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2007.02.28

Amazonポイント 対 楽天スーパーポイント

2/1から「Amazonポイント」サービスが開始されました。また、「Amazon クレジットカード」も登場しています。これにより、楽天スーパーポイントと楽天カードと同じ土俵で戦うことになります。
今までは両方で販売している商品を購入する際に、Amazonと楽天で価格が違わない場合にはポイントが利用できる楽天を使ってきました。
これからは同一条件になったので配送がしっかりしているAmazonを利用することになりそうです。特に玩具とDVD、本といった種類の異なる商品の組合せでも一緒に梱包してもらえるAmazonのほうが取り扱いは簡単です。
ポイントについても、Amazonポイントは1ポイントから利用できるので、楽天スーパーポイントの50ポイントにならないと使えないという制限はありません。上限は1回の注文で、Amazonポイントは10万ポイントまで利用できます。楽天スーパーポイントは3万ポイントです。この取り扱いだけ見ても、楽天を追撃するキラーサービスになりそうです。
さて、楽天はどのように対抗してくるでしょうか。

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2007.02.27

秋川雅史「千の風になって」(シングルCD)

7年ぶりにシングルCDを購入しました。宇多田ヒカル「Wait&See~リスク~」(2000/4/19発売)以来です。最近この曲のフレーズがが頭の中で繰り返されるので、気になって仕方が無く手に入れなければと考えていました。一曲だけ購入するだけなので、音楽配信サービスのMOOCS MUSIC STOREかiTunes Storeで探しましたが、両方ともに登録されていません。ちなみにMOOCS MUSIC STOREでは「新井満」「綾乃ひびき」「Yucca」、iTunes Storeでは「新垣勉」「綾乃ひびき」「中島啓江」「宗田舞子」が配信されています。それぞれを試聴しましたが、テノール歌手の秋川雅史と肩を並べるものがないため、amazonで購入しました。

◆曲目リスト(○付数字はお気に入り)
① 千の風になって
2. 千の風になって~カラオケ~
3. リンゴ追分

発売日は2006/5/24でした。2006年大晦日の第57回NHK紅白歌合戦で登場して人気が出なければ出会えなかった曲です。壮大なの世界をイメージさせる歌詞を雄大な歌声での熱唱は大変癒されます。

「千の風になって」は、作者不詳とされる英語詩『Do not stand at my grave and weep』を新井満が日本語訳し、曲をつけて自ら歌った作品だそうです。新井満といえば、電通社員で1977年に「ワインカラーのときめき」のCMソングで一世を風靡された方です。30年後に再び作詞作曲した歌を大ヒットさせる才能はめったにないと思います。

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2007.02.26

映画『ピーナッツ』(お薦め度★)

監督・脚本・主演、内村光良。2005年日本。スポーツ人情ドラマ映画。出演、内村光良(秋吉光一)、三村マサカズ(相良和雄)、大竹一樹(文野正樹)、ふかわりょう(宮本良一)、佐藤めぐみ(草野みゆき)、ゴルゴ松本(勝田一鉄)、レッド吉田(赤岩登)、ベンガル(草野務)、桜井幸子(宮島百合子)。内村光良監督初作品。

全く評価できません。
脚本、演出、編集のどれを取っても劇場用作品としての水準を満たしていません。コメディなので脚本が悪くても演出で補うことが可能なはずですが、ほとんど手当てされていません。何をコンセプトにして製作したのか伝わってくるものがありませんでした。お笑い芸人の仲良しが集まって作ったとしか思えません。演技などというレベルではなく、TVバラエティ番組のコントの延長にしか感じられませんでした。どうしてこのようなキャスティングにしたのでしょうか、全く意味不明です。

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2007.02.25

映画『ザスーラ』(お薦め度★★★)

監督、ジョン=ファヴロー。2005年米。ファンタジー・アドベンチャー映画。出演、ジョシュ=ハッチャーソン(ウィルター・兄)、ジョナ=ボボ(ダニー・弟)、ダックス=シェパード(宇宙飛行士)、クリステン=スチュワート(リサ・姉)、ティム=ロビンス(父)。

驚きと興奮のファミリー映画です。
古びたブリキのボード・ゲームを遊んだことによって兄弟が家ごと宇宙空間に連れて行かれるという奇想天外なお話です。全く予期できないジェトコースターのようなストーリーで、つっこみを入れながら鑑賞する間もなく、登場人物と一緒になってハラハラドキドキ感を楽しみました。壮大な宇宙空間を精巧なSFXで描かいているので、ただただ驚きの展開と映像に引き込まれてしまいました。潤沢な制作費で作られているためでしょう、嘘っぽさを感じませんでした。
原作者はクリス=ヴァン=オールズバーグで、『ジュマンジ』の続編として書き上げたのが『ザスーラ』だそうです。『ジュマンジ』は見逃していますので、同じボード・ゲームを題材にした物語を見比べたいと思います。

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2007.02.24

今年初めてのマリンスタジアム

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千葉ロッテマリーンズの公式ファンクラブ「TEAM26」ジュニア会員(年会費3000円)に入会するため、マリンスタジアムを訪れました。天気は気持ちの良い快晴で、2月に入っても暖冬の毎日だったのに今日は寒い一日になりました。子供たちを連れて日陰のTEAM26ブースへいって、震えながら入会申込書に記入して無事申込を完了させました。入会記念品は「戦」ユニフォームシャツです。
Web申込みが出来るのにわざわざスタジアム申込みにしたのは、Web申込みではジュニア会員単独で申し込めないからです。昨年レギュラー会員になっていた俺は、簡単にWebから継続手続きが完了し、すでに会員証は送られています。
今年からジュニア会員へのチケット前売りが可能になり、大人のほぼ半額なので子供たちも入会させる必要が出てきました。昨年は前売りがジュニア会員になかったので、大人の座席を確保しなければなりませんでした。今シーズンは家族で行ったときの負担が減ります。そこで、継続したレギュラー会員に子会員を追加するだけなのですが、これがWebからできません。どこかに入り口がないかサイトを探し回ったのですが見つかりません。仕方なくファンクラブ会員専用番号に電話をして聞いてみました。確かにWebからはジュニア会員を追加する窓口が無いそうです。方法としては2通り案内されました。

