iTunes 6.0.3バージョンアップ
iPodを充電するために、iTunesを立ち上げたら6.0.3をダウンロードするかどうかを聞いてきたので、即バージョンアップしました。6.0.2から1ヶ月ぶりです。アップルHPを覘きましたが、今回は特に新しいサービスが追加されている様子はありません。バグ修正などのマイナーバージョンアップのようです。
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監督、デヴィッド=コープ。原作、スティーヴン=キング『秘密の窓、秘密の庭』。2004年米。サスペンス・ホラー映画。出演、ジョニー=デップ(モート=レイニー)、ジョン=タートゥーロ(ジョン=シューター)、マリア=ベロ(エイミー)、ティモシー=ハットン(テッド)、チャールズ=S=ダットン(ケン=カーシュ)。
ジョニー=デップ主演で期待したのですが、駄作でした。
ロン=ハワード監督作『ビューティフル・マインド』(2001)をホラー映画にしたようで、とっても二番煎じな作品です。ストーリーテリングの悪さも目立ちました。可能な限り最後まで種明かしをせずに引っ張るべき作品でしょう。途中から主人公の当事者とは思えない行動である程度展開が見えてしまいました。そのため、ラストのまとまりの無さと貧相な落ちはスリラーならぬしらけたホラーになってしまいました。スティーブン=キング原作ではスベッたときに良くある結末です。
(お薦め度★)
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ありがとうございます。
大好物です。ご飯のおかずに最高ですね。
ちなみに、お米は長野県産キヌヒカリを食べています。
(いつもお米を買っているお店にリンクしていますが、何故かイロっぽいページになっています(笑)。)
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監督、ジャン=フランソワ=リシェ。2005年米。ポリス・アクション映画。原題『ASSAULT ON PRECINCT 13』。出演、イーサン=ホーク(ジェイク=ローニック巡査部長)、ローレンス=フィッシュバーン(マリオン=ビショプ・凶悪犯)、ガブリエル=バーン(マーカス=デュバル警部補)、ドレア=ド=マッテオ(アイリス=フェリー・警察秘書)、ブライアン=デネヒー(ジャスパー=オーシェア・ベテラン警官)、マリア=ベロ(アレックス=サビアン・心理カウンセラー)、ジョン=レグイザモ(ベック・囚人)。
素晴らしいサスペンス・アクション映画です。
本作がハリウッド・デビュー作となるフランスの新鋭ジャン=フランソワ=リシェ監督が1976年のジョン=カーペンター監督作『要塞警察』をリメイクした作品です。オリジナルは全く知りませんでしたが、数あるリメイクの中でも出色の出来でしょう。多勢に無勢の絶体絶命の極限状態を切れ味鋭い演出で描き切っています。最後の最後まで息をもつかせぬハラハラドキドキの展開に降参しました。本当に面白かったです。
(お薦め度★★★★★)
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監督、マーク=フォースター。2004年イギリス・アメリカ。ヒューマンドラマ映画。原題『FINDING NEVERLAND』。出演、ジョニー=デップ(ジェームズ=マシュー=バリ・劇作家)、フレディ=ハイモア(ピーター=ルウェリン=デイヴィズ・三男)、ニック=ラウド(ジョージ=ルウェリン=デイヴィズ・長男)、ケイト=ウィンスレット(シルヴィア=ルウェリン=デイヴィズ)、ジュリー=クリスティ(デュ=モーリエ夫人・祖母)、ラダ=ミッチェル(メアリー=アンセル=バリ・バリ夫人)、ダスティン=ホフマン(チャールズ=フローマン・興行主)。2005年第77回アカデミー賞、最優秀作曲賞を受賞。
やさしさとあたたかさに包まれる感動作でした。
劇場公開で観ようかどうか非常に迷った作品でした。最終的にケイト=ウィンスレットが苦手で見送っています。『タイタニック』でヒロインらしからぬ美しさと演技だったのが理由です。昔からどうしても作品よりも俳優にこだわってしまう傾向があります。
「ピーター・パン」、特にディズニーアニメは大好きな作品です。子供向けのファンタジー映画としていまだに輝きを失っていません。その原作がどのように生まれたかを史実に基づいてつくられたわけですから、この映画は必見であったのは言うまでもありません。
脚本・編集・撮影のどれをとっても高い水準で、抑えた行間を読ませる間の演出がさらに作品に磨きをかけていました。スイス出身のマーク=フォースター監督作は初めて観ましたが、素晴らしい才能だと思います。キャスティングもピカイチですね。ジョニー=デップはもとより、登場人物の演技は素晴らしかったです。苦手だったケイト=ウィンスレットも、4人の子を持つ未亡人という難しい母親役を見事に演じていました。彼女については今後こだわることは止めます。
