映画『ロング・エンゲージメント』(お薦め度★★★)
監督、ジャン=ピエール=ジュネ。2004年フランス・アメリカ。ミステリー映画。出演、オドレイ=トトゥ(マチルド)、ギャスパー=ウリエル(マネク)、ジャン=ピエール=ベッケル(エスペランザ)、ドミニク=ベテンフェルド(アンジュ=バシニャーノ)、クロヴィス=コルニアック(ブノワ=ノートルダム)、マリオン=コティヤール(ティナ=ロンバルディ)、ジョディ=フォスター(エロディ=ゴルド) 。
フランス映画なのに意外にも感動してしまいました。
『アメリ』の監督と主演女優のコンビによる作品です。日常がファンタジックなトーンで回想シーンとなる戦場でのシーンはリアリティがあり、メリハリの利いた映像でした。シャレた場面が数多く登場し知的に笑えます。『アメリ』よりも面白い作品でした。結末は予想通りなのですが、そこに至るまでのプロセスがミステリアス、かつ論理的でした。フランス映画も観客に迎合するようになってきたようです。
ジョディ=フォスターが共演していたのが印象的でした。彼女の存在が見事に作品に締りを与えていると感じます。
最初から最後まで気になったのが二十歳のマチルド役のオドレイ=トトゥでした。当時26歳になる彼女はどうみても若くありません。実年齢に近いときに製作されていれば、もっと評価が上がったのだと思います。惜しい。
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