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2007.10.06

映画『ダ・ヴィンチ・コード』(お薦め度★★)

監督、ロン=ハワード。原作、ダン=ブラウン。2006年米。ミステリー・サスペンス映画。出演、トム=ハンクス(ロバート=ラングドン・ハーバード大学教授)、オドレイ=トトゥ(ソフィー=ヌヴー)、イアン=マッケラン(リー=ティービング)、アルフレッド=モリナ(アリンガローサ司教)、ジャン=レノ(ベズ=ファーシュ)、ポール=ベタニー(シラス)、ユルゲン=プロフノウ(ヴェルネ)、エチエンヌ=シコ(コレ警部補)、ジャン=ピエール=マリエール(ジャック=ソニエール)。

ダメダメです。ほとんど内容が理解できませんでした。
殺人事件とキリスト教の関係がさっぱりわかりません。したがって、そもそもの殺人の動機から結末まで雲を掴むような状態でした。出だしで主人公が容疑者として警察から追われるのですが、途中から犯人扱いされなくなったのがわかりませんし、キリスト教をめぐる人類史上最大の謎解きが映画の登場人物で完結しているのも全く理解できません。そんな狭い人間関係で成り立つのはナンセンスです。原作は世界的なベストセラーになったということで何かしら期待していたのですが、ただただわからない物語に振り回されただけでした。
ロン=ハワードといえば前作『シンデレラマン』という素晴らしい作品をつくっています。TVドラマ「24(TWENTY FOUR)」の製作総指揮もしており、脂がのっている監督でさえもこれほど訳がわからんものにしか出来なかったのは、原作者のダン=ブラウンが製作に加わっていたからでしょうか?

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コメント

こんにちは。

ご無沙汰しています。

この映画は完全な失敗作ですね。

まぁ、ベストセラーが出ると一定の売り上げが見込めるのですぐどこかが版権を買って話題が消えないうちに映画化というパターンになっていますが、やはり観る側からするとしっかり作って欲しいというのはありますよね。

でも小説を90分程度の映画にする過程で膨大な量の情報を、どんどん切り捨てていくという作業は免れないわけでいたしかたないのかな、と。

宮部みゆきの『模倣犯』でも森田監督が作った映画が

かなりの批判を受けましたが、どうせかなわないのなら

こんなにしちゃえという開き直りを感じました。

まだ帯ドラマでやったほうが丁寧に描けたのかなと思います。


で、『ダヴィンチ・コード』ですが、

結局監督としては原作を壊すか忠実に仕上げるかになるのですが、この作品は後者。

忠実に描いています。

そのためかなり不完全な虫食い映画となっています。

欧米人のように一神教の(この場合キリスト教)が

きちんと生活の中にまでキチンと染み渡っている土壌であれば衝撃的なことなんでしょうが。

多神教で宗教が生活にとけこんでいない日本人には???の部分が多いというか、別に”ああそうか”くらいの徳川埋蔵金とかの類の歴史推理モノくらいの感覚なんじゃないでしょうか。


ホラー映画『死霊喰』もヨーロッパで一部上映禁止のふれこみでしたが、

日本人の私からすると???別に恐くないわけです。

同じような嫌悪感を味わうとしたら日本人だったら

『天皇』を扱うしかないでしょうね。

横道それましたが、そんな欧米でベストセラーの輸入ですから原作も面白くありません。

元々パズル系の小説家らしいので

実在の秘密結社とキリストは結婚していたという証明されていない論の一発ネタなのであとはただの出来の悪いサスペンス。しかもご都合主義の集大成なのでリアルな危機感がない。かならず助かってしまう。

キリスト教に関する膨大なウンチクも描かれているので

聖書を読んでいなかったり宗教に興味がない人にはつらいかも。


その出来損ないの小説を映画で虫食いにしたのですから

・・・。

ましてパズル系?

アルファベットのパズルなんて英語に弱い私には・・・?でした。

映画ではもちろん時間がありませんから、

ドンドン自分で解いていってしまいますね(笑)

観ている人に考える間も与えません。


ここまで書いて何で観たか?

小説に出てくるさまざまな絵画を見たかったのと
(肩透かし食った)

アメリの女優が見たかったからだけです。


好みなんで(笑)

すいません連休なんで長々と書き込んでしまいました。

投稿: 100円本 | 2007.10.07 11:40

>100円本さん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。

いろいろな原作についてお詳しいですね。
原作に忠実な作品だったのですね。
これだけ話題のあった映画でしたが、ほとんど感心させられる内容はありませんでした。サスペンスなので物語の行方は気になったものの、何が何だかわからず仕舞いでした。

>ドンドン自分で解いていってしまいますね(笑)
>観ている人に考える間も与えません。

そうなんですよ。
テンポが良過ぎてチンプンカンプンで参りました。
大作なのにこれほど残らない映画も珍しいです。(笑)

投稿: erabu | 2007.10.07 23:45

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