実際の物語ということで非常に考えさせられたのですが、1903年当時のイギリスにおいて、子供のいない妻は非常に辛い立場だったのではなかったかということです。ラダ=ミッチェル演じるバリ夫人は不倫という汚名を着せられるわけですが、バリが世間体を無視して家庭を壊したのがきっかけです。しかも子供好きとして他の家族を追っ掛ける姿は、子のいない妻へのいじめそのものでしょう。「ピーター・パン」という素晴らしい作品が生まれたから結果オーライですが、何も生まないボンクラだったら美談にも何にもならない罪深い人生だと思います。バリ夫人が創作者である夫を気遣って身を引いたように感じられてその潔(いさぎよ)さがいじらしかったです。
(お薦め度★★★)
【関連作品】
・『ピーター・パン』
・『ピーター・パン/ネバーランドの秘密』
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ウィスキーが飲まれなくなったと聞いてから大分たちます。個人的にウィスキーが好きなのですが、外でほとんど飲む機会がなくなりました。居酒屋でビール、焼酎が主で、ワインが加わるときがありますが、ウィスキーはほとんど注文しません。
統計上はどうなっているのか知りたくて、国税庁の「酒のしおり(2005年2月)」で販売(消費)数量(PDF)を確認しました。2003年データで、成人1人当たりの販売(消費)数量は、ビール37.2ℓ、焼酎9.1ℓ、ワイン2.4ℓ、ウィスキー1.1ℓで、ウィスキーはここ数年徐々に減り続けています。1.1ℓということは1年間でボトル2本は飲まないことになります。
何故飲まれなくなったのでしょうか。
いろいろな要因が考えられますが、大きな理由としてグルメブームについていけなかったことだと思います。ウィスキーの最大の欠点は合う料理が無いことでしょう。私なりに食事時にウィスキーを試したのですが、寿司、おでん、シュチュー、カレーライス、鍋、ステーキなどなど合うものは皆無でした。和洋中のどのジャンルをとってもウィスキーは合いません。ウィスキーと合うものは、酒のおつまみであるナッツなどの乾き物やチョコレートぐらいでしょう。二次会、三次会とはしごすることは少なくなっていますので、最初の会食で選択されないウィスキーは益々減少の一途を辿りそうです。
少数派となりつつあるウィスキー党としては、何とかウィスキーと相性の良い料理を探したいと思います。
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監督、片渕須直。2000年日本。ファンタジー・アニメ映画。声の出演、桑島法子(アリーテ姫)、小山剛志(ボックス)、高山みなみ(アンプル)、沼田祐介(グロベル)、こおろぎさとみ(魔女)、佐々木優子(ナレーション)。
久々のアニメ映画です。考えさせられました、あまりに面白くなくて。
観始めて30分我慢して、1時間我慢、1時間半我慢、そして終わりました。
物語の設定、構成、脚本のどれをとってもレベルが低く、地味すぎてファミリー向けとして成立していません。また、最近にはめずらしく貧相な映像です。昔の東映アニメを彷彿とさせるのですが、一見して品質が劣っているのは明らかです。
とある国のお姫様の成長物語で魔法が絡んでいます。しかし、ストーリー展開も映像も驚かせる内容は皆無でした。話の途中で何回かお姫様が魔法によって、黒いおチビちゃんから、白い肌の長身に変身を繰り返すのですが、脈絡が無く唐突で理解できませんでした。全体的に淡々と理解できない話が進んで、単に「へ~、そうなるんだ」と意外性も何も無いラストを迎えます。
お粗末過ぎます。何でこんな作品を作ったのでしょうか。エンターテインメントとしての商品価値がありません。製作者の意図が全く見えませんでした。
(お薦め度★)
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監督、ポール=W.S.=アンダーソン。2004年米。SFホラー映画。主演、サナ=レイサン、ランス=ヘンリクセン。
「エイリアン」シリーズと「プレデター」シリーズはともに面白く好きな作品でした。その2つを組み合わせるとどうなるか?結果、たいしたことありません。
考えてみれば、どちらのシリーズも人間対怪物の対決で、観客は人間側の「エイリアン」ではシーガニー=ウィーヴァー、「プレデター」ではアーノルド=シュワルツェネッガーやダニー=グローヴァー(パート2)を応援していたわけで、決して怪物側に思い入れがあったわけではありません。したがって、エイリアンとプレデターの怪物のどちらが強いかを証明することに興味は無く勝手にどうぞとなってしまうのは当然の帰結です。であれば当然ながらこの作品でも人間側を応援させるものにしなければならないし、そのような構成で進められるべきなのです。しかし、残念ながらエイリアンとプレデターを戦わせるアイデアは良かったのですが、怪物同士の戦いに重きを置いてしまって、観客が応援しなければならない人間側を描ききれませんでした。
『バイオハザード』のポール=W.S.=アンダーソン監督は、パート2を断ってこの作品を手掛けたようです。かなりの思い入れがあったのでしょうが、期待外れに終わっています。
ラストの雰囲気では続編の可能性もありそうですが、この作品の延長では全く興味は湧きません。
(お薦め度★★)
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慎重に選んでも失敗してしまうケースがあります。間違いない選択をしたつもりでも、ミスが出ます。そんな数々を今回からご紹介したいと思います。初回はamazonで購入したヘッドホンです。