1)Web申込みで再び親会員として無料コース(マリーンズ会員)を申込んで、同時にジュニア会員を申込む。ただし、AMCマリーンズカードが親会員にも発行される。発行されたカードは使わずに保管。

2)スタジアム申込みの入会申込書で継続しているレギュラー会員に子会員として追加する。

担当者は手間が要らないので1を薦めてくれました。しかし、1人で二重登録したくないのと使わないカードが増えるのを避けたいので2を選択する旨を電話口で伝えました。
球団は毎年いろいろとファンのために制度を変更して利便性を高めてくれていますが、今回は手続きのシステムが追いつかなかったようです。わざわざ試合が無いのにスタジアムまで行かなければならないのは面倒でしたが、子供たちと一緒に散歩気分を楽しめたので良しとします。今シーズンは家族と一緒に応援するぞ!!

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2007.02.23

知育おえかき玩具「2カラーせんせい」

上の子に白黒の「アンパンマンのたのしいらくがき教室」を買い、下の子にもお古を使わせていたのですが、7年たったでしょうか壊れてしまいました。下の子は家中の至る所に落書をするので2代目のおえかき玩具を探していたところ、トイザらスの店頭で同じ磁石ペンを使って黒と赤に書き分けられる「2(ツー)カラーせんせい」(タカラトミー)を見つけました。白地に黒と赤で3色が使い分けられるのがとても不思議です。サイトで原理を解説しているのではと寄りましたが、全く記述がありません。商品としは1977年にデビューしていたようです。30年前から同じ商品だったのかわかりませんS極、N極で赤と黒の表示を区別しているのでしょう。このアイデアは玩具とはいえ素晴らしいです。玩具の奥深さをあらためて実感しました。
ということでamazonで購入しました。トイザらスよりも800円ほど安くなっていました。下の子はもちろん上の子も非常に楽しんでくれています。良質な玩具は家族に幸せをもたらします。

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2007.02.22

無料の電子書籍ポータル「Flib(フリブ)」

「コミック・ガンボ」関連で見つけました。ソフトバンクグループのイーブックス・システムズが無料の電子書籍ポータルサイト「Flib(フリブ)」を1/19にスタートさせています。同社が提供している電子書籍専用ビューワー「FlipViewr」(無料ダウンロード)で電子書籍「FlipBook」が無料で閲覧できます。「コミック・ガンボ」もここで最新号を丸ごと1冊(村上もとか作品除く)見ることができます。ガンボ会員にならなくとも閲覧できるので自社サイトと違い敷居はありません。

電子書籍「FlipBook」の出来の良さに驚かされました。過去の電子書籍と違って、動画や音声、Webと連動して表現力が格段に向上しています。ブロードバンド時代を迎えて究極の電子書籍が登場したと形容できます。ヒットは間違いないでしょう。
従来の電子書籍は紙をスキャンしてパソコン画面で見せるといった単純なものでしたが、「FlipBook」はパソコン画面上に存在する書籍をリアルに操作することができます。頁をめくる行為も頁がめくれてゆくアニメーションと効果音は実際のものに限りなく近く感じます。絵本では開いた頁で書かれている文章をBGMやナレーションで紙芝居のごとく鑑賞することができます。このレベルであれば従来のものとさほどレベルアップしているとは感じないかもしれません。

これ以上の仕掛けでビックリさせられたのがアンカー・パブリッシング株式会社が提供する電子雑誌でした。6誌提供されています。そのなかで広末涼子が表紙の「Manyo」に着目しました。サブタイトルは"週末・休日を愉しむ大人のライフスタイル誌"とあります。「FlipViewr」をインストールして"読む"ボタンを押すと画面に出てきます。マウスで紙面をクリックすると頁がめくれ見開きで表示されます。広告頁では自動で写真が入れ替わったり、広告主のURLをクリックするとIEブラウザが立ち上がって広告主サイトへ飛ぶことができます。お目当ての巻頭インタビュー頁ではやはり自動的に写真が切り替わったり、裏頁というか隠れ頁へのリンクが表示され、頁数はそのままで見開きを切替えることができます。これは紙では絶対にできない新しいインターフェースです。最初はこの動きにかなり戸惑いましたが、慣れてくるととても面白い感覚を味わえます。また、記事の間に動画画面が表示されて、映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』を宣伝する広末涼子を見ることができます。他にも自動的にイラストがアニメーションとして動いたりする頁があったりでいろいろな仕掛けが組み込まれていました。

近い将来、大型薄型テレビにインターネット接続されたときに、電子書籍「FlipBook」は動画配信と肩を並べる強力なコンテンツになる予感がします。それにしても次の布石を打ってきているソフトバンクにあらためてその先進性の凄さを感じました。

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2007.02.21

日本初の無料マンガ雑誌「コミック・ガンボ」を初入手

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今朝、最寄駅前で配布されていたのでもらいました。今年1/16に創刊されてニュースになったので興味があったのですが、6号目でやっと手に入れました。同じフリーペーパー誌「R25」と違って設置場所から読みたい人が勝手に取っていってもらうやり方ではなく、駅付近で毎週火・水曜日に直接手渡しする配布方法を取っています。
B5版中綴じ230頁で、「ビックコミック」や「モーニング」などと比べても遜色ありません。グラビアが中央に5頁あります。広告頁が少なく広告費で原稿料や制作費をカバーするのは大変な印象を受けました。

