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2007.08.31

映画『アンジェラ』(お薦め度★★★)

監督・製作・脚本、リュック=ベッソン。2005年フランス。ファンタジー映画。出演、ジャメル=ドゥブーズ(アンドレ)、リー=ラスムッセン(アンジェラ)、ジルベール=メルキ(フランク)、セルジュ=リアブキン(ペドロ)。

大人向けの童話的な物語です。
リュック=ベッソン作品としては、可も無く不可も無いそれなりにまとまっていて落ち着いて観れました。パリを舞台に全編モノクロで撮影されています。チビなチンピラと長身のモデルのような美女との異色ラブ・ストーリーです。
フランス映画にありがちな難解さも尻切れトンボ的な要素もなく、テンポ良く楽しめる映画でした。

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2007.08.30

そば新の石臼挽きもりそば

そば新の石臼挽きもりそば
結構イケます。

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2007.08.29

デジタルラジオ対応ケータイに機種交換

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au SANYO W33SAからW54T by TOSHIBAに機種交換しました。折りたたみ式からスライド式になりました。液晶画面が表にあるのは当たり前ですが、使いやすいです。
三洋電機から東芝への移行で、やはりメーカーが異なると操作は戸惑います。特に困ったのは本体中央にあるワープファンクションキーです。この操作感が全く馴染めません。選択して決定するためにこのボタンを押すのですが、親指の腹がカーソル移動させる外枠に触れて選択したいところから上にずれて決定されてしまうとう失敗を繰り返しました。ボタンと外枠の間に遊びが少ないので、ケータイ側はカーソルを上に動かして、そのメニューを決定するという2つの動作になってしまいます。これにはホトホト悩まされます。外枠に触れないように親指の爪の部分で押すように気をつけるようにしてから誤動作はなくなりましたが、こんなにストレスを与えるメイン操作ボタンは理解できません。また、三洋電機では電源/終話キーはすべてトップに戻るというわかりやすい操作性でったのですが、東芝は一律の操作体系になっていないようで、場合によっては電源OFFまで行ってしまうようです。本当にわかりにくい。慣れるまで苦労しそうです。

さて、お目当てのデジタルラジオですが、TVのワンセグと同様のアプリですがメニューは連続しておらず切替が必要です。音はすこぶるクリアです。アナログのFMラジオと比べると圧倒的に音質が勝っています。しかし、電波状態が良くないと全く受信できません。ワンセグよりも受信オン・オフがはっきりしているように感じます。したがって、移動している電車の中では聞くことはあきらめたほうがよいでしょう。アナログラジオが残る理由がわかりました。電波状態が良くない限り受信できないので、災害時には役に立たない可能性があります。ラジオに関してはアナログとデジタルが今後も間違いなく共存していきます。ところでW54T by TOSHIBAのFMラジオ(アナログ)はかなり感度が良く、トンネルに入ってもすぐに聞こえなくなることはありませんでした。

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2007.08.28

F1第12戦トルコGP

イスタンブールパーク・サーキット。58周。

マッサは2年連続トルコGPポールtoウィン、今季3勝目。ライコネンは2位でフェラーリのワンツーフィニッシュ。アロンソは3位。ハミルトンはタイヤトラブルで5位。

8/26決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選1位]フェリッペ=マッサ(フェラーリ)
2位 [予選3位]キミ=ライコネン(フェラーリ)
3位 [予選4位]フェルナンド=アロンソ(マクラーレン・メルセデス)

18位[予選19位] 佐藤琢磨(スーパーアグリHONDA)
14位[予選11位] アンソニー=デビッドソン(スーパーアグリHONDA)

20位[予選22位] 山本左近(スカイパー)

路面がきれいな奇数グリッドに並んだフェラーリが路面の汚い偶数グリッドのマクラーレンを見事なスタートでかわしていきなりワンツー体制を組んだ。ハミルトンが3位でBMWザウバーの2台に先を行かれて、アロンソは6位。1回目のピットストップでアロンソは4位に浮上する。

レース中盤以降もマッサが快調に飛ばして、ライコネンを寄せ付けない。残り16周目でハミルトンの右フロントタイヤがバーストして表面が剥がれた状態となり、スピードダウン。運よくピットに戻り、5位に順位を落としてコースに復帰。この間にアロンソが3位に浮上する。

最後まで安定した速さをキープしたマッサがトップでゴール。ライコネンが2位でチェッカーを受けた。アロンソは3位でF1出走100戦目を自ら祝った。


<ドライバーズポイント>
1位 ルイス=ハミルトン 84pt
2位 フェルナンド=アロンソ 79pt
3位 フェリッペ=マッサ 69pt
4位 キミ=ライコネン 68pt


15位 佐藤琢磨 4pt

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2007.08.27

サッポロ 贅沢モルト

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8/22に発売されたサッポロビール「贅沢モルト」を飲みました。サッポロビールのビールの新商品の限定醸造は旨いものが多いので、6月のニュースリリースから待ち焦がれていました。
期待し過ぎたのかもしれませんが、ほとんど旨いと感じません。外れです。ヱビス<ザ・ホップ>という旨いビールを飲み続けているからかもしれませんが、比べ物になりませんでした。

HPでの商品説明は「協働契約栽培麦芽100%。 麦芽を1.5倍(当社ビール比)使用した、コクのあるまろやかな味わいと 華やかな香りが特徴です。」とあります。競合商品となる秋限定のキリンビール「秋味」の宣伝文句「麦芽たっぷり1.3本分(当社比)」を意識しているようですが、旨さでは「秋味」に軍配が上がります。

サッポロビールのブランドで是非とも旨いビールを期待したいです。「サッポロ生ビール黒ラベル」はリニューアル後に気持ちが離れましたし、「サッポロラガービール」と「サッポロクラシック」は馴染みがありません。残るは今年は10/10発売となる「サッポロ冬物語」ですね。サッポロブランドの最後の砦です。

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2007.08.26

幕張メッセで少女漫画雑誌イベント

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小学館発行の少女漫画雑誌「ちゃお」のイベント「ちゃお&ちゅちゅサマーフェスティバル2007」が幕張メッセで土日2日間開催され、昨年と同様に長女の付き添いで行って来ました。夏休み最後の週末で猛暑にもかかわらず娘と母、娘と父の組合せで多くの人が来場していました。動員数は2、3万人ぐらいだと思われます。不思議と友達同士で来ている子は少なく、中学生(見た目でわかりませんが)はほとんどいないようでした。
入場無料で、入るときにお土産がプレゼントされます。昨年はバックで今年はエプロンとランチボックスでした。安物の販促品ですが、それなりの質は維持しています。小学館の"オマケ"による物量作戦はうまく少女の心を捉えています。
イベントといっても、ほとんどが関連商品をプロモーションするための展示が中心で面白さは全くありません。一番のお目当てとなる人気漫画家サイン会の整理券は開場と同時に無くなってしまいます。結局、会場に設けられた雑誌関連商品のプロモーションブースを回るだけなので、関心の無い者には全く意味の無いイベントです。昨年は一緒に会場巡りをしたのですが、今年は入り口脇につくられた休憩所でずっと待機して時間をつぶしました。本当に罪作りな催し物です。

