ウィスキー消費が減少した理由
ウィスキーが飲まれなくなったと聞いてから大分たちます。個人的にウィスキーが好きなのですが、外でほとんど飲む機会がなくなりました。居酒屋でビール、焼酎が主で、ワインが加わるときがありますが、ウィスキーはほとんど注文しません。
統計上はどうなっているのか知りたくて、国税庁の「酒のしおり(2005年2月)」で販売(消費)数量(PDF)を確認しました。2003年データで、成人1人当たりの販売(消費)数量は、ビール37.2ℓ、焼酎9.1ℓ、ワイン2.4ℓ、ウィスキー1.1ℓで、ウィスキーはここ数年徐々に減り続けています。1.1ℓということは1年間でボトル2本は飲まないことになります。
何故飲まれなくなったのでしょうか。
いろいろな要因が考えられますが、大きな理由としてグルメブームについていけなかったことだと思います。ウィスキーの最大の欠点は合う料理が無いことでしょう。私なりに食事時にウィスキーを試したのですが、寿司、おでん、シュチュー、カレーライス、鍋、ステーキなどなど合うものは皆無でした。和洋中のどのジャンルをとってもウィスキーは合いません。ウィスキーと合うものは、酒のおつまみであるナッツなどの乾き物やチョコレートぐらいでしょう。二次会、三次会とはしごすることは少なくなっていますので、最初の会食で選択されないウィスキーは益々減少の一途を辿りそうです。
少数派となりつつあるウィスキー党としては、何とかウィスキーと相性の良い料理を探したいと思います。
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