折角もらったので、通勤中に全16本のマンガを全部読みました。30分くらいで読み終えました。連載が中心で読み切りは1本のみです。掲載されているマンガ家をほとんど知りませんでした。面白いと感じた作品は次の2本です。

○村上もとか「岳人 クライマー列伝・吹雪」読み切り
○原案・林家木久蔵、画・はまのらま「昭和バカ囃子 林家木久蔵物語」連載

全体の1割強しか面白い作品が無く、質的には期待外れです。「コミック・ガンボ」の読者ターゲットから外れているのでしょう。次号も必ず入手したいとは思いません。

入手できなかった場合に備えてWebでも同時配信しています。ガンボ会員になれば無料で閲覧できます。サイト自体はβ版ですが、よく出来ている印象を持ちました。ところで、雑誌に掲載された作品は、Webでも見れると案内されていますが、前述の村上もとかの作品はありませんでした。大ベテランの人気マンガ家に対して契約などで手厚く扱っているのかもしれません。

無料配布で無料配信というユニークな「コミック・ガンボ」には是非頑張って欲しいと思います。新たなビジネスモデルを成功させて、より質の高い無料マンガ雑誌に育ててもらいたいです。

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2007.02.20

映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(お薦め度★★★★)

監督、馬場康夫。脚本、君塚良一。原作、ホイチョイ・プロダクションズ。2007年日本。SFコメディ映画。出演、阿部寛(下川路功)、広末涼子(田中真弓)、吹石一恵(宮崎薫)、伊藤裕子(高橋裕子)、劇団ひとり(田島圭一)、小木茂光( 菅井拓朗)、森口博子(玉枝)、伊武雅刀(芹沢良道)、薬師丸ひろ子(田中真理子)、小野ヤスシ、露木茂、ラモス瑠偉、飯島愛、八木亜希子、飯島直子。馬場監督5作目。7年ぶりのメガホン。

いとしい映画です。
格差社会、ワーキングプアなどの言葉で表現され、閉塞感が強まっている今の時代に最も合致したハートフルなコメディ作品です。
久しぶりにヒロインとしての広末涼子ですが、とてもキュートでダンスシーンはなかなかのものでした。まだまだ可愛らしい役どころで活躍できそうです。阿部寛も軽薄で遊び人のプレイボーイ役で好演していました。TV局のレポーターを演じた吹石一恵のコミカルさは特筆すべきものがありました。ワンレン・ボディコンの出で立ちはバブル全盛期そのものでスタイル抜群でした。
脚本が素晴らしいです。1990年のバブル時期と2007年を対比させ、経済や世相、風俗を巧みに組み込みながら、家族の再生をテーマにしつつ、バブル崩壊を防ぐことができるのかといったサスペンス性を十分に盛り込んでいます。
馬場康夫監督の演出がこれまた秀逸です。タイムマシンという使い尽くされたアイテムを洗濯機というミスマッチ極まりない軽いオトボケで処理しています。しかも、伏線となるアイテムを使って意外な説得力を持たせています。十分に計算され尽くされていました。全編を通してノスタルジックな味わいで明るく軽やかなトーンは観ていて非常に気持ち良いです。編集の仕方によっては、感動作に仕上げることも十分可能だったにもかかわらず、あくまでコメディにこだわったホイチョイ魂が心憎いですね。脱帽です。

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2007.02.19

映画『力道山』(お薦め度★★★)

監督、ソン=ヘソン。2004年韓国・日本。伝記映画。出演、ソル=ギョング(力道山)、中谷美紀(綾)、藤竜也(菅野武雄・後見人)、吉町譲(萩原聖人・マネージャー)、鈴木砂羽(沖浜子)、山本太郎(葛西紘一)、船木誠勝(井村昌彦)、パク=チョルミン(キム=ミョンギル)、ノ=ジュノ(キム=イル・大木金太郎)、秋山準(遠藤幸吉)、モハメド=ヨネ(豊登)、武藤敬司(ハロルド坂田)、橋本真也(東浪)、マイク=バートン(ベン=シャープ)、ジム=スティール(マイク=シャープ)、リック=スタイナー(アトミック)、橋誠(力道山の門下生1)、潮崎豪(力道山の門下生2)、吉田孝志(力道山の門下生3)、百田力(力道山の門下生4)、仙波和之(二所ノ山親方)、岩本宗規(田村健一)、マギー(ニューハバナクラブの司会者)、岡本麗(お手伝い)、梶原しげる(実況アナウンサー)。2004/12/15(力道山の命日)に韓国で公開。2006/3/4に日本公開。

見応えのある力作でした。
戦後日本の国民的英雄"力道山"の生涯を映画化した韓国・日本合作映画です。朝鮮人という理由で角界から追われ、プロレスで見事に頂点に立つものの生来の粗暴な性格が災いして命を落としてしまう半生が激烈に描かれています。戦後日本で大成功を収めながら、朝鮮人としてのアイデンティティを封印して成り上がりとして最期を迎えてしまう姿は悲し過ぎます。
主演のソル=ギョングの役作りは絶賛に値します。日本語での台詞は見事で、リング上でのシーンを自ら演じており、本物のプロレスラーと比べても全く遜色がありませんでした。
何といってもソン=ヘソン監督は超一級です。昭和30年代の町並みを完璧に再現させ、役者では無い格闘家を多く使いながら、全く見劣りのしない締まりのある演出で全編貫かれています。

ただし、ジャイアント馬場やアントニオ猪木など登場すべき人物に触れられていないのは不自然でした。上映終了時に「この作品は史実を参考に、内容には独自の解釈による創作を加えて製作されています。劇中の登場人物、法人、団体、並びに出来事、事件などには、事実と異なる箇所があります。」が映し出されます。いろいろと配慮しなければならない事情があるようです。

