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2006.08.09

亀田家バッシングは間違い

8/2のWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ「亀田興毅×ファン=ランダエタ(ベネズエラ)」で”疑惑の判定”をしたのはWBA(世界ボクシング協会)なのですから亀田家バッシングは間違いです。やくみつる氏がテレビ番組で亀田の父親にケンカを売りましたが、心情的にわかるもののお門違いでしょう。もちろん試合前にあれだけ大風呂敷を広げ過ぎて、KOできなかった亀田選手の落ち度に対して物申したいという気持は理解できます。
しかし、過去にもWBAは鬼塚勝也選手でも”疑惑の判定”をしており、協会の従来からある体質なのだと思います。ノックアウトで試合が決まらなかったならば、やらなければならないことはひとつです。リマッチ。もう一度ランダエタと再試合を行ってすっきりと勝つしかありません。そうすれば「勝負に負けて、試合に勝った」という評価に対して落とし前は付けられます。ガッツ石松氏が再戦すべきという主張通りだと思います。

ところで、亀田家よりも責められなければならないのは何と言ってもTBSでしょう。試合開始の1時間半前から訳のわからないドキュメントを垂れ流し続けた姿勢こそ問われるべきです。たまたま、野球中継をメインにチャンネルを切替えてボクシングを観たので私自身は実害はありませんでしたが、あの劣悪な番組に付き合わされた視聴者こそが今回の最大の被害者でした。ドラマやニュース番組で視聴率が取れなくなった落ち目のテレビ局にとって亀田家は金の卵なのでしょうが、放送局としての節度や倫理が無さ過ぎです。本当にみっともありません。まさに拝金主義の典型です。

<メモ>
8/7(月)7時半放送されたテレビ朝日「スーパーモーニング」にボクシングのWBA世界ライトフライ級の新王者・亀田興毅(19)の父・史郎氏(41)と、元世界王者のガッツ石松氏(57)・漫画家のやくみつる氏(47)が生出演し舌戦を繰り広げた番組をYouTubeから視聴しコメント。

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