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2006.10.29

映画『DEATH NOTE デスノート 前編』(お薦め度★★)

監督、金子修介。2006年日本。アニメ実写版映画。出演、出演、藤原竜也(夜神月(ライト))、松山ケンイチ(L(エル)/竜崎)、瀬戸朝香(南空ナオミ)、香椎由宇(秋野詩織)、細川茂樹(FBI捜査官・レイ)、戸田恵梨香(弥海砂)、青山草太(松田刑事)、中村育二(宇生田刑事)、奥田達士(相沢啓二)、清水伸(模木刑事)、小松みゆき(佐波刑事)、中原丈雄(松原)、顔田顔彦(渋井丸拓男)、皆川猿時(忍田奇一郎)、満島ひかり(夜神粧裕)、五大路子(夜神幸子・母)、津川雅彦(佐伯警察庁長官)、藤村俊二(ワタリ)、鹿賀丈史(夜神総一郎・父)。声の出演、中村獅童(死神・リューク)。人気漫画を2部構成で映画化したサスペンスの前編(2006/6/17公開)。後編の『DEATH NOTE デスノート the Last name』は11/3公開。日本テレビが後編のプロモーションのため10/27にTV放映。

予想通り、陳腐でした。
全くリアリティがありません。脇役陣の登場人物に至ってはほとんど冗談としか思えません。特に藤村俊二が登場した段階で止めを刺されました。お金をかけているのはわかりますが、キャスティングと演出は安っぽい邦画の域を出ていません。単に漫画の原作をそのまま映画にしただけなのでしょう。存在自体が意味不明な謎の少年L、生粋の日本人であるFBI捜査官、CGにしか見えないパンクな死神などの意外性はユニークではあります。
1本の映画を前編と後編に分けて製作し、後編公開前にTVで前編を放映するという画期的なプロモーションだと思います。しかし、何んといっても一番重要なのは作品の中身です。脚本にこそもっと力を入れるべきだと思います。

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