【力道山(りきどうざん)】(WOWOW MAGAZINE2月号から引用)
24年、朝鮮・威鏡南道生まれ。日本に渡って力士となり、関脇までのぼるが自ら廃業してプロレスラーへと転進。外国人レスラーを倒す勇姿から、絶大な人気と支持を得た。63年、暴漢に刺された腹部のケガが悪化して死去した。

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2007.02.18

映画『B型の彼氏』(お薦め度★★)

監督、チェ=ソグォン。2005年韓国。ラブ・コメディ映画。出演、イ=ドンゴン(ヨンビン)、ハン=ジヘ(ハミ)、シン=イ(チェヨン・ハミの従姉)。2005年2月に韓国で公開され150万人を動員する大ヒット。

観る価値がほとんどありません。
血液型性格診断は日本でもポピュラーで馴染み深く、タイトルもわかりやすいのでそれなりに期待していました。自分勝手で気まぐれの典型としてB型がやり玉に挙げられる設定は、日本での認識と近いものがあってどんなドラマになるのか楽しみでした。しかし、脚本が悪過ぎです。韓国の恋愛映画でこれほど低レベルは珍しいです。泣かせもしないし、笑わせるところもほとんどない作品でした。
ドラマ「夏の香り」でソン=イェジンの敵役として恋愛に奔放な役柄を好演したハン=ジヘが、今作では一転して慎重でひた向きなヒロインをそつなく演じています。身長170cm、スーパーモデル並みの抜群のスタイルを随所で披露しており、ファンには堪らないものがあるのではないでしょうか。ちょっとエッチなカットは個人的な嗜好が強調されている印象で、演出と編集に難があり監督としての技量は落ちます。
相手役のイ=ドンゴンは、韓流四天王と肩を並べる人気があってうまくキャスティングは成功していると思えたのですが、残念ながら全て脚本が駄目にしてしまいました。

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2007.02.17

映画『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子マナフィ 』(お薦め度★★★)

監督、湯山邦彦。2006年日本。アニメ映画。声の出演、松本梨香(サトシ)、大谷育江(ピカチュウ)、うえだゆうじ(タケシ)、KAORI(ハルカ)、山田ふしぎ(マサト)、林原めぐみ(ムサシ)、三木眞一郎(コジロウ)、犬山イヌコ(ニャース)、山寺宏一(ジャック=ウォーカー)、ベッキー(ジュディ)、眞鍋かをり(ヒロミ)、ホリ(ペラップ)、藤岡弘、(ファントム)。劇場版第9作目。主題歌「守るべきもの」(うた:Sowelu

大人の鑑賞に堪える作品です。
SFのアイデアはすでに出尽くした感がありますが、この作品にはいままで見たことも無かったアイデアが満載されていて驚かされます。徹底的に作り込まれており、中途半端さを感じさせません。流石はメジャーなポケットモンスターです。子供向けながら夢や冒険心を呼び覚ます一級のアドベンチャー映画でした。
背景や乗り物を3Dで表現した映像は、重厚感や迫力は満点です。最新映像処理を施した最先端のアニメ映画であることは間違いありません。お金をかけて丁寧に作り込んでいます。人物やポケモンが2Dですが、3Dとのバランスは良く不自然さは全くありません。世界に配給される品質だけのことはあります。映像面においても一級品です。

昨年公開され、子供たちは劇場で1度観ていました。DVDが発売されたら自分の小遣いで買いたいと宣言し続けていたので、その思いに動かされて購入しました。TVシリーズはつき合って何回か観てきましたが、毎回ポケモンをゲットして対戦させるだけの到底面白いと思えないワンパターンが繰り返され物語性としては低級な作品と見切ってきました。子供たちがいくら熱を上げても関連商品を積極的に購入してやりたいとは考えられませんでした。そもそも我が家にはポケモンが使えるゲーム機が無いのです。しかし、昨年7/15に公開されて既に半年以上が過ぎているにもかかわらず、マナフィという言葉が2人の子供から聞こえてくるので駄目元で初めてポケットモンスターのDVDを手に入れました。TVシリーズとは格段の差がありました。4179円と結構な値段ですが損をした気がしません。劇場版はかなりの秀作です。製作陣の真摯な真剣さが伝わってきます。「ポケットモンスター」シリーズは初レビューになりますが、子供たちが支持しているものが良い評価ができて満足な結果が得られました。

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2007.02.16

映画『公共の敵』(お薦め度★★)

監督、カン=ウソク。2002年韓国。刑事ドラマ映画。出演、ソル=ギョング(カン=チョルジュン・刑事)、イ=ソンジェ(チョ=ギュファン・証券マン)、カン=シニル、キム=ジョンハク、イ=ムンシク、ソン=ジル。

人格障害の刑事と犯人の似た者同士の戦いは、おぞましいだけでした。
シルミド』の前作となるカン=ウソク監督とソル=ギャングのコンビによるバイオレンス・サスペンス映画で韓国300万人動員したそうですが、人物設定があまりに不自然で作品として失敗しています。不良刑事と犯人のエリート証券マンの対決はリアリティが感じられません。両者ともに衝動的な行動が鼻につきます。主人公は刑事として有り得ない行動しか取りません。また、すぐに逆切れして偏執狂過ぎる犯人では、そもそも理事に出世できるはずがありません。あまりに性格付けを誇張し過ぎて2人ともモンスターのような異様な人物像になってしまいました。韓国内では人気が出たようですが、海外では通用しない話でしょう。題名も意味不明です。カン刑事のセリフに登場しますが、空々しさしか感じませんでした。
ただし、映像表現や編集は並々ならぬものがあり、特に暴力シーンの演出は凄まじさがありました。格闘場面での役者の緊迫感のある演技に圧倒されます。

