ツール・ド・フランス2007第20ステージ(7/29)
マルクシス~パリ・シャンゼリゼ、146km。
【ステージ順位】
1位 ダニエーレ=ベンナーティ(ランプレ・フォンディタル、イタリア)in 3h 51′03″
2位 トル=フースホフト(クレディアグリコル、ノルウェー)at00′00″
3位 エリック=ツァベル(チーム ミルラム、ドイツ)at00′00″
4位 ロバート=ハンター(バルロワールド、南アフリカ)at00′00″
5位 トム=ボーネン(クイックステップ・イネリゲティック、ベルギー)at00′00″
今年のツール189人でスタートし、141人がパリに凱旋した。最後のステージでゴールスプリントを制したのは今大会2勝目となるベンナーティ。マイヨ=ジョーヌはこの日36番目にゴールしたコンタドール。ミゲール=インデュライン以来12年ぶりのスペイン人の栄冠となった。
【個人総合順位】
1位 アルベルト=コンタドール(ディスカバリーチャンネル プロサイクリングチーム、スペイン)in 87h 09′18″
2位 カデル=エヴァンス(プレディクトール・ロット、オーストラリア)at00′23″
3位 リーヴァイ=ライプハイマー(ディスカバリーチャンネル プロサイクリングチーム、アメリカ)at00′31″
4位 カルロス=サストレ (チーム CSC、スペイン)at07′08″
【表彰】
マイヨ=ジョーヌ(個人総合時間賞)コンタドール
マイヨ=ベール(ポイント賞)ボーネン
マイヨ=ブラン=アポワ=ルージュ(山岳賞)マウリシオ=ソレル(バルロワールド、コロンビア)
マイヨ=ブラン(新人賞)コンタドール
敢闘賞 アメッツ=チュルーカ(エウスカルテル・エウスカディ、スペイン)
チーム総合優勝 ディスカバリーチャンネル プロサイクリングチーム(アメリカ)
<感想>
観戦3年目となるツールが昨年以上にドーピングに揺れてがっかりさせられた。人気者で優勝候補のヴィノクロフとマイヨ=ジョーヌのラスムッセンの突然の退場、これほどファンをしらけさせた大会は無いだろう。第15ステージ以降つまらなくなってしまった。
ビックビジネスになったスポーツの宿命かもしれないが、両名ともに大会前からの確信犯的な行動が見られたのであれば限りなくクロとして出場させなければ傷口は大きくならなかったはずだ。今後は大会の運営を見直して徹底的にドーピングの不正を質して、自転車ロードレースの最高峰として今後も輝き続けて欲しい。
【追記(8/1)】
コンタドールから27分09秒差の総合16位で同大会を終えたイバン=マヨ(サウニエルドゥバル・プロディール、スペイン)が、ドーピング検査でEPO(エリスロポエチン)の陽性反応が検出されたとサウニエルドゥバルチームが発表した。
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