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2006.07.16

映画『ザ・リング2』(お薦め度★★)

監督、中田秀夫。2005年米。ホラー映画。出演、ナオミ=ワッツ(レイチェル=ケラー・母親)、デヴィッド=ドーフマン(エイダン=ケラー・息子)、サイモン=ベイカー(マックス=ローク)、エミリー=ヴァンキャンプ(エミリー)、シシー=スペイセク(エヴリン・サマラの実母)、エリザベス=パーキンス(エマ=テンプル、ドクター)、ゲイリー=コール(マーティン)、ライアン=メリマン(ジェイク)。日本版『リング』中田秀夫監督のハリウッド・デビュー作。

たいして面白くありません。
前作の『ザ・リング』の続編になっていますが、日本版「リング」シリーズから離れてハリウッド向けに新たに書き下ろしされたストーリーです。 自作の『仄暗い水の底から』からアイデアを取り込んでいます。しかし、中途半端にレイチェル(ナオミ=ワッツ)とサマラとの対決というわかりやすい構造にしたために薄っぺらい物語になってしまいました。息子のエイダンにサマラが憑依するという部分も単純過ぎます。サマラの恐怖というよりもエイダンの怪しさに話が切り替わっていました。次々と起こる超常現象が理路整然としすぎてしまい怖いシーンがほとんどありません。米国であまりヒットしなかったのも頷けます。

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