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2006.03.19

映画『少女の髪どめ』(お薦め度★★★)

監督・脚本、マジッド=マジディ。2001年イラン。ヒューマンドラマ映画。原題『BARAN』。出演、ザーラ=バーラミ(バラン/ラーマト・アフガン人少女)、ホセイン=アベディニ(ラティフ・イラン人青年)、モハマド=アミル=ナジ(メマール・イラン人現場監督)。

良質な作品です。
イラン映画は初めてかもしれません。イランというと貧しい国のイメージしかなく、映画のレベルが低いのではと想像力貧困な頭で観ました。とんでもありません。映像はきれいで各シーンの構図がしっかりとしています。脚本も味わいのある仕上がりになっていました。マジッド=マジディはかなりレベルの高い監督です。
冒頭、字幕で難民問題が次のように語られます。
「1979年にソ連軍がアフガニスタンに侵攻、600万人の難民が生じた。ソ連撤退後、タリバンの圧制と長年の干ばつによって、2001年の国連報告で150万人超えのアフガン難民がイランで生活している。」
物語はこのイランのアフガン難民問題を背景に、アフガンの少女に無償の愛をそそぐイラン人青年の淡い恋を描いています。イランでアフガン人が不法労働者として働くことがいかに厳しいことなのかがわかります。主人公のイラン人青年も貧しい立場にありながら、少女のために尽くす姿の奥ゆかしさは同じアジア人として共感できました。

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