パソコン用に使用していた耳かけ式イヤホンが壊れたので、代わりのものを購入しようとしました。先日、iPod用にインナーイヤータイプのイヤホンを入手したので、今度はヘッドホンはどうかなと考えてamazonを覘いたところ、ヘッドホンランキングでアイワ製HP-X122密着型ヘッドホンが一番売れていることがわかりました。しかも値段が千数百円で驚くほどの安さ。非常に魅力的でした。気持ちは、耳かけ式よりもヘッドホンにすぐに傾いてしまいました。しかし、衝動買いを避けるべく念には念を入れて「カスタマレビュー」を読みました。レビューのほとんどが評価が高く、ほとんど迷わず購入モードに入ってしました。
届いた商品はやはりイヤホンとは存在感が違いますし、いままで聞こえなかった音がよく聞こえるようになりました。低域はそれほどでもありませんが、中高域がクリアで聞きやすく評判通りと思いました。装着感が悪いものの、長くて30分くらいしか使用しないので当初は気になりませんでした。ところが、最近、パソコンテレビ「GyaO」で韓国ドラマ『TOMATO』と『白雪姫』を観るために長時間使用するようになったのですが、1時間を越えると耳介(じかい)が押さえつけられて痛くなります。連続して観続けると2本目の途中でどうしても痛みが我慢できなくなります。その度に何度も映像を停止してヘッドホンを外して痛みを和らげます。面倒なことこのうえない状態です。こんなことならば、少々値がはっても装着が良さそうな高級品を選ぶべきでした。あまりの安さに引きづられてしまいました。セコイぜ>俺。買ったばかりなので当面は我慢するものの、自分の耳に合った商品を必ず見つけたいです。
教訓:ヘッドホンは装着して決めるべし。
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監督、ティム=ストーリー。2004年アメリカ・フランス。アクション・コメディ映画。原題『TAXI』。出演、クイーン=ラティファ(ベル=ウィリアムス運転手)、ジミー=ファロン(アンディ=ウォッシュバーン刑事)、ジゼル=ブンチェン(ヴァネッサ・美女強盗団)、ジェニファー=エスポジート(マータ=ロビンス警部補)、ゼアン=マーグレット(ウォッシュバーンの母)。
リュック=ベッソンが製作・脚本を務めた「TAXi」シリーズ(『TAXi』『TAXi2』『TAXi③』)のハリウッドリメイク作品です。ニューヨークを舞台にしたたためか面白さが半減しています。登場人物の描き方と人間関係が淡白で深みがありません。オリジナルの作品全体が醸し出すおかしさをコメディとして逃げてしまいました。要のアクションシーンとなるカーチェイスもスリリングさとスピード感が劣りました。
このリメイクが良かった方は是非オリジナルと見比べてください。リュック=ベッソンの才能を改めて感じることができると思います。
(お薦め度★★)
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監督、アレックス=プロヤス。2004年米国。SFアクション映画。出演、ウィル=スミス(デル=スプナー刑事)、ブリジット=モイナハン(スーザン=カルヴィン博士)、アラン=テュディック(ロボット・サニー)、ブルース=グリーンウッド(ローレンス=ロバートソン会長)、ジェームズ=クロムウェル(アルフレッド=ラニング博士)、チー=マクブライド(ジョン=バーギン副所長)。
劇場公開時に行こうかどうか迷いましたが、映画館で観るほどでもない期待外れの作品でした。
SF小説の大家アイザシック=アシモフの短編集『われはロボット』をモチーフにつくられた未来社会を舞台にしたサスペンス・アクション映画です。有名な"ロボット三原則"が破られた謎と破られたことによる危機を描いています。USロボティックス社のロボットが反乱を起こすのですが、サスペンスに重きをおいたためでしょうか、脚本が捻り過ぎたことによって因果関係がよくわからなくなってしまいました。ストーリー上、ロバートソン会長が悪者なのか、ロボットのサニーはどんな存在なのか理解できず、全くの消化不良に終わってしまいました。
それにしても、この映画の出来を左右させるロボットに実体感がありません。いまどきのハリウッド映画にしてはリアリティを感じさせないCG技術で、従来からある実写とアニメを融合したような薄っぺらい映像でした。
(お薦め度★★)
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監督、クリス=コロンバス。1999年米。SF映画。原題『THE BICENTENNIAL MAN』。出演、ロビン=ウィリアムズ(アンドリュー)、エンベス=デイヴィッツ(アマンダ/ポーシャ・2役)、サム=ニール(リチャード)、オリヴァー=プラット(ルパート=バーンズ)。
人間とロボットの友情に溢れる非常に心温まるやさしいSF映画で、戦闘シーンは全くありません。「ハリッポッター」シリーズを手掛ける前に監督した作品で、彼らしいファミリー向けの内容でした。
古典SFで必ず語られる、進化したロボットやアンドロイドが人間になるために最終的に選択する"自殺"をテーマに扱っています。物語では「鉄腕アトム」にみられる友情感から、一歩進んだ愛情感まで究極の姿を模索して行きました。少しテーマを盛り込みすぎており、ロボットと人間の女性とのSEXシーンは感情的に監督の意図についていけませんが、ラストは何とか嫌悪感を感じるまでに無く許せる範囲でした。
