映画『パッチギ!』(お薦め度★★★★)
監督、井筒和幸。2004年日本。青春映画。出演、塩谷瞬(松山康介)、沢尻エリカ(リ=キョンジャ)、高岡蒼佑(リ=アンソン)、楊原京子(桃子)、真木よう子(チョン=ガンジャ)、尾上寛之(チェドキ)、浪岡一喜(モトキ=バンホー)、小出恵介(吉田紀男)、オダギリジョー(坂崎)、光石研(布川先生)。パッチギは、朝鮮語で「突き破る、乗り越える」ならびに「頭突き」の意。
パワフルで良いですね。
1968年の京都を舞台に平凡な高校生の主人公と在日朝鮮人との交流を描いたコミカルでエネルギッシュな作品です。本作で井筒和幸監督はブルーリボン賞作品賞など数々の映画賞に輝きました。ともかく心の底から笑えました。ここ最近、真に笑わせてくれた映画です。ヒロインの沢尻エリカがこの映画で注目されて人気になるのも頷けます。キャスティングと脚本が極めて優れていました。ただし、舞台としての1968年という時代の香りは伝わってきませんでした。確かに古いバスや車、今では見かけなくなったレコードプレーヤーや公衆電話器といった小道具を数多く登場させますが、今の時代からそれほど遡れるほどの雰囲気は出ていません。そこが非常に残念です。ほぼ同時代の高校生を描いた『69 sixty nine』のほうが、当時の時代に連れ戻してくれる映像の力がありました。
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コメント
観ました。
兎に角、沢尻エリカが可愛いかったですね。
年甲斐もなく写真集も買ってしまいました。
家で見ておりましたら変態といわれました。
(勝手ながら中学時代に好きだった彼女に似ておりました)
エネルギッシュな映画でしたね。
続編が出るとのこと?
楽しみです。
ではまた。
投稿: 不良中年こうちゃん | 2006.04.19 12:47
沢尻エリカに"萌え"たのですね。
うらやましいです。
韓国女優ファンの場合、日本のアイドルと違って写真集が手に入りません。いまだにソン=イェジンでさえも写真集が出ていません。
彼女のが出れば「変態」といわれても"萌え"る覚悟はできてます(笑)。
続編は楽しみです。今度は映画館で鑑賞します。
投稿: erabu | 2006.04.20 16:33