「ちゃお」は月刊誌で毎号文具やアクセサリーなど乙女心をくすぐるグッズが付録が付いてきます。小学生女子のファッションリーダーとしての役割を担っています。創刊は1977年で、集英社発行の「りぼん」、講談社発行の「なかよし」と並ぶ、三大小中学生向け少女漫画雑誌で発行部数130万部でトップをキープしている模様。読者は小学生の女子で6~12才までがターゲットのようです。人気漫画は中原杏の『きらりん☆レボリューション』で現在TVアニメとしてテレビ東京で放映されています。付き合って何話か観ましたが、大人の観賞に堪えられるものではありません。

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2007.08.25

ソフトバンク対千葉ロッテ(第110試合/TV観戦)

4-1で千葉ロッテの負け。
ソフトバンクが2位、千葉ロッテ3位と順位が入れ替わり。

先発はソストバンクが大隣憲司(おおとなり=けんじ)投手。千葉ロッテが清水直行投手。

大卒ルーキーの大隣投手に翻弄されて、千葉ロッテは6回表までなす術が無い状態。7回表に投球数が100球を超えたところで制球が悪くなり、フォアボールでワンアウト2、1塁となったところで2番手・水田章雄投手に交代。千葉ロッテは福浦と大松で代打攻勢をかけるが凡打に打ち取られた。
一方の清水投手は、立ち上がりからランナーを背負う苦しい投球内容で、2回裏のソフトバンクの攻撃で、8番の松田宣浩選手に2号先制ソロホームランを浴びてしまう。3回裏にはノーアウト満塁のピンチを招き、フォアボールで押し出ししてしまい1点を与えてしまう。しかし、何とか最小得点に留めて2-0とする。


8回表に水田投手からノーアウト3、2塁とする。ここでソフトバンクは3番手・藤岡好明投手を投入するが、ワンアウト後にサブローがタイムリーを放って1点を返し、2-1。しかし、頼みのズレータが三振。里崎には4番手・馬原孝浩投手で三振にとられ同点のチャンスを逃す。
8回裏も清水投手が続投するもワンアウト2塁で2番手・川崎雄介投手に託すものの、ワンアウト2、1塁で川崎宗則選手にタイムリーヒットを浴び、センター早川が後逸して一挙2点を与えて、4-1とされ、万事休す。9回表はソフトバンクの守護神・馬原投手を攻めきれなかった。

清水投手は悪いながらも粘投するが、これほどチャンスに打てない淡白な攻撃では勝ち目は無い。オーティズ・ズレータ・ベニーの助っ人に一発を期待するが相変わらず不発。


前回観戦してからの試合結果
22日(水) ● 4 - 6 対楽天 18:15 千葉マリン
23日(木) ○ 4 - 3 対楽天 18:15 千葉マリン
25日(土) ● 1 - 4 対ソフトバンク 13:00 ヤフードーム【55勝48敗7分】

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2007.08.24

東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルで夏休み

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シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに2泊しました。以前にヒルトン東京ベイや東京ベイホテル東急などで食事をしたことはありましたが、オフィシャルホテルに宿泊したのは初めてです。
夏休みを特別準備していなかったのですが、一休.comからプッシュメールでの案内があり予約しました。スタンダードツインルーム(40平米)にプラスしてキッズランド「トレジャーズ!アイランド」やガーデンプールが利用できるサマーオアシスパスポート付の会員限定スペシャルプライスでした。通常料金の半額だと思います。

このホテルが開業したのは1988年(昭和 63年)4月14日で19年になります。施設が古くなったためか独特の臭いがしました。12階にあるフレンチレストラン「ザ・サミット」のディナーも利用しましたが、客単価を上げるための変に癖のあるサービスをされました。特にワインが高すぎます。ボトルで8500円が最低料金でほとんどが1万円以上です。いまどきワインをありがたがって高い料金を支払う日本人はいるのでしょうか。ワインは止めて他の酒にしました。また、食後のお水は有料のため断りました。お水が有料なのは初体験です。

小さい子供を遊ばせる施設があるので今回選びましたが、サービスレベルは他のオフィシャルホテルと比べて落ちます。家族の評判は悪くなかったので、ファミリー向けとしての割り切ればお薦めできます。

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2007.08.23

シェラトンのキッズランド

シェラトンのキッズランド
7/20にオープンしたキッズランド トレジャーズ!アイランドで家族サービスです。

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2007.08.22

TDL

TDL
お目当ては「カリブの海賊」です。7/20にリニューアルしました。ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン・ジャック=スパロウが加わったマイナーチェンジといったところです。あまりにもジョニー=デップ似の作りで驚きました。常に40分待ちの長蛇の列でした。

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2007.08.21

千葉ロッテ対楽天(第107試合/TV観戦)

8-3で千葉ロッテが快勝。3連勝。

先発は千葉ロッテが小野晋吾投手。楽天が朝井秀樹投手。

小野投手、浅井投手ともに10mの強風のためか立ち上がりが不安定で1回にそれぞれ得点を許して、1-2。5回裏に千葉ロッテは福浦の犠牲フライで同点。6回裏には今江がタイムリーで3-2と逆転する。

小野投手の出来が良くないので7回表から早めの継投リレーになるのではと思ったが、続投となった。案の定、草野大輔選手から6号同点ソロアーチを浴びてしまう。楽天は同点に追いついたので7回裏は浅井投手の続投かと思われたが、2番手・渡辺恒樹投手に交代。いきなり先頭バッターの早川にデットボールしてしまう。福浦を三振に打ち取ったところで、3番手・山村宏樹投手に交代。サブローの打席で早川が盗塁してワンアウト2塁となった。判定はセーフになったが、アウトと判定されても仕方が無いタイミングで命拾い。ここでサブローがレフト線沿いにタイムリーツーベースを放ち、再び勝ち越し。続くオーティズもタイムリーツーベースでサブローがホームに帰り5-3とした。8回裏にはTSUYOSHIのタイムリースリーベース、早川のタイムリー、福浦のタイムリーツーベースで3点を追加して8-3とした。

一方、千葉ロッテは8回表に2番手・薮田安彦投手、9回表には荻野忠寛投手を継投させてそれぞれ3者凡退でシャットアウト。荻野投手は8/14西武戦で打たれた後遺症は全く感じさせなかった。