7年前のSFですが扱った題材が進歩的なので今観ても古さを感じさせません。近未来デザインも馴染めました。主人公のロボットはロビン=ウィリアムスをメカっぽくしたぬいぐるみのようで愛嬌がありました。アンドロイドになったときのほうが、ロボット時代よりも非人間的に感じられました。原題の通り200年の年月を緩やかに描いています。スピルバーグ監督の『A.I.』でも非常に長い時間経過でロボットを語っていましたが、米国人はロボットを永遠の象徴と捉えているのかもしれません。日本人のロボットに対するイメージは長期間で考えていないのでズレを感じます。
(お薦め度★★★)
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監督、アレクサンダー=ウィット。2004年イギリス・ドイツ・フランス。SFホラー映画。原題『RESIDENT EVIL: APOCALYPSE』。出演、ミラ=ジェヴォヴィッチ(アリス)、シエンナ=ギロリー(ジル=バレンタイン)、オデット=フェール(カルロス=オリヴェイラ)、ソフィー=ヴァヴァサー(アンジェラ=アシュフォード)、ジャレッド=ハリス(アシュフォード博士)、トーマス=クレッチマン(ケイン少佐)、マイク=エップス(L.J.)、サンドリーヌ=ホルト(テリ=モラレス)。
スピードとキレのある展開で楽しめます。
前作のラストをそのまま引き継いでおり、納得できる続編でした。前作の監督が脚本を担当した効果があったと言えます。今回はとんでもなく溢れたアンデッド(ゾンビ)が蔓延する街からの脱出劇です。アリスが既にモンスターになる治療を受けてしまっていて、生物兵器ネメシスと戦いや最後に見せる違和感の表情は次回作に期待を抱かせるものでした。物語の構成としては前作よりも若干パワーダウンしています。内容に深みが無くなってきたように感じるものの、相変わらずレベルの高いアクション・ホラーに仕上がっています。次の3作目でシリーズの勢いを上向きにさせることができるのか興味が湧いてきました。
(お薦め度★★★)
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朝日新聞2/6の朝刊に「花粉症に「つくしエキス」効果?日大がアメ開発」の記事が出ました。今シーズンは「キッコーマン トマトのちから」で体質改善を行なっていることは以前書きましたが、つくし飴は6割の人に効果があり中には直った人もいるというので、池田薬草のオンラインショップで1箱注文をしました。現在注文が殺到していて出来上がり次第、出荷しているとのことです。それでも1週間で届きました。2000円+送料400円で振込手数料がかかります。注文時に1箱とあったのでどれくらいの数量が入っているのか意識しなかったのですが、届いてビックリしました。20粒しか入っていません。写真のように1粒ずつ包装されています。1粒あたり100円(送料を含めると120円)もします。お菓子の飴レベルではなく、薬並みの高価なものでした。パッケージには「春対策」としか記載がありません。これで効果がなかったら損した気分になります。
2月に入ってから、環境省花粉観測システム(はなこさん)を毎日チェックしています。先週末から飛散しはじめたようで、ここ数日、花粉症の症状であるくしゃみや目のかゆみが若干出てきています。とりあえず、試しに1粒舐めてみました。味は普通の飴です。効果はというと、症状が軽いためか即効性がありました。さらに丸一日症状が止まっています。効きそうです。花粉が増える時期に向かってタイミング良く心強い味方が登場してくれたというところです。
つくしと言えば、春の山菜なので子供の頃に近所の原っぱでつくし採りをして、袴を取っておひたしにして食べたことがあります。美味しかった記憶はありません。何故つくしが花粉症に効果があるかわからないようですが、身近で自然のものなので安心して摂取できます。今年こそ抗アレルギー薬から逃れたいです。
【追記】
効果が実感できたので、追加注文をしようと考えました。楽天で購入できないかと検索してみると、2箱セットになりますが5%引きで送料込みのお店がありました。オンラインショッピングは先ず楽天を調べるべきですね。
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監督、ポール=W.S.=アンダーソン。2001年イギリス・ドイツ・フランス。SFホラー映画。原題『RESIDENT EVIL』。出演、ミラ=ジョヴォヴィッチ(アリス)、ミシェル=ロドリゲス(レイン)、エリック=メビウス(マット)、ジェームズ=ピュアフォイ(スペンス)、マーティン=クルーズ(カプラン)、コリン=サーモン(ワン)。
世界的にヒットした日本のゲームを映画化。
サスペンス性も十分で良く出来たアクション・ホラー映画です。
原作のゲームで練られた内容なのでしょうか。このゲームに触れたことがないのでわからないのですが脚本が秀逸です。練り込まれています。巨大私企業の暴走という設定が絵空事でないリアリティを感じさせます。ゾンビが登場するホラー作品で構成がきちんとまとまっているものはほとんど無いので、大ヒットして続編が作られたのも納得できます。