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2007.02.15

Impressサイト「家電Watch」

昨年10/2に創刊されたインプレスの「家電Watch」を毎日巡回しています。昔から家電の購入に際して比較検討し、一つだけ選択する過程がとても好きです。ある商品を購入するといかに生活が便利になって幸せになれるかを真剣に思い描く時間が何よりも大好物です。したがって、「DIME」や「日経トレンディ」などのトレンド雑誌で家電に関する新商品の紹介記事や使い勝手をランキングする特集は必ず目を通してきました。
今回の家電専用ニュースサイト「家電Watch」登場により、家電記事への渇望が相当緩和されました。まだまだ雑誌の特集記事に追いついていないもの足りなさはありますが、いつ特集が組まれるかわからない紙媒体と違って、毎日更新されるサイトは速報性において大変重宝しています。
中でも連載の「家電製品 & やじうまミニレビュー」は注目しています。記者が実際に製品を使用してレビューするという内容で、いちユーザーの代表として泥臭く使用感をレポートしてくれています。特に電子レンジを使って食品を加工する次の小ネタは面白いですね。

2007/ 2/13 【やじうま】曙産業「チン! してチップス」~電子レンジでポテトチップスができる容器
2006/11/13 【やじうま】ヨシカワ「レンジでかんたん たまごじょうず SH8092」~火を使わずにたまごをゆでる
2006/10/27 【やじうま】クレハ「レンジでつくるスパゲッティ」~コンロを使わずにパスタをゆでる

チョットした工夫で簡単便利に調理できる器具を厳選(?)してレビューを書いている姿勢に好感が持てます。ただし、この連載記事を読んで購入までつながった商品はまだありません。

2000年に入った頃に、家電は中国の廉価商品が大量に輸入され、国内メーカーは悲鳴をあげてモノ作りは空洞化するといわれていたにもかかわらず、最近では高機能・高付加価値で白物家電は復活を遂げました。メンテナンスフリーで10年は使用できるエヤコン、ななめドラム洗濯乾燥機、より美味しく炊ける炊飯器など高価格ながら欲しい商品が目白押しです。高い商品だけに選択眼を養わなければなりません。そのためにも「家電Watch」のますますの充実を期待したいと思います。

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2007.02.14

新書『進化しすぎた脳 中高生と語る[大脳生理学]の最前線』(お薦め度★★★★★)

著者、池谷裕二(いけがや=ゆうじ)。1970年生まれ。薬学博士、東京大学大学院薬学系研究科講師。科学技術振興財団さきがけ研究員。専門は神経薬理学、光生理学。
2007/1/20発行。ブルーバックス(講談社)。

帯紙の『しびれるくらいに面白い!』という宣伝文句に惹かれて読みました。確かに面白い内容です。本書は全4回にわたって中高生に対して行われた脳科学講義の記録です。脳に関する最先端の内容を平易にわかりやすく解説されています。常識に囚われた考えを根底から覆してくれる展開は、知的好奇心を圧倒的に刺激してくれます。それはもう目から鱗のごとく意外過ぎて清々しさすら感じるほどでした。

特に驚いたのは「見る」という行為です。主体的に意識して「見る」ことをしているつもりが、実はそうではないこと目で見ているものと脳で見えているものは同じではないことが理解できました。

「ここまでいろいろと話してきたけど、人間の行動のなかで意識してやっていることは意外と少なくて、みるという行為でさえも無意識だとわかった。こう考えていくと、人間の行動のほとんどが無意識かもしれないと想像できるよね。」
「網膜から上がってくる情報が視床にとって20%だけ、そして、視床から上がってくる情報は大脳皮質にとって15%だけ。だとしたら最終的に、大脳皮質の第一次視覚野が網膜から受けとっている情報は、掛け算をすればよいわけだから、20%×15%で、なんと全体の3%しか、外部の世界の情報が入ってこないことになる。残りの97%は脳の内部情報なんだよね。」

"心とは何か"といった誰もが考えたことがある素朴な疑問から始まって、脳科学の限界までを大胆に解説する著者の潔い姿勢に眩しさを感じました。このような意欲的な良書を読むと未来が明るく広がります。

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2007.02.13

映画『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(お薦め度★★★★)

監督、ティム=ストーリー。2005年米。SFアクション映画。出演、ヨアン=グリフィズ(リード=リチャーズ/Mr.ファンタスティック)、ジェシカ=アルバ(スー=ストーム/インビジブル・ウーマン)、クリス=エヴァンス(ジョニー=ストーム/ヒューマン・トーチ)、マイケル=チクリス(ベン=グリム/ザ・シング)、ジュリアン=マクマホン(ビクター=バン=ドゥーム/Dr.ドゥーム)。

「スパイダーマン」シリーズに次ぐアメコミの快作です。
劇場で予告は何回も観ていたのですが、それほど面白そうには感じられませんでした。さらにアメコミヒーローもので日本では知られていないキャラクターなので腰が引けていました。ところが観てビックリ、これほど面白いとは思いませんでした。食わず嫌いは止めましょう>俺。最新の視覚効果で映像的に楽しませてくれます。
全体的なトーンがコミカルで、何よりも主人公たちの悩みの浅さが良いですね。見た目が悪いという程度の上っ面のことしか心配しておらず、自分の身体に異常な現象が起きているのにほとんど動揺がありません。何とかなると捉えているところが軽薄で楽しいです。物語自体も深刻さや深みが無く、軽快に話が進行します。
ヒーロー4人のキャスティングがバッチリです。全員がタイツ姿で並んだときの画面での収まりがまとまっていて、ビジョアル的に調和しています。
ヒロインのインビジブル・ウーマンを演じる初顔のジェシカ=アルバが良いですね。知的でありながら、優しさがあって健康的な美形です。今後が期待される美人女優です。
続編が今年公開されるようですので、映画館で観たいと思います。

