映画『CODE46』(お薦め度★★)
監督、マイケル=ウィンターボトム。2003年イギリス。SF映画。出演、サマンサ=モートン(マリア)、ティム=ロビンス(ウィリアム)、ジャンヌ=バリバール(シルヴィー)、オム=プリ(バックランド)、エシー=デイヴィス(医者)。
ひねりがなくて深みがありません。
近未来の超管理社会が舞台で、遺伝子情報によって生殖行為までも禁止する世界でのラブストーリーを描いています。
ヒロイン・マリヤ役のサマンサ=モートンは主演を張るだけの美貌がありません。世界市場に通用する美人が必要でした。物語も抑揚が無く淡々としているため、感情移入できる余地がありません。予知夢が重要な役割を担うようでいながら、そうでもありません。思わせぶりな要素はいろいろ出てきますが、ほとんど肩透かしでした。ストーリーテリングが弱いので楽しめる作品ではありません。
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