ハリウッド映画だとばかり思っていたのですが、欧州3ヶ国によるものなのですね。米国作品と似ているものの物真似はしていません。どちらかというと凄惨でグロテスクになりやすい題材にもかかわらず、直接的な表現を抑えて間接的にわからせる演出で質の高いエンターテインメント作品に仕上がっています。
(お薦め度★★★)
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著者、戸高一成(とだか=かずしげ)・呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長。角川書店。
十分の一スケール、全長26メートル戦艦大和の復元プロジェクトを率いた著者が、500日にわたるスタッフの熱き闘いを描いた作品です。復元された戦艦大和は2005/4/23オープンした広島県呉市の大和ミュージアム(正式名称・呉市海事歴史科学館)に展示されています。
十分の一の戦艦大和が作られたことは報道で知っていました。単純に模型のスケールを上げて出来上がったのだと考えていましたが、とんでもない認識だったことがわかりました。元々戦艦大和に関する資料が無いのに、実物の十分の一の模型となると曖昧な部分もしっかりと形状を把握しないと製作できないため、その努力たるや想像を絶する作業だったようです。しかも戦艦大和自体が何度も修繕が行われていったため、最終的な形がどれであるのかを特定することも難しいのだそうです。したがって、復元されて展示されている戦艦大和は今後の研究によって改修されることがあるとのことです。作って終わりという単純なものではなく、大和の真の姿を可能な限り再現しようとする惜しみない努力には頭が下がりました。
本書の中で完成した戦艦大和が『男たちの大和/YAMATO』の撮影に使われたことが記載されていました。終戦60周年を迎えるに当たって作られるべくして作られた模型であり映画だったのでしょう。間違いなく模型が迫力ある映画に大いに貢献しています。来月のツアーでは原寸大ロケセットと大和ミュージアムの両方訪ねることになっています。映画、サウンドトラック、新書によって戦艦大和に会う準備は整いました。
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監督、フォ=ジェンチイ。2003年中国。ヒューマンドラマ映画。原題『Life Show/生活秀』。出演、タオ=ホン(ションヤン)、タオ=ザール。
味わい深い作品でした。
重慶の旧市街地・吉慶街で屋台を営んでいる女性の物語です。バツイチで彼女の家族に問題を抱えています。自分の店も都市開発によって失われようとして彼女自身の恋愛もままならない状態で、大都会に生きる現代中国女性の喜怒哀楽を叙情豊かに描いています。
ションヤン役のタオ=ホンが実に見事な演技を披露しています。若いのか年なのか分からない年齢不肖ながら魅力的な女優です。
現代の都市における中国人像は人情味が無く関りあいたくない人々のイメージでしたが、この作品を観て少しだけ好感が持てました。
(お薦め度★★★)
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監督・脚本、チェン=カイコー。2006年中国。原題『The Promise/無極』。出演、真田広之(大将軍・光明)、チャン=ドンゴン(奴隷・昆崙)、ニコラス=ツェー(公爵・無歓)、セシリア=チャン(王妃・傾城)、リウ=イェ(刺客・鬼狼)。
予告のインパクトは相当で、待ちに待った映画になりました。本日公開で早速観ました。
絢爛豪華なラブ・ファンタジー映画です。テーマは単純ではありません。重層的に命題が絡んでいてやり切れなさを感じました。まさに無極なのでしょう。
総天然色の映像美と驚異の視覚効果を取り入れたチェン=カイコー監督の世界市場に向けた野心的な作品です。ともかくその贅沢な色彩美に圧倒されました。いままで観たことが無い映像でした。アクションシーンのスピード感の凄さは想像以上でした。中国時代劇アクション映画はハリウッドに肩を並べています。
アジアンスターを起用したキャスティングが絶品です。真田広之(日本)、チャン=ドンゴン(韓国)、ニコラス=ツェー(香港)の魅力的な男優陣の競演、そしてシャープな美しさのセシリア=チャン(香港)は言うこと無しです。
作品の完成度は非常に高いのですが、興行的に成功するかどうかは難しいのではないでしょうか。「恋愛」をひとつとして語るのがエンターテインメントとしてのラブ・ストーリーの本道ですが、「恋」と「愛」とを切り離して語られてしまうと、究極的に深すぎて答えに窮してしまいます。[シネプレックス]
(お薦め度★★★)
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大塚英志(おおつか=えいじ)・まんが原作者、大澤信亮(おおさわ=のぶあき)・評論家。角川書店。
挑発的過ぎるタイトルです。読み始めてからも何故ここまでストイックに追及するのかと思わざるをえませんでした。本書では国策としてのジャパニメーションは失敗するし、失敗すべきだと主張しています。日本アニメ映画が米国で稼いだかどうか冷徹に分析すれば、マスコミが評価されていると伝えるわりに興行収入が燦燦たる現状です。国民的アニメ映画と呼ばれる宮崎駿監督作品ですらも興行は成功していません。著者の指摘通りなのです。巨視的な視点で世界市場との対比を試みており、根本的な倫理まで遡ってまんがやアニメの将来像について提言されています。成長期を終えて新たな飛躍を目指せるかどうかを考えるうえで、このような評論が行われることに大いなる価値があるのだと思います。アニメが世界に通用していないことを訴える内容に著者の熱き想いと、この世界に関わっていこうとする強い意志を感じました。