5点差ということで小林雅英投手を温存しておりリリーフ陣に余裕を感じる。


前回観戦してからの試合結果
21日(火) ○ 8 - 3 対楽天 18:15 千葉マリン 【54勝46敗7分】

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2007.08.20

今度は「ANAキッズらくのり」で出迎え

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先日、「ANAキッズらくのり」で送りましたが、今度はこちらが「ANAキッズらくのり」で出迎えました。

本日の羽田空港到着ロビーは非常に混在しています。「ANAキッズらくのり」のポスターと案内が掲載されており、出迎え用の用紙が置いてあります。書き方の見本を確認して記入して待ちます。子供を乗せた飛行機は予定を10分ほど遅れて到着しました。ともかく到着口ドアの前は人だかりで、いつ出てくるのかわかりません。到着のアナウンスがあってから30分後にやっと出てきました。係員が引率してくれてすぐにわかりました。準備した用紙を渡すだけで手続き完了です。係員の対応は的確で丁寧でした。

ところで他の便で目立ったのですが、出迎えが遅れるケースが何件かありました。その場合には係員がずっと付き添って一緒に待っていてくれました。当たり前ですが、親切な立ち振る舞いに感心させられました。子供だけで旅行させるうえで本当に安心できるサービスです。

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2007.08.19

日ハム対千葉ロッテ(第106試合/TV観戦)

0-2で千葉ロッテが勝利。2連勝。日ハム戦は2勝1敗で勝ち越し。

先発は日ハムがグリン投手。千葉ロッテが成瀬善久投手。

1回表にTSUYOSIがファーボールで出塁し、盗塁したところキャッチャー悪送球で3塁へ。早川大輔選手がライトへ犠牲フライで先取点。グリン投手からノーヒットで1点をあげた。

先取点をもらった成瀬投手はいつものように安定したピッチングで日ハムに付け入る隙を与えない。グリン投手も球審の判定にナーバスになりながら、千葉ロッテ打線を寄せ付けないが、7回裏にツーアウト2、1塁となったところで2番手・江尻慎太郎投手に交代。

8回表に江尻投手から早川が1塁線を破ってスリーベース。日ハムはここで3番手・歌藤達夫投手をワンポントで送るが、福浦和也選手がレフト前にタイムリーを放ち2点目とした。すぐさま4番手・押本健彦投手にスイッチされ抑えられた。

成瀬投手は9回まで投げ切り見事な完封勝利。11勝目(1敗)を上げた。千葉ロッテの中で一番安心できる球界を代表するピッチャーに成長した。ヒローインタビューは、もちろん成瀬で雰囲気に呑まれないように心掛けたそうだ。

西武と日ハム6連戦は4勝2敗で堂々の勝ち越し。気持ちの良い週末になった。
今江敏晃選手が2安打して復調の予感、今後に期待できる。

前回観戦してからの試合結果
19日(日) ○ 2 - 0 対日本ハム 13:00 札幌ドーム 【53勝46敗7分】

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2007.08.18

日ハム対千葉ロッテ(第105試合/Yahoo!動画観戦)

5-7で千葉ロッテが逆転で勝利。日ハム戦は1勝1敗のタイ。
日ハムは8連勝でストップ。

先発は日ハムが吉川光夫投手。千葉ロッテが小林宏之投手。

2回表に堀幸一選手のスリーベースで1点先取。今江敏晃選手がスクイズで2点目とした。2連続完封勝利しており好調が続いている小林投手は3回まで問題ない。昨日清水直行投手で0-5で負けたが、今日は楽勝とたかをくくっていた。

しかし、4回裏の日ハムの攻撃で先頭打者の稲葉篤紀選手に13号ソロホームランを浴びて一気に流れが日ハムに傾き4点も取られて2-4に逆転される。続く5回裏も先頭の稲葉にツーベースされ、続くセギノール選手のタイムリーで1点追加、2-5となる。

先制されたものの吉川投手は適度に球が荒れて千葉ロッテは打線が沈黙状態だったが、8回表にフォアボール無死1塁としてTSUYOSHIにツーボールとしたところで降板(欲をかいたヒルマン監督の采配ミス)、リリーフの切り札の2番手・武田久投手、3番手・マイケル投手を投入するものの千葉ロッテは一気に5点をあげて逆転に成功、5-7に試合をひっくり返した。

小林投手は6回裏まで投げ、7回裏には2番手・川崎雄介投手、8回裏には3番手・薮田安彦投手、9回裏には千両役者のこの人、4番手・小林雅英投手が必勝リレーで日ハムをシャットアウト。勝利投手は川崎投手で初白星。ヒーローインタビューが初々しかった。

粘り強さが生んだこの勝利は大きい。明日は成瀬投手で勝ち越しだ!!


前回観戦してからの試合結果
17日(金) ● 0 - 5 対日本ハム 18:00 札幌ドーム
18日(土) ○ 7 - 5 対日本ハム 13:30 札幌ドーム【52勝46敗7分】


【特記】
・昨日の試合は帰宅が遅くなって観戦できなかった。パ・リーグの1位と2位の試合にもかかわらず、ラジオで放送されなかった。巨人戦は3局も中継している。まったく放送界の人は何を考えているのだろう。巨人一辺倒だった時代から変化しているのだ。両リーグともにプロ野球界は真に注目すべき試合を身近なメディアで常に提供することを真剣に検討すべきだ。

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2007.08.17

映画『まわし蹴り』(お薦め度★★★)

監督、ナム=サングク。2004年韓国。英題『Spin Kick』。青春映画。出演、キム=ドンワン(ヨンゲク・番長)、ヒョンビン(ミンギョ・テコンドー部主将)、チョ=アン(マネジャー)、キム=ガスプ(ソク校長)、キム=ヨンホ(ソン=チュングン・ちびっ子テコンドー道場の館長)、パク=ジョンハク(コ監督)。映画界進出が待ち望まれていたK-POP界随一の人気を誇る“SHINWHA(神話)”のヴォーカル、キム・ドンワンの映画初主演作。

学園スポコンものとして王道を行く作品です。
韓国映画にしてはベタなコメディでは無く、リアルなコメディで好感が持てました。また、恋愛が強調される定番な物語と予想して観ていたですが、主人公の人間形成に焦点が当てられて納得いく内容でした。
本作もご他聞にもれずあいかわらず主人公は誰なのか曖昧なまま進行します。ミンギョ役のヒョンビンかなと当初は考えていたのですが、中盤からキム=ドンワンが主演であることが理解できます。中途半端な生き方をテコンドーで変えたいという若い頃に誰もが経験するほとばしる心情を、ストレートに表現しており素直に共感できました。
ちょっと残念に感じたのは、いよいよ雌雄が決する最後の試合のクライマックスシーンで期待した演出になっておらず、効果的でなかったところです。決定打の瞬間は非常に重要で映像的に決めて欲しかったと思います。

