一番美味しいウイスキーは「ホワイト マッカイ(Whyte&Mackay)」というスコッチウイスキーです(erabu的ランキング)。先輩に連れられて銀座のバーで17年前に出会ってから、美味さにおいてこれを超えるものがありません。シングル・モルトのような個性はなく、ブレンデット・ウイスキーらしい癖の無い飲みやすい万人向けの味です。
「ホワイト マッカイ」の商品ラインアップは次の4つあります。
価格は河内屋調べ(2006/12/18現在)。
Whyte&Mackay ブルーラベル(1370円)<写真向かって左>
Whyte&Mackay 12年(2680円)<写真向かって右>
Whyte&Mackay 21年(7350円)
Whyte&Mackay 30年(1万9800円)
「ホワイト マッカイ」は上位グレードの味を知ってしまうと元のグレードに戻れなくなります。ずっとブルーラベルを飲んでいたのですが、あるとき12年に手を出したところ更なる美味しさでブルーラベルが飲みにくく感じられてしまいました。ブルーラベルは水割りが通常の飲み方になりますが、12年ではロック中心となりました。水割りにしなくても飲みやすいのです。12年の味を知ってしまうと30年はどれほど美味しいのだろうと想像するようになりました。以前は明治屋でブルーラベルが3500円、30年が8万円もしていたので高嶺の花だったのですが、4年前に河内屋で安く入手できる時期があり、即購入して飲みました。想像していた通り12年よりも美味しく、ストレートでも無理なく飲めてしまうまろやかさでした。
本当に美味しいウイスキーの頂点を知った喜びの後が大変でした。30年を飲み終わったらこれ以外のグレードを飲む気がしなくなってしまいました。たまたま安く手に入れたとはいえ2万円もする値段では購入を続けるわけにもいかず、2002年から「ホワイト マッカイ」を封印しました。やっと今年の初めに再びブルーラベルに戻って現在12年にアップグレードしています。このまま行くと再び30年を目指しそうです。前回は21年を飛び越しましたので、経由して時間をかけたいと思います(笑)。
ウイスキーが飲まれなくなっていますが、ウイスキーを飲む機会があれば是非「ホワイト マッカイ」を飲んでみてください。出来れば30年お薦めします。
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