Edy、Suicaのスキミング対策?!
三度12/19発売のDIMEです。特集「DIME Security」でカードに直接触れずにカード情報が盗まれる非接触型スキミングが急増しているのでスキミング対策グッズが紹介されており、EdyやSuicaなどの非接触型ICカードのスキミングも防止できるという記述に驚きました。
非接触型ICカードを持ち歩くだけで危険だという認識を全く持っていなかったからです。記事は詳しく書かれている訳ではないので関連記事やグッズをインターネットで調べてみることにしました。
次の会社と商品を検索しました。
SONIC「SKIM GOLD」(DIMEに掲載)
三宝商事「スキミングブロッカー」(DIMEに掲載)
大洋「シェリー」
アイワ「スキミング防止カード」
SONICや三宝商事はHPに商品説明がありません。大洋はブログも立ち上げていますが、商品説明が中心で要領を得ません。アイワはトップページ紹介でケータイ対応のものまで商品化していてラインアップが充実しています。
いずれも大手企業でなかったので、冷静に考えてみました。
EdyやSuicaなどの非接触型ICカードは非接触スキミングを想定して商品化されたものだから、非接触スキミングで簡単にカード情報を取られてコピーカードを作られることは極めて難しいはずとの結論に至りました。ITmedia Newsの12/20記事「FeliCaの暗号が破られた?――ソニーは完全否定」の続報もいまのところありません。
ただし、EdyやSuicaのレジを不法改造して電車の中で手当たり次第にチャージを盗むといったスリ的な愉快犯が登場する可能性はあるだろうと予測しました。盗んだチャージは換金しないことが前提です。何故なら換金しようとすると犯行がバレてしまうからです。もしもこのような犯罪が報道される事態が発生したら、前述のスキミング対策グッズが必須となるでしょう。どうやら現状でも非接触型ICカードはリスクがありそうです。
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