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2007.08.16

オフコース『i(ai) 』(MOOCS MUSIC STORE)

日本列島記録的な猛暑の中、秋を感じたいためにMOOCS MUSIC STOREでオフコースを購入しました。2006/12/6にリリースされたベスト・アルバム『i(ai) 』です。収録曲はCDでは32曲ですが、MOOCS MUSIC STOREの音楽配信では27曲で、5曲抜けています。以前m-floのアルバムを音楽配信で購入する際に報告しましたが、何故かCDと音楽配信は間引いているのに同一商品として販売するケースがあるようです。皆さんお気お付けください。

【『i(ai) 』CD収録曲】(○付数字はお気に入り/×は音楽配信されていない曲)

DISC 1
01. 愛を止めないで
02. Yes-No
03. 言葉にできない
04. 秋の気配
05. さよなら
06. めぐる季節
07. 水曜日の午後
08. 僕の贈りもの
09. 別れの情景(2)-もう歌は作れない-
10. 愛の唄
11. 眠れぬ夜
12. 夏の終り
13. 風に吹かれて
14. 思いのままに
15. 私の願い
16. 心はなれて

DISC 2
01. 僕等の時代
02. YES-YES-YES
③. 時に愛は
04. 愛の中へ
05. 哀しいくらい
06. せつなくて
07. 一億の夜を越えて
08. いくつもの星の下で
09. Christmas Day
10. I LOVE YOU
×11. 君が、嘘を、ついた
×12. 夏の日
×13. 緑の日々
×14. 君の倖せを祈れない
×15. 君住む街へ
16. 生まれ来る子供たちのために


久しぶりのオフコースですが良いですね。彼らのアルバム購入は2枚目になります。「さよなら」が大ヒットした後に発売された『We are』(1980/11/21)を確かリリース間もない頃にLPで買いました。オフコースにとっても代表作といえるアルバムでメンバー5人の最後となる1982/6/30武道館コンサートに向けてロック調なアレンジが加わった最高潮の楽曲が詰まっています。『i(ai) 』に10曲中7曲収録されています。


【『We are』CD収録曲】(○は『i(ai) 』に収録されている曲)
○01. 時に愛は
○02. 僕等の時代
03. おまえもひとり
04. あなたより大切なこと
○05. いくつもの星の下で
○06. 一億の夜を越えて
○07. せつなくて
○08. Yes-No
○09. 私の願い
10. きかせて


27年前になるのですね。
当時の俺は、人を好きになるのは得意で、人から好かれるのが苦手という恋愛下手な学生でした。好意を寄せられていながら、付き合うことのなかった彼女との苦い想い出があります。『We are』の一曲目「時に愛は」を聞くと必ずその頃のもどかしい気持ちが蘇ります。特に最後の「きかせて」は自分自身を肯定したいために離れていった人を回想しながら何度も繰り返し聞きました。残念ながら『i(ai) 』には収録されていません。

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千葉ロッテ対西武(第103試合/ラジオ→TV→Yahoo!動画観戦)

5-4で千葉ロッテの辛勝。
西武3連戦は2勝1敗で勝ち越し。2位に浮上。

先発は千葉ロッテが渡辺俊介投手、西武はギッセル投手。

渡辺投手は1回表は零点に押さえたものの、2回表1点、3回表はカブレラのスリーランを浴びてしまう。
千葉ロッテの攻撃は2回裏にベニーのタイムリーで同点、3回裏にサブローがタイムリースリーベースで2点追加して1点差の3-4に追い上げる。西武のギッセル投手を早々とKO。6回裏に2番手・山岸穣投手から里崎智也選手が犠牲フライで1点追加して試合を振り出しに戻した。

4回表から立ち直った渡辺投手はヒット1本を許しただけで好投を続ける。

7回裏にこの回から3番手・山崎敏投手を攻め、ワンアウト満塁とした。西武は4番手・岩崎哲也投手に交代。ここでサブローが「繋ぐ4番」として2本目のタイムリーを放ち5-4の勝ち越しとした。
得点が入ったので8回表から渡辺投手に代わって2番手・薮田安彦投手が登場し、先頭打者に死球してしまうが、後続を抑えた。そしていつものように9回表は守護神・小林雅英投手が、2安打を許すしてピンチになるものの強気の勝負球で押さえた。

ヒローインタビューは、渡辺投手とサブロー選手。昨日に引き続き同級生コンビでこちらは31歳同士。渡辺投手は6/3以来の勝ち星で7勝6敗。サブローは昨日で1000試合出場だった。


前回観戦してからの試合結果
16日(木) ○ 5 - 4 対西武 18:15 千葉マリン 【51勝45敗7分】

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2007.08.15

千葉ロッテ対西武(第102試合/ラジオ→Yahoo!動画観戦)

5-1で千葉ロッテの勝利。西武3連戦1勝1敗のタイ。

先発は千葉ロッテが久保康友投手、西武は松永浩典投手。

中盤から尻上がりに調子を上げた久保投手が6/13以来の勝利をあげ7勝5敗。しかも2年ぶりの完投勝利。1回表いきなり先頭打者にデットボールして4番カブレラのタイムリーで先取点を与えてしまう。3回までは高めにボールが浮いていたが、4回以降は低めにコントロールがされてナイスピッチングをみせた。

千葉ロッテは先制されて1回裏にサブローの犠牲フライで1点を取り同点とした。2回には竹原直隆選手の犠牲フライで1点追加の2-1で勝ち越す。3回裏から2番手・帆足和幸投手が好投し6回まで1点差の緊張した試合展開となる。7回裏に先頭打者の堀幸一選手がヒットで出塁し、今江敏晃が代走。次の竹原選手がバント失敗した後で4号ツーランホームランで4-1とする。竹原にとってマリンスタジアムで初ホームラン。8回裏には3番手・正津英志投手からベニーが10号ソロホームランで5-1と試合を決めた。

ヒローインタビューは、久保投手と竹原選手。二人は同期で27歳の同じ歳。竹原選手は初のお立ち台で「この気持ちの良さは癖になりそう」と嬉しそうで誇らしげな表情で語った。


前回観戦してからの試合結果
15日(水) ○ 5 - 1 対西武 18:15 千葉マリン 【50勝45敗7分】

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2007.08.14

千葉ロッテ対西武(第101試合/TV観戦)