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2007.02.12

昨年故障したパソコンはウイルス感染か

昨年9月に故障した2代目ノートパソコンをNECの121コンタクトセンターに相談しました。121ware.comサイトから電話サポート予約を今朝8~9時にお願いしました。症状は"起動は問題無いが時間が経つと動作が重くなってレスポンスが悪くなり、廃熱ファンが回らなくなる"と伝えました。説明員の方はタスクマネジャーを起動してプロセス状態を伝えて欲しいとのことで、svchost.exeがCPUの95%占有していると状態を報告しました。通常はSystem Idle Processが占有しているのが通常なのでウイルス感染の疑いがあると回答してくれました。廃熱ファンについてはたまたま回っていないだけで、回らずに本体の熱が上がると自動的に電源が落ちるのでそうならないならば、廃熱ファンの問題ではないだろうとのことでした。
修理相談するつもりでしたが、ウイルス感染ならば自分で対処すべきでしょう。ウイルス感染には気をつけていたのですが、本体にウイルスチェックのソフトをインストールしていないので、「@niftyウイルスチェックサービス」で診断しました。しかし、ウイルスは見つかりません。こうなればリカバリー(再セットアップ)しかありません。半日かけてリカバリーを実行しました。ついでにIE7へバージョンアップしました。
現状ではレスポンスは問題なく動いていますが、廃熱ファンが不規則に異音を出しています。

修理しようと思いましたが、数万円かかりそうなのと故障を特定するのに時間がかかりそうなのでこのまま使い続けることにしました。現在使っている端末のバックアップ用と考えていましたが、思惑は外れました。
やはりパソコンは消耗品として3年間使えれば良しと考えなければいけないようです。価格が5万円くらいだと納得できるのですが、10万円以上の商品では辛いものがあります。

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2007.02.11

映画『ニュースの天才』(お薦め度★★★)

監督・脚本、ビリー=レイ。2003年米。社会派ドラマ映画。出演、ヘイデン=クリステンセン(スティーブン=グラス)、ピーター=サースガード(チャック=レーン)、ハンク=アザリア(マイケル=ケリー)、クロエ=セヴィニー(ケイトリン=アヴィー)、メラニー=リンスキー(エミー=ブランド)、スティーヴ=ザーン(アダム=ペネンバーグ)、ロザリオ=ドーソン(アンディ=フォックス)。

見事な脚本によるサスペンス映画です。
記事捏造事件を再現したドラマですが、単なる再現では平板になってしまうために主人公が母校で後輩たちに人気ジャーナリストに出世した自身を語らせるというトラップを用意して、捏造が発覚して次第に追い詰められる主人公の記者に対して、観客が最後の最後まで真相に辿り着くことを不安にさせるスリリングな展開を用意しています。黒澤明監督『羅生門』のような手法を取り入れた作品と言えるでしょう。非常に高度なテクニックを使ったビリー=レイ監督はかなり評価できます。
「スター・ウォーズ」のエピソード2、3で若き日のダース・ベーダーを演じて有名になったヘンデル=クリステンセンが主人公でしたが、往生際の悪い演技はリアリティがあり大変見応えがありました。知的で癖のある悪役が似合っているようです。

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2007.02.10

今聴いているポッドキャスト番組一覧

【スポーツ】World Cycling News
【映画】シネマPeople
【バラエティ】JUNK2 タカアンドトシのケチャケチャラジオ
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映画『アウトランド』(お薦め度★★)

監督・脚本、ピーター=アイアムズ。1981年米。SFアクション映画。出演、ショーン=コネリー、ピーター=ボイル、フランシス=スターンハーゲン、ジェームズ=B=シッキング、キカ=マーカム、クラーク=ピータース、ジョン=ラッツェンバーガー、スティーヴン=バーコフ。

非常にストーリーは単純です。
かなり昔に1度観ていました。ショーン=コネリーが51歳頃の作品です。犯人を追いかけるために走り回るシーンが多く若いです。
西部劇『真昼の決闘(1952)』を木星の衛星イオに舞台を置き換えただけの映画です。保安官役のショーン=コネリーががバカ正直に正義を貫くお話でした。クライマックスの決闘シーンが割りと淡白で物足りなく盛り上がりません。
デザインは『エイリアン(1979)』に影響を受けた二番煎じですが、今観ても旧くなく鑑賞に堪えます。ただし、登場するパソコン入力がコマンド入力によるDOS環境なのはご愛嬌でした。

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2007.02.09

映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』(お薦め度★★)

監督、ウォルター=サレス。2003年イギリス・アメリカ。青春映画。出演、ガエル=ガルシア=ベルナル (エルネスト=ゲバラ=デ=ラ=セルナ)、ロドリゴ=デ=ラ=セルナ(アルベルト=グラナード)、ミア=マエストロ(チチーナ)、メルセデス=モラーン(セリア=デ=ラ=セルナ・エルネストの母)、ジャン=ピエール=ノエル(エルネスト=ゲバラ=リンチ・エルネストの父)。

期待した割に感動しない映画でした。
若き日のチェ=ゲバラが学生時代に友人とふたりで行った南米大陸縦断の旅を、彼が残した日記『モーターサイクル南米旅行日記』に基づいて作られた作品です。後に革命家として名を轟かせたチェ=ゲバラが旅で成長する過程が描かれたものばかりと思ったのですが、行き当たりばったりとしか思えないアクシデントばかりの極貧放浪旅です。主人公のエルネストが様々な出来事を通じて様々に反応して漂っている様は理解できましたが、この旅で何かを掴んだようには感じられませんでした。
彼の行動様式も衝動的なのか理知的なのか伝わってきません。旅先での貧困な人々たちに団結して戦えと発言する場面では"らしさ"を少しは感じられるものの、全ては説明不足から人となりを押えることはできませんでした。

