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2006.06.17

新書『グーグルGoogle-既存ビジネスを破壊する』

著者、佐々木俊尚(ささき=としなお)。文春新書。

Googleの各サービスについて実例をあげて掘り下げています。先に技術的な視点で書かれた新書『ウェブ進化論』を読んでいたので、特に目新しい記述はありません。ミクロからマクロで語られており、Googleが今後どのように世界とかかわっていくのかが明確になってきます。

昔、巨大なコンピューターに世界が支配されるのではとSF的な悪夢が語られてきましたのが、今後は巨大なデータベースを司るGoogleが新たな脅威として語られています。確かにそうかもしれません。インターネットで最も重要なのが"検索"であり、世界の情報を飲み込もうとしているのがまぎれも無いGoogleだからです。Googleの検索から排除された事件「グーグル八分」を通して、Googleの検索から抹消されることはインターネット社会で存在しないことになってしまうという説明も説得力があります。著者の「グーグルこそが、「神の偏在」なのである。」という記述は大いに考えさせられました。

既存ビジネスの象徴として君臨し続けたマイクロソフトのビル=ゲイツ会長が2年後に経営の一線を退き慈善家となると6/15に事実上の引退宣言をしました。『ウェブ進化論』の著者、梅田望夫が予言したとおり「こちら側」が「あちら側」に追いつけないことが証明されたと言えるでしょう。マイクロソフトがグーグルに敗北宣言した日として感じられてしかたありません。

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