3-4で千葉ロッテの惜敗。

先発は千葉ロッテが小野晋吾投手、西武は岸孝之投手。

小野投手は6回までは好投していたが、7回表の下位打線に対して甘い球を捉えられ、1-2と逆転されてしまう。代わった2番手・荻野忠寛投手がさらに打たれて1-4と傷口を広げてしまった。8回から3番手・神田義英投手が先頭打者から連続ファーボールでワンアウトも取れずに降板。4番手・川崎雄介投手が踏ん張り追加点を許さず9回も投げきった。

一方の西武の岸投手も4回裏に大松尚逸選手のソロホームランを許すものの好投した。7回裏にオーティズのツーランホームランで3-4と1点差に千葉ロッテが追いつき、やっとマウンドから引きづり下ろせた。9回裏は3番手・グラマン投手に対してツーアウト3、2塁でサヨナラのランナーを出すものの、福浦和也選手がレフトライナーに倒れて試合終了となった。非常に残念。

小野投手が打たれて、荻野投手を投入したのは間違っていなかった。まさか彼でさらに2点失うとは思いもよらない結果となってしまった。

今週の西武と日ハムと続く6連戦は非常に重要と感じる。出来る限り観戦して応援したい。


前回観戦してからの試合結果
5日(日) ○ 5 - 4 対日本ハム 18:00 千葉マリン
7日(火) ● 0 - 3 対オリックス 18:00 スカイマーク
8日(水) ● 2 - 3 対オリックス 18:00 スカイマーク
10日(金) ● 6 - 7 対楽天 18:00 フルスタ宮城
11日(土) ○ 3 - 0 対楽天 18:00 フルスタ宮城
12日(日) ● 5 - 6 対楽天 18:00 フルスタ宮城
14日(火) ● 3 - 4 対西武 18:15 千葉マリン【49勝45敗7分】

【特記】
9時半を回る試合となったので、試合終了後すぐにTV放映が終わることを見越して、Yahoo!動画も映したところ、2分ぐらい映像が遅れていることがわかった。ライブ配信だとばかり思っていたが、厳密には生放送ではなく「2分遅れの録画配信」なのだ。
何故このようなことをしているのかわからない。大した問題ではないが、ジャストタイムの生放送よりも若干のタイムラグが生じていていることで、同時に感動を味わえないところが少しだけ納得しがたい。

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2007.08.13

映画『オーシャンと11人の仲間』(お薦め度★)

監督・製作、ルイス=マイルストン。1960年米。犯罪映画。出演、フランク=シナトラ(オーシャン)、ディーン=マーティン(サム)、サミー=デイビス=Jr.(ジョシュ)、ピーター=ローフォード(ジミー)。2001年にジョージ=クルーニー、ブラッド=ピット主演『オーシャンズ11』としてリメイクされシリーズ化。8/10から第3作『オーシャンズ13』が日本で公開。

豪華キャストで注目を集めている大ヒットのリメイク版を観る前にオリジナルをチェックしました。大晦日の夜、送電線を爆破してラスベガスの5大カジノの金庫から一挙に大金を盗むという物語で、"シナトラ一家"が結集した豪華スター総出演の映画です。

平板な演出で脚本のキレが無く全くの期待外れです。ほとんど面白くありません。実行計画から予行演習に至るまで、終始薄っぺらで嘘っぽい様子で大きな犯罪が実行されるという緊張感は皆無でした。よりコメディに振った作風なら堪えられるところですが、ともかくダラダラとメリハリの無い展開で今の時代には通用しません。リメイクで脚光を浴びましたが、決して後世に残る映画ではないでしょう。

唯一興味が持てたのは半世紀前のラスベガスが映し出されていたところです。カジノが低層ビルでネオンなどの電飾が地味で、現代とは比べ物にならないほど街全体が暗かったことがわかりました。

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2007.08.12

映画『ふたつの恋と砂時計』(お薦め度★★)

監督、コン=ジョンシク。2005年韓国。英題『DADDY-LONG-LEGS(あしながおじさん)』。恋愛映画。出演、ハ=ジウォン(ヨンミ)、ヨン=ジョンフン(ジュンホ)、パク=ウネ(ヨンウ)、ヒョンビン(ヒョンジュン)、シニ(チョン)。児童文学でお馴染みの名作「あしながおじさん」をモチーフにピュアな初恋と切ない片想いの気になる2つの恋の行方を二重構造で綴った韓流ロマンチック・ラブ・ストーリー。

非常に残念な作品です。
物語の設定と構造は素晴らしく独創的でアイデアに富んでいます。韓国映画ならではの発想力でしょう。ラストの大どんでん返しは驚きました。しかし、編集でわかりにくく表現されているのと、物語そのものに現実味がありません。そのため作品の世界から離れて一旦頭で状況を繋げて考えなければならず、観ている側にとって少々しんどさがありました。また、ジュンホの性格付けを脚本で失敗しています。彼の行動も本作をわかりにくくさせた要因です。ヨン=ジョンフンが好演していただけに勿体無いほどの物足りなさを感じました。

ところでハ=ジウォンの恋愛ものは初めてです。時代劇(『デュエリスト』、ドラマ「チェオクの剣」)やホラー作品(『友引忌』、『ボイス』)で美少女度を高く評価してきましたが、ラブストーリーも悪くありません。ただし、どれも作品の評価は良くありません。作品の質には恵まれていないようです。

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2007.08.11

映画『僕の、世界の中心は、君だ』(お薦め度★★)

監督、チョン=ユンス。2005年韓国。恋愛映画。出演、チャ=テヒョン(スホ)、ソン=ヘギョ(スンウ)、イ=スンジェ(スホの祖父)、キム=ヘスク(スホの母)、ハン=ミョング(スンウの父)、パク=ヒョンジュン(ソンジン・スホの親友)、キム=ヨンジュン(スホの友人)、ソン=チャンウィ(スホの友人)、キム=シニョン(民宿のおばあさん)。日本で大ヒットした邦画『世界の中心で、愛をさけぶ』のリメイク作品。

ほとんど響きませんでした。そもそもオリジナルがピンと来ていないのでこんなものかなという感じです。唯一グッときたのは、エンドロープで流れた主題歌のメロディでした。これも平井堅「瞳を閉じて」をリメイクして韓国語でチャ=テヒョンが唄っています。
日本にはお馴染みのチャ=テヒョンとソン=ヘギョの組合せによる韓流テイストで別の作品として生まれ変わるかもしれないという期待感がありました。主演の二人が高校生役から演じており、それほど違和感はないものの少し無理がある高校生でした。それなりの雰囲気は出ていました。オリジナルと似ているところは少なく、物語の構成を踏襲して韓国映画らしい恋愛ものに仕上げています。本作を観てもオリジナルをほとんど意識させません。そのためでしょう主人公スホの恋愛よりも、祖父の実らなかった昔の恋人との話のほうが強く印象に残ってしまいました。オリジナルと本作はどっこいどっこいです。
チョン=ユンス監督作は『イエスタディ 沈黙の刻印』を観ていますが、本作のほうが評価できます。