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2007.02.08

BOSE スピーカーM3が欲しい

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いつかはボーズの商品を購入したいと憧れてきました。良い音が聴けるボーズの小型スピーカーやヘッドホンは常に物欲をくすぐります。しかし、これまで手にしたことがありません。同じ製品の場合、国内メーカーの価格と比べてかなり割高なため、幾度も購入を断念してきました。

ここに来て非常に欲しいと思わせる商品が登場しました。アンプ内蔵型の超小型スピーカーMicro Music Monitor (M3)です。昨年のWPCにボーズが出展しており、展示ブースで発売前のこの新商品を宣伝していました。音の輪郭がくっきりとしていて、豊かで広がりのある迫力のサウンドでした。近づいて驚きました。想像していた以上に小さいボディで信じられないくらい音が出るからです。しかも単三乾電池で駆動することができるので、本格的なオーディオがどこにでも持っていけます。携帯音楽プレーヤーやケータイとM3でどこでも高級オーディオの世界が広がります。すぐに物欲に火が点きかけたのですが、価格を聞いてビックリ。49980円でダイレクト販売しか扱わないとの説明に腰が引けました。流石に高いです。小型スピーカーの相場は高くて1万円でしょう。その5倍もします。

2/6発売のDIMEに広告が掲載されています。

-「ステレオ」誌 年間最優秀コンポ2006受賞/ベスト・バイ・コンポ2006第1位 グッドデザイン賞受賞-

だそうです。
当分の間、買うか買うまいかの葛藤が続きそうです。

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2007.02.05

花粉の季節が始まりました

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2月の声を聞いた途端に体調不良です。喉に腫れを感じて風邪を疑いました。お酒を控えて様子をみたところ、鼻水が流れと咳が続きます。試しにビールを飲みました。風邪なら悪化するはずです。しかし、喉の腫れの症状は変化しません。どうやら花粉症の初期症状のようです。かかりはじめが毎年かなり辛いのですが、今年は花粉飛散が例年よりも少ないということもあり割と楽です。
今シーズンは最初から強い味方「つくし飴」があるので非常に安心しています。ヨーグルトを摂取して体質改善を図る必要もありません。現状で10箱以上を確保しています。今冬咳を止めるために「つくし飴」を続けてきたので、もしかしたら花粉症が治ったかもしれないと淡い期待があったのですが、そこまでうまい話ではありませんでした。
新年の挨拶で「つくし飴」の会社から年賀状が届きました(写真)。昨年、株式会社池田薬草が販売していた「つくし飴」を株式会社桜(池田薬草のグループ会社)が引き継ぐそうです。

昨年同様に病院のお世話になること無く「つくし飴」で乗り切りたいと思います。

【関連記事】
2006/ 2/16 つくし飴は花粉症に効果がありそう!!
2006/ 6/16 花粉症対策、2006年シーズン総括
2006/ 9/ 8 "つくし飴"は咳の症状にも効果がありました

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2007.02.04

映画『トリコロールに燃えて』(お薦め度★★)

監督・脚本、ジョン=ダイガン。2004年アメリカ・イギリス・スペイン・カナダ。戦争映画。原題『HEAD IN THE CLOUDS』。出演、シャーリーズ=セロン(ギルダ=ベッセ)、スチュアート=タウンゼント(ガイ=マリオン)、ペネロペ=クルス(ミア)、トーマス=クレッチマン(デートリッヒ・ドイツ将校)。トリコロールは、フランスの国旗の意味。

艶かしい官能映画と思っていたら、非情な戦争映画だったという内容を盛り込み過ぎです。
イギリス上流階級の性愛に奔放な女性が、貧しいイギリス男性とスペイン女性を巻き込んで、パリを舞台に享楽的な三角関係を続け、やがて戦争に巻き込まれるという展開でした。主役のシャーリーズ=セロンのエロティック度が満載です。前半のエッチ過ぎる描写からラストへの悲惨な変遷は物語としては飽きさせませんが、リアリティが弱く単なる創作としてのお話が連綿と続いている印象しかありません。
オフィシャルサイトでは「第二次世界大戦下-盛衰のパリ-激動の歴史の中、真実の愛を追い求めた恋人たちの美しくも儚いラブストーリー。」と表現していますが、官能と戦争をこの脚本でひとつの作品として描くには難しすぎたと感じます。邦題も失敗しています。このタイトルでは中身を表現できているとはいえません。

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2007.02.03

映画『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』(お薦め度★★★)

監督、フランソワ=デュペイロン。2003年フランス。ヒューマンドラマ映画。出演、オマー=シャリフ(イブラヒムおじさん)、ピエール=ブーランジェ(モモ)、ジルベール=メルキ(モモの父)、イザベル=アジャーニ(映画スター)。

フランス映画なのに感動させる意外としか言いようが無い名作でした。
イタリヤ映画のように人情味溢れる作品です。欧州連合(EU)になってからフランス映画は劇的な変化を遂げているようです。今までは難解で唯我独尊の世界で決して感動を与えるような作風ではありませんでした。常にラストが尻切れトンボで消化不良を感じさせてきました。それがここ数年は世界市場に通じる普遍的なテーマを扱ってしかも共感できる内容を提供してくれています。
今作は、ユダヤ人少年とイスラム教徒の年老いたトルコ商人との宗教や世代を超えた温かい心の交流を描いています。人として信じあうことの喜びを感じさせてくれる物語でした。本当に素晴らしい作品だと思います。
キャスティングは完璧でしょう。主演のイブラヒムおじさん役のオマー=シャリフの2003年セザール賞で主演男優賞受賞した演技は必見です。少年モモ役のピエール=ブーランジェも見事でした。脇役でイザベル=アジャーニが登場していたとはレビューを書くためにオフィシャルサイトを確認するまでは、まったく気付きませんでした。フランスの国民的大女優をチョイ役で登場させる監督の遊び心にも感心させられます。今後のフランス映画を語るうえでも画期的な位置付けとなる作品だと思います。

