映画『マイ・リトル・ブライド』(お薦め度★★★★)
監督、キム=ホジュン。2004年韓国。ラブ・コメディ映画。英題『MY LITTLE BRIDE』。出演、ムン=グニョン(ソ=ボウン)、キム=レウォン(パク=サンミン)、キム=インムン(ボウンの祖父)、ソン=ギユン(ボウンの父)、ソヌ=ウンソク(ボウンの母)、ハン=ジニ(サンミンの父)、キム=ヘオク(サンミンの母)、アン=ソニョン(キム先生)、パク=ジヌ(ジョンウ先輩)、シン=セギョン(ヘウォン・ボウンの親友)、キム=ボギョン(ハン=ジス・サンミンの先輩)。
目茶目茶ハッピーな気分にさせてくれる映画です。
ヒロインのムン=グニョンの魅力が炸裂した作品です。彼女が国民的女優であることを実感させてくれます。ドラマ「秋の童話」、映画『永遠の片想い』『箪笥』を観ていますが、彼女の美少女度が一番堪能できる一本です。その愛くるしい表情と可愛らしい仕草、そして素晴らしい演技力に心を奪われることは間違いないでしょう。相手役のキム=レウォンも若手韓国俳優のイケメンでコメディにも見事に対応していました。二人の呼吸と容姿が合っていて似合いのカップルです。
この作品は日本でヒットしなかったようですが、本当にもったい無いですね。真っ先に邦題を工夫すべきでした。マイ・リトル・ブライドでは何がなんだかサッパリです。キャッチコピーの「花嫁は16歳」とストレートに表現したほうが良かったのではないでしょうか。また、監督の演出で力不足なところがあり、観ている側の気持ちをうまく掴み取れないため深い感動になりにくい点がヒットに結びつかなかったのではないでしょうか。ただし、韓国コメディ映画にありがちなしつこさはマイルドになっていて日本人好みの作風に仕上がっています。まだご覧になっていない韓流ファンの方は是非観てください。
ところで、サンミンと母親の二人がTVで映画『TUBE』を観るシーンが登場するのですが、何故なのか調べた範囲でわかりません。『TUBE』は好きな映画のひとつで韓国映画に韓国映画が登場するのが意外なため興味があります。知っている方は是非教えてください。
| 固定リンク
コメント