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監督、アン=ビョンギ。2004年韓国。ホラー映画。原題『分身娑婆』。出演、キム=ギュリ(美術教師)、イ=ユリ(30年前に非業の死を遂げた生徒)、イ=セウン(転校生)、カン=ジョンファ(いじめる側の生徒)、チェ=ソンミン(担任)、チェ=ジョンユン(担任の同級生)。
『友引忌』『ボイス』に続くアン=ビョンギ監督の作品です。過去の2作品と比べて一番劣っています。物語の構成が壊れていて何がなんだかわかりません。最終的には美術教師が主人公だったのでしょうか。誰が生き残ったのでしょうか。ホラー映画としても許される範囲を逸脱しています。また、怖いシーンがほとんどありません。メチャメチャな脚本で怖くない作品では価値がありません。
唯一評価できたのはキャスティングです。ホラーで御馴染みのキム=ギュリが体当たりの演技をしていました。イ=セウンとカン=ジョンファは「宮廷女官 チャングムの誓い」で医女役として共演していた二人で、揃って恐怖に怯える美少女の生徒役を演じています。演技力のある俳優陣が頑張っていたのに残念ですね。
ところで、この映画の中でコックリさんを呼ぶときのおまじないが「ブンシンサバ、ブンシンサバ、オイデクダサイ」で「オイデクダサイ」は日本語に聞こえます。日本で上映されることを見込んで演出として日本語を用いたのか、実際に韓国で使っているのかはわかりませんが気になりました。
(お薦め度★)
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サッカージャーナリストのジャンルカ富樫さんこと富樫洋一さんが急死されました。1993年にWOWOWのセリエAの実況中継を観るようになり、そこで解説されていたのが富樫さんでした。いつも「バッチョーネ」と明るく元気に挨拶される方で、わかりやすく欧州サッカーの醍醐味や面白さを伝えてくださり大好きでした。彼の解説によってより深くサッカーを好きになれたのだと思います。WOWOWを離れられた後もサッカー雑誌「カルチョ2002」の編集顧問をされていて、富樫さんのコラムは注目していました。最近は欧州サッカーから少し距離をおいているため、ジャンルカ富樫さんの名前を見かけることがなかったのですが、一ファンとして突然の訃報に驚いています。54歳という早すぎる死は残念でなりません。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。
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邦画のオリジナルサウンドトラック購入は何十年ぶりで、以前に購入した作品が思い出せません。
『男たちの大和/YAMATO』の音楽を担当したのは久石譲で、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団です。
「大和」「青春」「戦闘」「レクイエム」「癒し」「再生」の6つのモチーフに分けて作曲されているとのことです。
◆曲目リスト(○付数字はお気に入り)
1.YAMATO(作詞・作曲・編曲、長渕剛)
2.大和の海
③男たちの大和
4.光る海
5.兵士のエチュード
6.青春の碑
7.海の墓標
8.沈みゆく太陽
9.生きる覚悟と死ぬ覚悟
10.英霊たちの旅立ち
11.愛の無常
12.花の降る午後
13.名残りの雪
14.女たちの大和
15.特攻の海
16.惜別の賦
17.男たちの挽歌
18.帰らざる海
19.青春の巡礼
20.明日に生きる
21.大和よ永遠に
22.CLOSE YOUR EYES(作詞・作曲・編曲、長渕剛)
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監督、ピーター=ウィアー。2003年米。アドベンチャー映画。原題『MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD』。出演、ラッセル=クロウ(ジャック=オーブリー艦長)、ポール=ベタニー(スティーブン=マチュリン医師)、ビリー=ボイド(バレット=ボンデン)、ジェームズ=ダーシー(トーマス=プリングス)。
ナポレオンがヨーロッパを制覇を狙う1805年、南太平洋上での英国軍サプライズ号とフランス軍アケロン号の戦いを描いた物語です。劇場予告で戦記映画として宣伝をしていたので、てっきり戦闘シーンばかりの海洋戦争映画とばかり思い込んでいました。ところが軍艦同士で追撃する場面は多く登場しますが、戦いに明け暮れているわけでなくありません。劣勢に立たされていた英国軍のため少年兵が多く乗り込んでいてジャック=オーブリー艦長が上官というよりも兄貴分のような存在で艦をまとめています。ガラパゴス諸島に上陸して珍しい動物を観察しする場面があったりで、ファミリー向けの海洋冒険アドベンチャー映画といってもいい内容でした。
