映画『マシニスト』(お薦め度★★★)
監督、ブラッド=アンダーソン。2004年スペイン・アメリカ。サスペンス・ミステリー映画。原題『THE MACHINIST』。出演、クリスチャン=バイル(トレバー・機械工)、ジェニファー=ジェイソン=リー(スティービー・娼婦)、アイタナ=サンチェス=ギヨン(マリア・ウェイトレス)、マイケル=アイアンサイド(ミラー)、ジョン=シャリアン(アイバン)。
ガイコツのように痩せ細った主演のクリスチャン=ベイルの役作りが凄いですね。
物語としては中盤まで観ていくとラストはおおよそ予想出来てしまいましたが、"ガイコツ男"と化したベイルの怪演に引き込まれてしまい最後まで緊張感があって目が離せませんでした。1年間も不眠だという極限の設定に説得力を持たせた彼の役者魂に頭が下がります。30㎏も減量していたそうです。『モンスター』で観せたシャーリーズ=セロンの激太りも凄いですが、激痩せの異様さは尋常ではありません。
通常、この手の作品はラストが悲惨過ぎるのですが、アメリカだけの製作ではないためか少し救われた気がしました。
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