【関連記事】
2006/ 4/17 ドキュメンタリー番組「モーガン=スパーロックの『30デイズ』」、「#3イスラム修行を30日間」(お薦め度★★★★)

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2007.02.02

映画『それでもボクはやってない』(お薦め度★★★)

監督・脚本、周防正行。2007年日本。社会派映画。出演、加瀬亮(金子鉄平・被告人)、役所広司(荒川正義・主任弁護士)、瀬戸朝香(須藤莉子・新人弁護士)、田中哲司(浜田明・当番弁護士)、益岡徹(田村精一郎・弁護士)、正名僕蔵(大森光明・裁判官)、小日向文世(室山省吾・裁判官)、大和田伸也(広安俊夫・裁判官)、尾美とりのり(新崎孝三・公判立会検事)、北見敏之(宮本孝・副検事)、大森南朋(山田好二・刑事)、田山涼成(和田精二・刑事)、徳井優(西村青児・留置係)、本田博太郎(三井秀男・留置房の詐欺師)、もたいまさこ(金子豊子・被告人の母)、山本耕史(被告人の友人)、鈴木蘭々(土井陽子・被告人の元彼女)、野間口徹(小倉繁・被告人の先輩)、光石研(佐田満・痴漢冤罪事件の当事者)、清水美砂(佐田清子・佐田の妻)、柳生みゆ(古川俊子・痴漢被害者)、唯野未歩子(市村美津子・事件車両の乗客)、田口浩正(月田一郎・事件車両の乗客)、石井洋祐(平山敬三・駅員)、竹中直人(青木富夫・マンション管理人)、高橋長英(板谷得治・傍聴人)、山本浩司(北尾哲・傍聴人)。

骨太の硬派な映画です。
143分の大作ながら長さを感じさせませんでした。現在の刑事裁判の問題点が赤裸々に描かれていまました。監督がリアルにこだわったというだけのことはあります。実際の法廷をより身近に感じ取ることができました。主人公の無念さがストレートに伝わってきて、悔し涙が流れました。自分が当事者になったら耐えられるものではないことがよくわかりました。現実に“痴漢冤罪事件”で無罪を勝ち取ったケースが出てきているようですが、並大抵の覚悟では裁判が乗り切れないことがよくわかりました。周防正行監督は田中哲司が演じる当番弁護士に万が一痴漢にさせられたときの対処法を語らせていました。以前このブログで「通勤電車で痴漢に間違われないためにしていること」を書きましたが、あらためて痴漢に間違われないようにしなければと強く感じました。絶対に裁判に期待すべきではないのでしょう。
ところで主人公の加瀬亮が素晴らしい演技でした。大好きな清水美砂が登場したのもうれしい限りです。キャスティングはほぼ成功していましたが、被告人の母親役のもたいまさこは役不足でした。『バーバー吉野』でもそうでしたが、彼女は母親の情感を演じられるだけの技量はありません。
[映画館・TOHOシネマズ錦糸町]

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複合商業施設olinas(オリナス)

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2006/4/20に開業した東京都墨田区錦糸町のショッピングモール・オリナスに行きました。施設としては明るく清潔感にあふれており、適度に広々していて良い雰囲気です。JR錦糸町駅北口から徒歩5分で、もう少し近ければ利用しやすいと思いました。施設内4階にTOHOシネマズ錦糸町が入っています。中規模クラスのようですが、使いやすい映画館でした。

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2007.02.01

オリジナルサウンドトラック「春のワルツ」

四季シリーズ完結編・韓国ドラマ「春のワルツ」は本日16話が放映され残り4分の1になりました。いよいよ佳境です。ドラマも良いですが、音楽もストーリーにマッチしていて良いですね。
主人公チェハ役のソ=ドヨン自ら歌う主題歌「FLOWER-M」(オープニング曲)が気に入っていました。前作「夏の香り」と同様にオリジナルサウンドトラックを購入してしまいました。

お目当ての1曲目は期待通りでした。全部が聴けて満足です。そして9曲目の女性バージョンが更に良いです。アレンジを変えて、歌詞も1曲目と変えています。韓国盤の主題歌として使用されているそうです。ケータイで1曲目と9曲目を並べて聴き比べています。歌詞はわかりませんが、この2曲が互いにつながりあっていると強く感じます。このような曲作りのセンスに感心させられます。

「春のワルツ」をご覧になっている方は是非聴いてみてくだい。

曲目リスト(○付数字はお気に入り)
① FLOWER-M/ソ=ドヨン
2. 美しい秘密/S.Jin
3. 愛という理由で/チョ=キュチャン
4. 虹/パダ
5. ONE LOVE/LOVEHOLIC
6. 守護天使/S.Jin
7. Teardrop Waltz/Piano:キム=ヒョンソク
8. Clementine/Piano:イ=ジス
⑨ FLOWER-F/YUNA
10. 春のワルツ/Various
11. 私の人生の春の日/S.Jin
12. A Sad Memory/Piano:チャン=セヨン
13. Song of Island /Piano:イ=ジス
14. Flashback/Piano:キム=ヒョンソク
15. Tears for Remembrance/Various
16. Cheerful Humming/キム=サンミ
17. Flying Petals/Piano:イ=ジス

【関連記事】
2004/10/19 『秋の童話』
2004/12/16 韓国ドラマ『秋の童話』全18話の感想
2006/ 8/ 7 韓国ドラマ「春のワルツ」10/5(木)22時、BS2で放送開始

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