サンヨーのコーヒーメーカー
自宅でコーヒーをよく飲みます。スーパーでレギュラーコーヒー(粉)を購入し、毎朝コーヒーメーカーで薄めにコーヒーをつくってマグカップで多めの量を飲んでいます。
一昨日、長年使ってきたコーヒーメーカーの部品が壊れてコーヒーがつくれなくなりました。製品寿命ということで仕方ないため、新たにサンヨー製品(品番SAC-JS5)を購入しました。コーヒーだけでなく紅茶やハーブティも作れるスグレモノです。ドリップするさいに浄水フィルターでお湯をゆっくり濾します。その効果で香りが引き出され苦味がマイルドになります。今までよりも飲みやすく美味しくなりました。良く出来たコーヒーメーカーです。しかしながら既に生産を中止したものらしく、サンヨーのHPには紹介されていません。店頭価格が破格の2000円でした。
ところで、いままでの使用していたものは旧ダイエー開発商品「コルティナ」コーヒーメーカー(品番DCM-501、502)でした。2001年に980円(税別)という低価格な家電商品として登場しヒットしたものです。当時ダイエーではコーヒー豆を売っている食品売り場にこのコーヒーメーカーを積んでいました。コーヒー豆を購入するついでにコーヒーメーカーを買ってもらうとする逆転の販売方法で、中国製家電がもたらす低価格のインパクトには驚かされました。
決して安かろう悪かろうということは無く、標準的な機能が盛り込まれていました。ともかくドリップが早く3分くらいで出来上がり、それなりの美味しいコーヒーを提供してくれました。ペーパーフィルターを用いず、ドリップ後にコーヒーの粉を洗い流すだけのプラスチックで出来た交換の必要の無いフィルターを使用するという手間要らずのお手軽さがありました。
形あるものはいつか壊れる。またひとつ我が家からダイエーの記憶が失われていきます。その代わりに新たな道具が加わりました。現在サンヨーは会社が苦境に陥っています。これからの記憶とならないように何とか頑張って欲しいものです。
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