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2006.06.28

韓国ドラマ「マジック」[全16話](お薦め度★★)

演出、ホン=チャンウク。脚本、ユン=ソンヒ。2004年韓国SBS。出演、カン=ドンウォン(チャ=ガンジェ)、キム=ヒョジン(ユン=ダニョン)、ヤン=ジヌ(イ=ソンモ)、オム=ジウォン(ハ=ヨンジン・ダニョンの姉)、ソ=インスク(イ=デヘ・ソンモの父)、カン=ナムギル(チャ=ブンホ・カンジェの父)、イ=ウンギョン(キム=ミジョン・ヨンジンの母)、チョン=ドンファン(オ=ジョンユン・ダニョンの養父)、イ=ジュン(ユン=ドヨン・ダニョンの兄)、マヤ(ホン=ミレ・ダニョンの友人)、イ=チャン(オ=ビルスン・ソンモの友人)。

面白くありません。
カン=ドンウォンが観たかったのとマジックというショウビズの華やかさに期待しました。しかし、主人公(カン=ドンウォン)の設定が破滅型なうえダークなキャラクターで全く共感出来ません。また、舞台はショウビズ界ではなく、女性を踏み台にしてビジネスで成り上がろうとする男の物語で受け入れられないものでした。当然のごとく恋愛絡みで主人公の男性と二人の女性の三角関係、しかも二人の女性は姉妹(血のつながりは無い)というドロドロした骨肉の争いです。
これだけの悪条件が揃っていながら、何故観たのかというとヒロインがキム=ヒョジンだったからです。映画『誰にでも秘密がある』の三女役で初めて観たのですが、韓国女優の中で器量が落ちるのに重要な役どころを任されたのが不可解で何故彼女が起用されたのか謎でした。彼女の実力を知る上でもこのドラマを観る必要がありました。そしてこれまで抱えていた大きな疑問が解けました。驚くほど演技力が素晴らしいのです。韓国の若手俳優の中でも一級品でしょう。観客をつかむ才能があります。結局彼女の魅力だけで最後まで観てしまいました。
ラストは物語の骨格からして最初から予想された決着をみます。マジックという題名から超どんでん返しを密かに待ち望んだのですが、そのようなかけらもありませんでした。

【過去に観たキム=ヒョジン出演作品】
2005/ 9/14 映画『誰にでも秘密がある』(お薦め度★★)
2005/10/ 6 映画『誰にでも秘密がある<韓国公開版>』(お薦め度★★★)

【過去に観たカン=ドンウォン出演作品】
2005/ 6/ 1 映画『彼女を信じないでください』(お薦め度★★★★)
2005/ 9/ 3 韓国ドラマ「1%の奇跡」[全26話](お薦め度★★★)
2006/ 4/ 7 映画『オオカミの誘惑』(お薦め度★★★)
2006/ 4/25 映画『デュエリスト』(お薦め度★)

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