どう考えてもフランス軍艦との能力差が大きく勝ち目が無いにもかかわらず、優位に立って戦おうとする艦長の姿勢は軍人というよりも、海賊船の船長といった雰囲気でした。軍隊らしくない艦内ですが、敵となるアケロン号の不気味な存在感を巧みに演出したピーター=ウィアー監督の手腕により戦時下における一定の緊張感を持続させます。『刑事ジョン・ブック/目撃者』や『いまを生きる』と同様に彼らしい上質な面白さを感じさせる作品でした。
(お薦め度★★★)
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監督、チャン=イーモウ。日本編監督、降旗康男。2005年中国・日本。人情劇映画。原題『千里走単騎』。出演、高倉健(高田剛一)、中井貴一(高田健一)、寺島しのぶ(高田理恵・息子の嫁)、リー=ジャーミン(舞踏家)、ヤン=ジェンボー(ヤン=ヤン・舞踏家の息子)、チュー=リン(道案内)、ジャン=ウェン(ガイド)。高倉健の通算204本目の作品。
感動しました。
チャン=イーモウは俳優・高倉健を深く理解したうえで製作しています。日本人から観ても違和感を全く感じさせない素晴らしい出来です。人と人、父と子のつながりにいろいろなテーマを重ねていながら、シンプルに人としての本質を描き出していきます。
前作『LOVERS』は空回りしましたが、お得意の人情ものでは本領発揮です。中国キャストは素人を起用しているので『あの子を探して』のトーンによく似ています。
チャン=イーモウ監督はスターを使わなくても、感動的な深い作品を撮れる稀有な方です。『HERO』の成功からマーケットを意識して作るようになっています。この作品では中国の国策とも思えるほど優しい中国の人々が登場してきました。『あの子を探して』を観れば都市部の中国人はいかに人情が無いかがわかります。現代の中国から見てここで描かれる登場人物は、ある意味でファンタジーさを感じるのではないでしょうか。
しかしながら、うがったみかたはどうでもよくて素直に理解すればいいのです。この作品はチャン=イーモウ監督による正真正銘の"健さん映画"なのです。[品川プリンスシネマ]
(お薦め度★★★★)
チャン=イーモウ監督フィルモグラフィー
『LOVERS』(2004)
『HERO』(2003)
『至福のとき』(2000)
『初恋のきた道』(1999)
『あの子を探して』(1997)
『キープ・クール』(1997)
『リュミエールと仲間たち』(1995)
『上海ルージュ』(1995)
『活きる!』(1994)
『秋菊の物語』(1992)
『紅夢』(1992)
『The Puma Action』(1989)
『紅いコーリャン』(1987)
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原題「茶母」。2003年韓国MBC。時代劇アクションドラマ。
出演、ハ=ジウォン(チャン=チェオク・茶母)、イ=ソジン(ファンボ=ユン・従事官)、キム=ミンジュン(チャン=ソンベク・頭領)。パク=ヨンギュ(チョ=セウク・長官)、クォン=オジュン(イ=ウォネ・武官)、イ=ハヌイ(ペク=チュワン・武官)。17世紀末の朝鮮王朝を舞台に当時の警察である捕盗庁(ポドチョン)の下働きをする女性・茶母(タモ)のチェオクを主人公としたドラマ。
非常にもったいない失敗作です。
時代考証、舞台設定は文句無しでしょう。初回に最終話のシーンをもってきた大胆な試み、テレビドラマとは思えない斬新な映像処理は評価できました。キャスティングも最初から惹きつけられました。なんといってもホラー・クィーンとして有名なヒロインのハ=ジウォンのドラマを引っ張る美人度は満点でした。男優陣のキム=ミンジュンのハンサム度も期待が膨らみました。
しかし、ディテールが詰めきれていない脚本はすぐにボロが出始めます。最初と最後とでは辻褄が全く合わなくなってしまいました。途中から事件の流れと恋愛物語のバランスが崩れてしまい、堂々巡りを繰り返すようになってしまいました。終盤の10話以降は目に見えて強引に物語を展開させて無茶苦茶になってしまいます。初回に最終シーンさえ持ってこなければ、うまく物語をコントロールできたのだと思います。製作陣の意気込みが裏目となってしまった愛すべき駄作です。
(お薦め度★)
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東レ・パンパシフィックオープンのシングルス決勝はエレーナ=デメンティエワ(ロシア)がマルチナ=ヒンギス(スイス)を、6-2、6-0でストレートで下し初優勝を飾りました。デメンティエワは24歳で現在世界ランキング9位です。
過去2勝2敗でヒンギスが2勝した後にデメンチェワが2勝しています。ヒンギスがツアーから離れたのは2002年デメンチェワとの対戦が最後ということで因縁めいた試合となりました。デメンチェワのパワーにヒンギスの技が封じ込まれ、良いところ無く完封負けを喫しました。
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6-3、6-1のストレートでマルチナ=ヒンギスが勝って決勝進出。
決勝はエレーナ=デメンティエワ(ロシア)との対戦。
18歳と25歳の新旧女王対決は緊迫感があって楽しめました。
