ロボットクリエイター・高橋智隆
フリーペーパー「R25」№64(2005/10/13号)の記事でロボット開発者の高橋智隆(たかはし=ともたか)さんを知りました。米国「TIME」誌が2004年に"最もクールな発明"として高橋さんが作ったロボット「クロイノ」を取り上げたそうです。ロボットには日頃から興味があるので早速検索しました。
・高橋智隆さんの会社、ロボ・ガレージ
・「Tech総研」高橋智隆さんのインタビュー記事
ロボ・ガレージでは彼が開発したロボットの動画が見られます。注目の「クロイノ」動きは見事です。"ボールを蹴る"、"立ち上がる"、"歩く"、"片足での動作"の4つを確認することが出来ます。これまでの機械的な動作ではなく、幼児が成長してしっかりしてきたような動きです。思わず「上手になったね」と声を掛けたくなる愛らしさです。
ロボ・ガレージのサイトからは彼のロボット製作は伺いしれませんが、インタビュー記事から驚くべき現場の状況を知ることができます。この記事の中で特に印象に残ったのは家庭に入るロボットの位置付けでした。どうしても召使い的に役に立つものとしてロボット像があるのですが、彼は愛すべき存在として捉えることを提言しています。慈しんで育ててようとする関係が現状では性能が十分でない家庭用ロボットには必要とのことでした。「クロイノ」の動きから彼の発言は非常に説得力を持ちます。
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2007/ 4/27 単行本『ロボットの天才』
2006/10/16 雑誌「ロボットライフ」第2号
2006/10/11 ロボットクリエイター・高橋智隆氏 製作、攻殻機動隊「タチコマ」
・「モンスターマシン「Eliica(エリーカ)」」
→自動車とロボットの違いはありますが、新たなテクノロジーに挑戦する姿に注目です。
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コメント
TBありがとうございます。
私は動画で歩く姿を見て、
ちょっと古いですが
TVアニメ 『鉄腕アトム』 で
アトムが初めて歩くシーンを
思い出しました。
投稿: og | 2005.10.15 21:37
TBありがとうございました!
ロボット製作をテーマにブログをやっております。
また遊びに来てください。
それでは また!
投稿: タクパパ | 2005.10.15 22:38
>ogさん、コメントありがとうございます。
「クロイノ」はアトムを連想させますよね。かわいい歩き方に共通項があるように感じます。
>タクパパさん、コメントありがとうございます。
また、お伺いさせていただきます。
よろしくお願いします。
投稿: erabu | 2005.10.16 01:09
始めまして。当社、香港本社があり中国シンセンにぬいぐるみ工場を持つ斎藤有限公司の日本支社です。サンリオキテイーの日本人経営・管理生産工場として1988年よりぬいぐるみの生産に従事致しております。昨今、クレーンゲームの影響を受け、またキャラクターへの過度の依存の為、伝統的な「ぬいぐるみ」販売量は激減しております。我々、サイトウジャパンは斎藤有限公司の企画開発会社として、「進化するぬいぐるみ」をテーマに商品開発を進めております。第一弾として、段ボールパズル、そして木製モデルドッグ、尾櫃製作所のご協力によるスラッシュ成型可動式犬モデルを開発進行させています。ぬいぐるみが元来幼児の「愛着対象移行」つまり母親から独立してゆく過程で布を掴んだり、しゃぶる行為の対象として生まれてきた商品としての根源性を維持しながらも、昨今デジタル玩具への移行の低年齢化が加速されつつあり、本来玩具に求められる「可愛らしさ」「優しさ」「癒し」「楽しみ」「教育玩具」等々を表現する商品が激減しています。我々はぬいぐるみメーカーとしてぬいぐるみを時代に合わせ進化させて行ければと考えております。その究極は、実物の動物と同じ動きをする、尚且つ柔らかいぬいぐるみロボットだと考えております。是非ともご助言頂けたら幸いです。進化させその先に原点に帰る、そんな構想で開発を進めております。
以上、
㈱サイトウジャパン
原野健二
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Tel 03-6826-3641
投稿: ㈱サイトウジャパン 原野健二 | 2007.05.21 10:49