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2007.08.10

単行本『NHK受信料を拒否して四〇年-貧困なる精神U集』

著者、本多勝一(ほんだ=かついち)。ジャーナリスト。
2007/7/10発行。株式会社金曜日。

NHKに対して痛烈で論理的な批判を個人的に続けている一貫したぶれない姿勢は本当に頭が下がります。40年にわたって実践してこられた根拠を検証しつつ、あらためてNHK受信料を支払うべきでないことを示しています。「NHK受信料支払い停止運動の会」共同代表の醍醐聰(だいご=さとし)氏との対談で、より具体的に徹底的に「NHK問題」の本質を洗い出しており、独りよがりになりがちな主張をできるだけ多面的に解析しようとするバランス感覚は学ぶべき手本です。
本書はNHK受信料を支払っている人も、支払っていない人も読んでおくべきでしょう。

さすがの巨人も今年76歳を迎えており、現役ジャーナリストとして老いに勝てないことを明言しています。一番最後に掲載されている「自然と人間」熊谷伸一郎(くまがや=しんいちろう)編集長との対談において、日刊新聞を出そうという野心を彼自身が中心になって進めることは無理だと語っています。

体制におもねるマスコミが台頭する中で、真のジャーナリズムを目指す真のジャーナリストの志が閉じられようとしていることが本当に残念でしかたありません。

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2007.08.09

1万円札をくずす方法

電子マネーが登場する以前であれば、コンビニや書店で何か小額のものを購入して1万円をくずしていましたが、現在はJRの「自動券売機」でSuicaに入金(チャージ)するようにしています。1万円札を入れて1000円だけ入金しすれば千円札9枚(9000円)のお釣りになります。

電子マネーの登場によって現金支払いをめっきりしなくなっているので、1万円まるまるの両替になりませんが、チャージと現金に手軽にくずすことができる最適な方法だと思っています。

Edyでは現金の入金(チャージ)をしたことが無くこの方法を考え付かなかったのですが、Suicaが登場したことによって思いつきました。

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2007.08.08

映画『グエムル -漢江の怪物-』(お薦め度★★)

監督・原案、ポン=ジュノ。2006年韓国。ホラー映画。出演、ソン=ガンホ(パク=カンドゥ)、ピョン=ヒボン(パク=ヒボン)、パク=ヘイル(パク=ナミル)、ペ=ドゥナ(パク=ナムジュ)、コ=アソン(パク=ヒョンソ)、イ=ジェウン(セジン)、イ=ドンホ(セジュ)、ヨン=ジェムン(ホームレスの男)、キム=レハ(黄色い服の男)、パク=ノシク(影・私立探偵)、イム=ピルソン(ナミルの同級生)。韓国で記録的大ヒットとなったモンスター・パニック巨編。

ほとんど面白くありません。
モンスターが登場する映画は、得体の知れない何者なのかというドキドキ感を煽るタメが定石です。しかし、この作品はいきなりエイリアンの魚版が出現するパニックものとなっており、何故かコメディタッチのシーンが所々にあるため緊張感が非常に弱くなっています。物語的にも首都ソウルの中央を横切る川の漢江(ハンガン)にもかかわらず、韓国人がモンスターと直接対峙することをせずに在韓米軍に牛耳られる設定は理解できません。例えば邦画がリメイクして東京の多摩川を舞台としたら、日本人が立ち上がらないストーリーは到底考えられません。さらに結末に至っては噴飯ものです。韓国内では受け入れられたかもしれませんが、他国では絶対に評価されないでしょう。

殺人の追憶』で並以上の才能を示したポン=ジュノ監督ですが、両作品ともにベースとなるリアリティが軽いのが気になります。

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2007.08.07

ドラマ「夏の香り」、今度は<韓国版>

ocyaraさん、感謝です。
お蔭様で韓国版「夏の香り」(全20話)を観ることができました。日本版にはまった者にとって、いつかは観賞しなければならないものでしたが、きっかけがありませんでした。あらためてDVDを購入する気になれず、どうすればいいかクヨクヨと頭の片隅で考えていました。今回ブログを通じてYahoo!動画で無料放映の情報を教えていただき、5~8月にかけて観ました。

すでに日本版を通しで2回観ています。1話あたりのべ4回は観たことでしょう。そのため韓国版の前半はほとんど日本版と変わらないので集中力が途切れそうになりました。後半から日本版でかなりカットされたシーンがあり、新たな気持ちで観続けました。日本版で説明不足に感じた部分が韓国版のオリジナルではしっかりと前後の説明があるため、納得してストーリーを理解できました。ただし、ocyaraさんの御指摘通り翻訳の悪さには閉口しました。

「冬のソナタ」のドロドロした物語と比べて、日本版「夏の香り」は当事者を中心に行ったり来たりを繰り返して質の違いを感じていたのですが、韓国版「夏の香り」は、かなり後半の人間模様は「冬のソナタ」同様にドロドロしていました。ほとんど同等のつくりだと思います。ユン=ソクホ監督は日本版に編集するさいに、ドロドロ感を軽減したようです。日本人には複雑な人間模様よりもシンプルに恋人同士に焦点を当てています。また、次の回に続くエンドに必ずサプライズなエピソードを入れています。かなりこれで"はまり度"が高まったと感じますので、作品としてのメリハリを最大限に生かす方向とアップテンポにして効果を上げる編集を日本版で行ったことがわかりました。

俺にとってWOWOWで放送された日本版がファーストコンタクトだったことが、まんまと監督の術中にはまったと言えます。韓国版で観ていたらこれほどのめり込んだかどうかはわかりません。物語の納得性の高いほうは間違いなく韓国版です。

シリーズ4作目「春のワルツ」は日本版「夏の香り」の延長線上で作られたと言えます。そのため韓国内では評価されなかったのではないでしょうか。日本では韓国以上に受け入れられたのではと思います。ただし、物語として引っかかる部分が少ないのでヒットしたとは言えないでしょう。

今回の韓国版「夏の香り」で、やっとユン=ソクホ監督の四季シリーズを観終えたと感じます。本当に3年間を楽しませてくれました。良いドラマに出会えて幸運でした。

【関連記事】
2004/ 6/26 韓国ドラマ『夏の香り』全18話の感想
2006/ 5/23 ドラマ「夏の香り」、再び

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2007.08.06

F1第11戦ハンガリーGP

ハンガロリンク。70周。

予選でマクラーレンにチーム内で大問題が発生。アロンソがピットに故意に留まり、ハミルトンが2度目のアタックラップを行うことができなかった。アロンソはポールを獲得したものの、FIAはペナルティとして6番グリッドからのスタートとし、マクラーレンに対してハンガロリンクで得たコンストラクターズポイントを剥奪した。マクラーレン・チームは直ちに国際控訴審に控訴した。

