新書『ウェブ進化論』
著者、梅田望夫(うめだ=もちお)。シリコンバレーのコンサルティング会社ミューズ・アソシエイツ社長。ちくま新書。
ブログを開設している人は必ず読むべきでしょう。
インターネットの今後の展望をテクノロジーとビジネスの両面でうまくまとめられています。非常に参考になりました。
IT業界の第一世代がIBM社、第二世代はMicrosoft社中心、そして第三世代の代表がGoogleで、リアルな世界を「こちら側」、バーチャルな世界を「あちら側」と表現してIT企業がどの位置にいて、どのような指向でインターネットと対峙しているのかわかりやすく解説してくれています。「こちら側」の企業は「あちら側」に行けないので、「こちら側」のMicrosoftは「あちら側」のGoogleには追いつけないと分析しています。
特に技術革新の主役であるGoogleという企業について詳しく説明されています。1998年に設立、2004年夏に株式公開し、2005年10月には時価総額が10兆円を超えた従業員は5千名のとんでもない驚くべき会社であることが理解できます。
【追記】
日本語のGoogle Blogが3/1登場しました。
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