F1第15戦日本GP
富士スピードウェイ、67周。1976、77年に開催され30年ぶり3回目。
4強対決はクライマックスへ。予選も決勝も雨となった大混戦の日本GPを制したのはハミルトン。アロンソはリタイア。ライコネン3位、マッサ6位。
9/16決勝(雨/ウェットコンディション)
優勝[予選1位]ルイス=ハミルトン
2位 [予選12位]ヘイキ=コバライネン(ルノー)
3位 [予選5位]キミ=ライコネン(フェラーリ)
15位[予選21位] 佐藤琢磨(スーパーアグリHONDA)
リタイア[予選19位] アンソニー=デビッドソン(スーパーアグリHONDA)
12位[予選22位] 山本左近(スカイパー)
雨でコースが悪いためセーフティカースタートとなる。2周目を終えたところで4位のマッサがタイヤ交換でピットストップ。3周目にはライコネンも同様にピットストップ。いきなりフェラーリ勢がタイヤ選択を誤って順位を下げてしまう。各マシンが跳ね上げる飛沫でウォーターバリアとなって視界が悪く前がほとんど見えない。雨模様は改善することなく、20周目からレースが開始された。これほど長いセーフティカーの導入は初めてではないだろうか。1位ハミルトン、2位アロンソの順。マッサと絡んだアレクサンダー=ブルツ(ウィリアムズ)がリタイア。次の周ではセーフティカー導入時にマッサが追い越しをしたためにドライブスルーペナルティ。23周目に佐藤琢磨が2回目のピットストップ。フロントウィングを交換して走り出そうとした矢先にこぼれた燃料から炎が出るがピットレーンを走っている途中で鎮火し、コースに復帰。28周目にアロンソがピットイン。たっぷり給油をしてワンストップ作戦の模様。翌周にハミルトンも同様の作戦に出る。34周目にニック=ハイドフェルド(BMW)がアロンソを抜いて7位に浮上。アロンソのマシンの右翼短板が壊れている。42周にアロンソがクラッシュでリタイア。再びセーフティカーが入る。
49周目から再スタート。1位ハミルトン、2位コバライネン、3位マッサの順。54周目にラルフ=シューマッハ(トヨタ)がピットに戻りマシンを止める(リタイアと思われたが残り4周でレースに戻る)。57周目にライコネンがデビッド=クルサード(レッドブル)を抜いて4位に浮上。59周目にマッサが4回目のピットストップで8位に順位を落とす。ライコネンが3位にあがり、コバライネンを猛烈にプッシュするが、コースアウトを繰り返し追いつくことができない。
このままの順位でフィニッシュ。ハミルトンはポールツゥウィンで4勝目。アロンソとのポイントを12とした。ほぼ年間チャンピオンを手中にした。雨でもこれほど安定して強いとは恐るべきルーキーだ。
<ドライバーズポイント>
1位 ルイス=ハミルトン 107pt
2位 フェルナンド=アロンソ 95pt
3位 キミ=ライコネン 90pt
4位 フェリッペ=マッサ 80pt
15位 佐藤琢磨 4pt
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