レースはハミルトンのポールtoフィニッシュ。今季3勝目。ライコネンは2位。アロンソは4位。マッサは13位。

8/5決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選1位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
2位 [予選3位]キミ=ライコネン(フェラーリ)
3位 [予選6位]ニック=ハイドフェルド(BMW)

15位[予選19位] 佐藤琢磨(スーパーアグリHONDA)
リタイア[予選15位] アンソニー=デビッドソン(スーパーアグリHONDA)

リタイア[予選22位] 山本左近(スカイパー)

スタートでライコネンが2位にアップ。ハミルトンとライコネンが後続を引き離す。F1復帰戦となるスカイパーの山本左近は4周目でタイヤバリアにクラッシュしてリタイア。1回目のピットストップの後、ハミルトンをライコネンが追い上げる。35周でコンマ6秒差。昨年のハンガロリンクの覇者ジェンソン=バトン(ホンダ)がリタイア。
残り24周で先にライコネンがピットストップしてコースに戻るが、ハミルトンの前に出られずハミルトンが安定した走りで逃げ切った。


<ドライバーズポイント>
1位 ルイス=ハミルトン 80pt
2位 フェルナンド=アロンソ 73pt
3位 キミ=ライコネン 60pt
4位 フェリッペ=マッサ 59pt

15位 佐藤琢磨 4pt

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2007.08.05

ドラマ「4400 未知からの生還者3」全13話

SF人間ドラマ。第3シリーズ。2006年6~8月全米USAネットワークで放映。WOWOWで4~7月放送。

出演、
<4400>を取り巻く人々
ジョエル=グレッチ(トム=ボールドウィン・NTAC)、ジャクリーン=マッケンジー(ダイアナ=スクーリス・トムの相棒)、ピーター=コヨーテ(デニス=ライランド・トムとダイアナの元上司)、リチャード=カーハン(マルコ=ペイセラ・トムとダイアナの同僚)、チャド=ファウスト(カイル=ボールドウィン・トムの息子)、ジェフリー=コムズ(ケヴィン=バーコフ・科学者)

<4400>
ビリー=キャンベル(ジョーダン=コリアー・4400センター設立者)、パトリック=フリューガー(ショーン=ファレル・カイルの従兄弟)、マハーシャラルハズバス=アリ(リチャード=タイラー・リリーの夫)、ローラ=アレン(リリー=ムーア・イザベルの母)、コンチータ=キャンベル(マイア=ラトリッジ・予知能力者)、メガリン=エキカンウォーク(イザベル・リリーの娘)、カリーナ=ロンバード(アラーナ=マレーヴァ・トムの妻)

第3シリーズのみどころ(WOWOWから引用)

第2シリーズ、4400(フォーティーフォーハンドレッド)の間で急速に広まった謎の病気は治癒されたが、政府の中に反4400勢力が潜んでいる可能性が浮上。少女マイア(コンチータ・キャンベル)が予知した“ 戦争"の意味は?

一方、4400を支配しようとしたジョーダン・コリアー(ビリー・キャンベル)はカイル(チャド・ファウスト)に殺されたと思われていたが、実は生きていた…!? ますますミステリアスに、スリリングに展開する新シリーズにご期待下さい。


#1「反乱分子」Wake Up Call Part 1
#2「新しい時代」Wake Up Call Part 2
#3「欺く影」Being Tom Baldwin
#4「誘拐」Gone Part 1
#5「顔のない少女」Gone Part 2
#6「死の天使」Graduation Day
#7「愛と疑惑」The Home Front
#8「過去から来た幻」Blink
#9「モンスター」The Ballad Of Kevin And Tess
#10「招かれざる客」The Starzl Mutation
#11「未来の福音」The Gospel According To Collier
#12「戦争の始まり」Terrible Swift Sword
#13「明日への旅」Fifty-Fifty

第2シーズンのマイヤの予言どおり、第3シーズンは戦争前夜が描かれています。主役は第2シーズンのラストで急に赤ん坊から大人に成長したイザベルです。第2シーズンまでは人類と4400をつなぐ貴重な存在でしたが、第3シーズンからは人類と4400を滅ぼす悪の存在として君臨します。かなり強力なウェポン(兵器)として存在しました。赤ん坊がそのまま外見が大人になったわけで、その無邪気な幼児性は何をしでかすかわからない不安定な怖さがありました。

これだけどんでん返しを繰り返しながらも、辻褄が合ってしまうドラマの構成力は尋常ではありません。中にはかなり前提として無理なところもありますが、物語が進行するに連れて納得させられてしまします。主要メンバーがいとも容易く死んでしまうという展開に、何でも起こりえる世界観が猛烈に突き進むので毎回がスリリングです。

次のシーズンからはダイアナが表舞台から外れるようですし、第3シーズンのラストでイザベルがメインではなくなりました。第4シーズンの情報は全く入っていませんが、コリアーが中心となることが予想され更に期待できると思います。


【関連記事】
2005/ 5/ 8 『4400 未知からの生還者【日本語吹替版】』(全6話)
2006/11/14 ドラマ「4400 未知からの生還者2」全13話

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2007.08.04

千葉ロッテ対日本ハム(第94試合/TV観戦)

18-3で千葉ロッテの圧勝。今シーズン最多得点で3連勝。
成瀬善久投手は10勝1敗。

ヒーローインタビューは成瀬投手と里崎捕手のバッテリー。里崎選手は5打数4安打4打点。2塁打3本。ホームラン1本。当たりに当たった試合になった。

先発は千葉ロッテが成瀬善久投手、日本ハムは金村曉投手。

1回裏ロッテの攻撃は、ツーアウトから福浦和也選手がソロホームランを放ってから金村投手は火の車、4回1/3で降板時に12失点。8回にも3番手・江尻慎太郎投手と4番手・押本健彦投手から6点をもぎ取り大量18点とした。
一方の成瀬投手は安定したピッチングで危なげない。しかし、6回に日本ハム高橋信二選手にツーランホームランを浴びた。7回から川崎雄介投手、8回は 薮田安彦投手(1失点)、9回は小林雅英投手が締めた。

前回観戦してからの試合結果
3日(金) ○ 2 - 0 対日本ハム 18:15 千葉マリン
4日(土) ○ 18 - 3 対日本ハム 18:00 千葉マリン【47勝40敗7分】

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「ANAキッズらくのり」利用体験記

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羽田空港で初めて利用しました。夏休みということで窓口は長蛇の列で30分以上並びました。さらに手荷物を預けるために別の窓口(二回も!!)に並び、空港に着いてから1時間以上も手続きに時間が取られました。

