『アメノナカノ青空』
監督、イ=オニ。2003年韓国。ラブストーリー映画。原題『...ING』。出演、イム=スジョン(ミナ)、キム=レウォン(ヨンジェ)、イ=ムスク(ミスク・母)。
期待外れでした。泣けましたがラストが中途半端でした。脚本がよくありません。説明不足なのと現実離れした展開が続いてしまいます。悲恋を明るく描こうとしてコメディを意識しているのかもしれませんが、無理な場面が目立ちました。また、不治の病でさらに身体障害者という二重苦というヒロインの設定は要素を詰め込み過ぎだと思います。ここまでする必要はなかったでしょう。
しかしながら、俳優が良いですね。主役のイム=スジョンとキム=レウォンが抜群でした。イム=スジョンは、『箪笥』に次いで2作目となります。この映画が公開さらたときに23歳の彼女ですが、作品の中では高校生にしか見えません。演技もさることながら、美少女度も並ではありません。彼氏となるキム=レウォンは初めて観ました。なかなかの好青年です。日本でも人気がでるのではないでしょうか。
映画を観て物語でわからなかったところを公式HPで確認しました。"仕組まれた出会い"だったのですか、監督のセンスの無さに呆れました。それとエンドロールで流れる日本語版として主題歌は必要ないです。
(お薦め度★★)
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