映画『鉄人28号』(お薦め度★★)
監督、冨樫森。2004年日本。アニメ実写版映画。出演、池松壮亮(金田正太郎)、蒼井優(立花真美)、 薬師丸ひろ子(金田陽子・母)、香川照之(宅見零児)、川原亜矢子(貴島レイラ=ニールソン)、中澤裕子(江島香奈)、高岡蒼佑(村雨研二)、伊武雅刀(田浦慶太郎)、西田尚美(八城裕美子)、北川智子(加藤志津絵)、水上竜士(河合秀之)、村松利史(高橋清次郎)、矢沢心(レポーター)、ささの友間 (秋山孝)、栗原卓也(鬼塚宏志)、森田直幸(松川健太)、諏訪太朗(職人A)、鈴木一功 (職人B)、森羅万象(職人C)、田中麗奈(キャスター・芹沢明日香)、妻夫木聡(風鈴売り)、阿部寛(金田正一郎)、柄本明(大塚雄之助)、中村嘉葎雄(綾部達蔵)。
少年少女向けジュヴナイル作品としては、予算から考えてそれなりのものだと思います。
ただし、大人の鑑賞には全く堪えられません。第一に鉄人28号のVFXがお粗末過ぎます。ひと目でわかる安っぽい3Dアニメが実写に合成された映像としか映りません。
ストーリーも金田正太郎の成長物語としたため、脈絡の無い展開に終始しており面白くありません。クライマックスも陳腐で盛り上がりが感じられませんでした。ただし、個性的で演技力のある役者陣によってある程度の質は保たれています。妻夫木聡が風鈴売りのチョイ役で登場したり、ヒロインが人気と実力を兼ね備えた蒼井優だったり、話題性のある俳優をキャスティングしていました。
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