ANAキッズらくのりですが、誤解していました。
出発保安検査場前でANAの担当者が子供たちを誘導して機内に案内するものとばかり考えていたのですが、実際には親が「保安検査場通過証」を発行してもらって、搭乗ゲートに子供と一緒に入って見送れることが判明しました。搭乗ゲートには搭乗券を持った人しか入れないものだとばかり思っていたので、ちょっと驚きました。航空機に乗らないのに保安検査場に入るのは勝手が違います。

さて、子供を見送ってからどうすればいいのでしょう?
「保安検査場通過証」と一緒に渡されたチラシに次の記載がありました。

搭乗ゲートまでお見送りのお客様へ
ANAキッズらくのり、車椅子ご利用のお客様等のお見送りのお客様は、お見送り後、到着連絡口より到着ロビーへお進みください。

搭乗ゲートに到着連絡口があるのですね。新発見です。表示は結構目立つのに、今まで何度も通り過ぎているのに全く気付きませんでした。
航空機に乗らないのに出発ロビーから到着ロビーへと一周したのは初体験で、何となく悪いことをしているような変な気分でした。

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2007.08.03

映画『親指さがし』(お薦め度★)

監督、熊澤尚人。原作、山田悠介。2006年日本。ホラー映画。出演、三宅健(沢武)、伊藤歩(高田知恵)、松山ケンイチ(五十嵐智彦)、永井流奈(草壁綾)、尾上寛之(吉田信久)、品川徹(当時を知る老人)、佐野史郎(刑事)、手塚理美(由美子の母)。

低レベルの作品です。
ともかく監督の技量が弱すぎます。脚本と演出が悪過ぎました。台詞も行動も伴わない役者の動きには唖然とさせられます。主演の三宅健と伊藤歩は魅力が感じられません。三宅健については主役を張れるだけの演技力はありませんでした。折角の松山ケンイチを生かしていません。佐野史郎でさえも平凡な刑事役でした。登場人物の設定を失敗しており、あわせてミスキャストで傷口を広げていました。

ストーリーの展開は、編集の問題なのかスムーズな流れになっておらず、謎が解き明かされる重要なラストは別の作品を突然つなげたような違和感がありました。

熊澤尚人監督作は『ニライカナイからの手紙』を観ていますが、文芸作品もホラー作品もどちらも評価できません。

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2007.08.02

千葉ロッテ対楽天(第92試合/TV→Yahoo!動画観戦)

12-1で千葉ロッテの大勝。
清水直行投手は4勝7敗。今シーズン、マリンスタジアム初白星。
ヒーローインタビューは清水とオーディズ。オーディズは初お立ち台。清水は今シーズンマリンスタジアムで初お立ち台。

先発は千葉ロッテが清水直行投手、楽天は一場靖弘投手。

2回までに千葉ロッテが一場投手から4点を取り、早々とマウンドから引きづり下ろした。その後もサブローとオーティズが猛打賞で二人で9打点を上げた。オーディズの6回の4号2ランホームランは完璧な当たりで、ロッテ選手が放ったマリンスタジアムでのホームラン700本目となるメモリアルアーチとなった。

清水投手は2回に憲史選手からソロホームランを打たれるものの7回を投げきり、8回は荻野忠寛投手、9回は川崎雄介投手で押さえきった。

楽天の山崎武司選手にはがっかりさせられた。6回表の攻撃で3打席目にハーフスウィングを振ったと一塁塁審に判定されるとバッタボックズ上で塁審を激しく非難する態度を見せ、毒づいていた。結局三振となるが、ベンチに戻っても非難を止めない。非常に恥ずかしい態度だ。敵チームながらベテランとして頑張っているとエールを送っていたが、もう応援しない。

前回観戦してからの試合結果
8日(日) ● 1 - 4 対日本ハム 13:00 札幌ドーム
10日(火) ○ 7 - 0 対西武 18:00 グッドウィル
11日(水) ● 2 - 5 対西武 18:00 グッドウィル
12日(木) ● 3 - 5 対西武 18:00 グッドウィル
13日(金) ● 5 - 6 対ソフトバンク 18:15 千葉マリン
14日(土) - (中止)対ソフトバンク 18:00 千葉マリン
15日(日) - (中止)対ソフトバンク 13:00 千葉マリン
16日(月) ○ 5 - 1 対オリックス 13:00 千葉マリン
17日(火) △ 3 - 3 対オリックス 18:15 千葉マリン
18日(水) ○ 3 - 1 対オリックス 18:15 千葉マリン
24日(火) ● 2 - 8 対ソフトバンク 18:00 ヤフードーム
25日(水) ● 3 - 10 対ソフトバンク 18:00 ヤフードーム
26日(木) ● 3 - 4 対ソフトバンク 18:00 ヤフードーム
28日(土) ○ 6 - 2 対日本ハム 13:00 釧路
29日(日) ● 3 - 4 対日本ハム 13:00 帯広
31日(火) ● 7 - 11 対楽天 18:15 千葉マリン
1日(水) ● 0 - 1 対楽天 18:15 千葉マリン
2日(木) ○ 12 - 1 対楽天 18:15 千葉マリン【45勝40敗7分】

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2007.08.01

映画『盗られてたまるか』(お薦め度★★★)

監督、イム=ギョンス。原作、斉藤ひろし。2002年韓国。アクション・コメディ映画。出演、 ソ=ジソプ(チェ=ガンジョ・プログラマー)、パク=サンミョン(コ=サンテ・公務員)、ソン=ソンミ(コ=サンテの妻)、キム=インムン、パク=クァンジョン、キム=チャンスク、チェ=スルギ、キム=ソク。邦画『とられてたまるか!?』(1994)のリメーク作品。萩庭貞明監督、出演は武田鉄矢、田中美佐子、明石家さんまで映画化された。

久しぶりに面白い韓国映画でした。
最近の作品ではなく5年前に作られており、日本に紹介されたのが「韓流シネマ・フェスティバル2006プレミア」ですから公開までに時間がかかっています。

何んといっても予定調和でない脚本は楽しめます。邦画のように途中である程度流れが読めてしまわないところが、韓国映画の大きな魅力です。真の主人公が誰なのかは最後になってからわかってくるナンセンスさは笑えました。オリジナルを観ていませんが、本作のほうが巧妙さは上回っているのではないでしょうか。

いろいろな仕掛けや伏線を用意していますが、実はあまり主題に関係の無いエピソードだったりと肩透かしも中途半端ではありません。このおバカ加減は絶対に日本映画では味わえないものだと思います。ソ=ジソプが軽妙に演じており、意外性というか予想できない展開にはまりました。

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