映画『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(お薦め度★★★★)
監督、ティム=ストーリー。2005年米。SFアクション映画。出演、ヨアン=グリフィズ(リード=リチャーズ/Mr.ファンタスティック)、ジェシカ=アルバ(スー=ストーム/インビジブル・ウーマン)、クリス=エヴァンス(ジョニー=ストーム/ヒューマン・トーチ)、マイケル=チクリス(ベン=グリム/ザ・シング)、ジュリアン=マクマホン(ビクター=バン=ドゥーム/Dr.ドゥーム)。
「スパイダーマン」シリーズに次ぐアメコミの快作です。
劇場で予告は何回も観ていたのですが、それほど面白そうには感じられませんでした。さらにアメコミヒーローもので日本では知られていないキャラクターなので腰が引けていました。ところが観てビックリ、これほど面白いとは思いませんでした。食わず嫌いは止めましょう>俺。最新の視覚効果で映像的に楽しませてくれます。
全体的なトーンがコミカルで、何よりも主人公たちの悩みの浅さが良いですね。見た目が悪いという程度の上っ面のことしか心配しておらず、自分の身体に異常な現象が起きているのにほとんど動揺がありません。何とかなると捉えているところが軽薄で楽しいです。物語自体も深刻さや深みが無く、軽快に話が進行します。
ヒーロー4人のキャスティングがバッチリです。全員がタイツ姿で並んだときの画面での収まりがまとまっていて、ビジョアル的に調和しています。
ヒロインのインビジブル・ウーマンを演じる初顔のジェシカ=アルバが良いですね。知的でありながら、優しさがあって健康的な美形です。今後が期待される美人女優です。
続編が今年公開されるようですので、映画館で観たいと思います。
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