溢れる俳優陣による豪華なホラー作品です。脚本もまずまずなのですが、如何せん演出が悪すぎました。折角怖い状況を作り出していながら肝心な所でドキッとさせません。何と勿体無いことでしょうか。わざと外したかのようにさえ感じます。役者の演技が良いだけに、怖いシーンをしっかりと組み込めさえしたら一級のホラー映画になっていたでしょう。
(お薦め度★★)
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コメント
TBありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきます。
恐い映画と身構えて観ていたのですが、何故か爆笑してしまいました。
まぁ、映画館で観ていたら、そうはいかなかったでしょうけど…ね。
投稿: ぱんぴー | 2005.10.12 01:28
>ぱんぴーさん、TB&コメントありがとうござます。
料理に例えるなら、高級食材を使って非常に不味い料理に仕上げたようなもので、料理人の腕が最悪のような状態でしょうか。"病院""医療ミス"というキーワードと粒揃いの役者陣で、それだけで良い作品になるはずなのにホラーとしての要素から思いっきり外れた作品になってしまいました。確かに高嶋政伸への感染する場面では怖いというレベルではなくなっています。爆笑されたのもよくわかります。
投稿: erabu | 2005.10.12 12:07
TBありがとうございます。
TBの意味がわかっていないので
とりあえず上のコメントのパンピーさんに
ならってこちらからもTB(できるかな?)
させてもらいます。
ちなみに、『感染』もけなしているように見えるでしょうが実はとても楽しんで観ています。
投稿: 100円本 | 2005.10.12 22:32
>100円本さん、TB&コメントありがとうございます。TBできています。
ホラー映画を楽しまれるっていいですね。
私の場合、怖いか怖くないかの一発勝負で観ています。何度も観たのは『シャイニング』と最近では『the EYE【アイ】』くらいです。
投稿: erabu | 2005.10.13 01:08
どちらも観ました。
『シャイニング』はスタンリー・キューブリック監督のでしょうか?
私はどちらの『シャイニング』も好きです。
それからもし原作お読みでないようでしたら、
おすすめします。
あたりまえですが原作が一番おもしろいです。
ちなみに作家がタイプライターで延々と”・・・は狂っている”と打っているのは原作には無いんですよね。キングではなくキューブリックのアイデアらしい。すごい・・・。
投稿: 100円本 | 2005.10.13 23:43
>100円本さん、こんにちわ。
そうです。キューブリック監督の『シャイニング』です。
原作面白いのですね。折角のお薦めで恐縮ですが、原作は読まないことにしてますので、すいません。(笑)
確か、原作者のキングはキューブリックの『シャイニング』は認めていない記事を読んだことがあります。理由はわかりません。
投稿: erabu | 2005.10.14 10:29
キングは変人ですからね。
自分の書いた『ペットセマタリー』が嫌いだったり、作品の批評を病的に気にしたりと結構ウツ入っていますからね。
たびたびお邪魔してスイマセンでした。
投稿: 100円本 | 2005.10.14 19:21
>100円本さん、いらっしゃい!!
実はキングの本は1冊も読んだことありません。映画やTVドラマは結構観ているのですが、特にホラー作品を小説で読みたいと思ったことがないんです。
お邪魔だなんて、そちらにも伺いますので、よろしくお願いします。
投稿: erabu | 2005.10.14 22:13