強打のシャラポアが優位と予想していましたが、今季から本格復帰となったヒンギスの技がシャラポアを圧倒しました。シャラポアの調子は悪くありませんでしたが、ヒンギスの上手さが上まわっていました。強打に対して見事な出足でシャラポアを振り回していました。それにしてももつれることなくストレート勝ちするとは思いもしませんでした。
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監督・脚本、三谷幸喜。2006日本。喜劇映画。出演、役所広司、戸田恵子、松たか子、往瀬勝久、伊東四朗、香取慎吾、堀内敬子、川平慈英、麻生久美子、石井正則、オダギリジョー、原田美枝子、角野卓造、佐藤浩市、浅野和之、篠原涼子、唐沢寿明、YOU、寺島進、奈良崎まどか、榎木兵衛、津川雅彦、近藤芳正、西田敏行、梶原善。
過去の経験から三谷幸喜自身による監督作は面白くないだろうという予感がしていました。観る予定はなかったのですが、200万人突破ということであまりに大ヒットしているので、もしかするとという淡い期待感があり映画館へ行ってしまいました。
やっぱり、それほどでもありません。
大晦日のホテルアバンティ内で起こる出来事の舞台劇を映画化したものです。豪華キャストが登場していろいろな伏線を詰め込んでいって、後半一気にそれぞれのパートをつなげて大団円を迎える展開です。中盤からくすっと笑えるシーンが時々登場しますが、畳み込むような笑いはなく小刻みな状態で、腹を抱えるシーンは一度もありませんでした。ストーリーとしては多くの要素を詰め込みすぎたせいで怒涛の流れは生まれませんした。コメディ作品としてはどちらかとういうとサラッとしていて物足りなさを感じます。
三谷作品は、『笑いの大学』のように舞台で評価されたものを彼以外の監督によって映画化するほうが傑作となるのではないでしょうか。[TOHOシネマズ]
(お薦め度★★)
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監督、マリア=リポル。2003年スペイン・フランス。サスペンス・ミステリー映画。原題『Utopia』。出演、レオナルド=スバラグリア(アドリアン)、ナイワ=ニムリ(アンヘラ)、チェッキー=カリョ(エルヴェ)、エクトル=アルテリオ(サムエル)、ジョゼ=ガルシア(ゲリラのリーダー)、エマ=ビララサウ(ユリエ)、フェレ=マルティネス(ホルヘ)。
映画好きの方は観るべきです。並みの映画ではありません。
過去と現在、未来の映像が斬新なまでに交じり合ってシュールで退廃的な香りがただようスリル満点な作品です。スペイン出身の女性監督だそうですが、この映像美はただ者ではありません。
予知能力を持った青年が、どうしても見えてしまう悲劇的な未来の光景に苦悩し、その運命に抗う切ないストーリーです。青年の運命に巻き込まれる刑事役のチェッキー=カリョの悲しくも渋い存在感のある演技は心に刻まれました。主人公のレオナルド=スバラグリアと仲間役のフェレ=マルティネスのラテン系イケメン男優は必見です。カッコイイですよ。
(お薦め度★★★)
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ecute品川の洋菓子店バズサーチ(BUZZSEARCH)で「シャンティー」というロールケーキ(長さ17cm)を購入しました。ふんわりとしたココア味のスポンジでしっとりとしています。マロン入りの生クリームは少なめで甘くなく存在感は弱いのですが、スポンジに隠し味として洋酒が含まれていて、そのバランス感は絶妙で美味しいです。子供から大人まで幅広い層に受ける一品です。値段も1050円とお手頃です。やっと納得のロールケーキに出会えました。
先日、和楽紅屋の「七尾鳥居醤油ロールケーキ」をレポートしましたが、その際に旬風 一期一会の「みつごろも」(1365円)という季節限定のいちごロールケーキも試していました。旬風 一期一会も和楽紅屋と同様に和菓子のお店です。七尾鳥居醤油ロールケーキよりも良かったものの一般のいちごショートケーキよりも主張が弱く、レポートする気力が起こりませんでした。
やっぱり、ロールケーキは洋菓子店に軍配があがるのでしょうか。値段も安いです。今後も他の商品に注目していきます。
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監督、ジョニー=トー、ワイ=カーファイ。2002年香港・シンガポール。ラブコメディ映画。原題『向左走、向右走』。出演、金城武(ジョン=リュウ)、ジジ=リョン(イブ=ツァイ)、エイダンド=チャン(ドクター・フー)、テリー=クワン(シャオホン・店員)。
台湾の街が舞台となるコテコテのラブコメディです。始まりから脂っこく胸焼けしそうな演出ですが、後半にはそのトーンに慣れてきます。身近にいるのにすれ違って出会えない二人を軽妙にコミカルに描いてラストの馬鹿馬鹿しさは楽しめました。
金城武は貧しいながら才能のあるヴァイオリニスト役で人の良い好青年を演じています。彼らしい納得できる役柄です。ヒロインとなるジジ=リョンは日本の女子アナのような容姿で興味が持てません。彼女のライバルとなる店員役のテリー=クワンのほうが好みです。ジジ=リョンとテリー=クワンが逆であれば、もっと感情移入ができたと思います。
(お薦め度★★)
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